諏訪山岳会公式ブログ

諏訪地域の山好き、クライミング好きが集まって、ウラヤマからヒマラヤまで四季を通じてオールラウンドに活動しています。

南アルプス 大井川源流

2023年11月18日 | その他

山行日:2023年11月3日~5日

メンバー:M島、nami

9月に計画したものの天候不良で中止、11月の連休では寒いかと思いましたが、季節外れの暖かさと好天に恵まれ充実した山行となりました。

<歩いてきた大井川源流を振り返る>

 

1日目:大門沢登山口5:00 → 大門沢小屋8:30 → 大門沢下降点13:30 → 池ノ沢下降点15:10 → 池ノ沢池(幕営)16:50

ゲート前に車を停め、まだ暗い中を歩き始める。

朝日が差し込むと紅葉がきれい、大門沢小屋までは快適な林の中。

今日登る山の稜線が見え始めた。

睡眠不足と暑さ水分不足の影響かnamiはかなりバテテいて、1時間に一回の休憩が、40分に1回…20分に1回…と、なかなかペースがあがらない。M島さんに励まされ、なんとか大門沢下降点に到着。

主稜線を広河内岳方面へ。

2日後は農鳥岳を越えて戻ってくるんだなあ。

広河内岳の頂上を少し越えた辺りから登山道を離れ、池ノ沢へ下降開始。

ガレ場を下りハイマツの藪を漕ぐと、ダケカンバとコケの池ノ沢源頭部。

水が出てきて30分程で本日の幕営地、池ノ沢池へ到着。池は干上がり気味でちょっと寂しい雰囲気でした。

日は落ちていたので急いで水を汲み、テントの中に入った時にはもう外は暗闇の世界でした。

 

2日目:幕営地6:10 → 大井川東俣8:40 → 魚止ノ滝12:40 → 三国沢&農鳥沢出合(幕営)15:00

うす氷の張った池を出発、池ノ沢を下る。池から下は倒木を乗り越え、ガレ場を横切り、廃道らしき道をたどったり、でした。

 

2時間30分程でようやく憧れの大井川に到着!紅葉がきれい。

広い河原を歩きながら、最初の渡渉ポイントで沢靴に履き替える。

ずっと水につかるのは辛いので、基本は石の上や森の中を歩きました。

水がとってもきれい、魚の姿も何度も見かけました。

魚止ノ滝  簡単に巻けられます。

乗越沢との出合を過ぎると、沢登りっぽくなってきました。

間ノ岳の見える、三国沢と農鳥沢出合の台地に幕営しました。

今日は日の入りまで時間があったので、焚火をして濡れた靴や靴下を乾かし、大井川源流の夜を楽しむことが出来ました。

 

3日目:幕営地5:50 → 登山道クロス地点7:30 → 農鳥小屋9:00 → 農鳥岳11:30 → 大門沢登山口19:00

明るくなり始めたころ大井川の最初の一滴を求めて出発。

2,650m付近で一旦水流が無くなる、源頭としよう!

カール地形、農鳥小屋と三国平方面をつなぐトラバース道が見える。

標高2,750Mで登山道に出ました。

歩いてきた大井川東俣から三国沢を眺めながら歩きます。

農鳥小屋と農鳥岳が見えた。

三国沢とトラバース道。

昨日下った広河内岳と池ノ沢方面。

農鳥岳までやってきた、今日も良い天気。

12時30分、ようやく大門沢下降点。

大門沢小屋を過ぎる頃には薄暗くなり、ヘッドライトのお世話になりながら登山口へ。今日は13時間行動、最後は気力で歩きました。

大井川源流を訪れることが出来、最高の3日間になりました(*^_^*)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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