トムソーヤの冒険(瑞牆山本峰南壁)
日時:2020年8月15日
メンバー:U山-O石、F見-T嬢-岩ひばり
木登りあり・・・
洞窟あり・・・
クラックあり・・・
そして頂上へ・・・
冒険の旅、行くでしょ!!
<タイムスケジュール>
7:30富士見平小屋-8:30取りつき9:30-14:30頂上
<アプローチ>
富士見平小屋から一般登山道を進む、左手に大やすり岩、右手に本峰が見えてきたら、登山道の右手に赤テープ他、幾つか古いテープが幹に巻き付けてあるところを右に入る。うっすら踏み跡あり、岩の基部から離れないよう廻り込んでいくと10分位で二つ目の洞窟前が取りつき。
<トムソーヤの冒険 7P>
瑞牆山 本峰下部左岩峰洞穴ルートからだるまフェースをつなぎ、最後は岩稜帯から瑞牆頂上へ。
1P 20m Ⅲ
正面の洞窟に入らず左壁の木から岩に取りつく。いつも濡れているのか、落葉松の落ち葉を踏みしめ滑らないよう右上し、洞窟前の灌木でビレイ。
2P 15m Ⅳ+
ヘッデンを点け洞窟に入る。右手にワイドクラック、左に細いクラックの両方にカムを決め、立体的に上がっていく。長くはないが上りにくい。フォローは、ザックは先にあげてもらったほうが楽しく?登れる。
3P 5m Ⅴ-
洞窟の出口上のチョックストーンを木登り交えて左上へ、木でビレイ。
4P 凹角30m Ⅳ+ 5p 15m Ⅲ (洞穴ルート終了) 歩き
達磨フェースの基部まで左上するよう登っていく。岩壁の前がテラスになっているので、低灌木でビレイ。
7P 15mハンド+5mトラバース+5mフィスト 5.8?
岩壁中央に綺麗なハンドクラック、これ、間違いなく登るでしょ!左の細いクラックは、昔の人工ライン、右に回り込めばⅣ級のラインがあるのかもしれないが、引き込まれるように快適なハンドクラックへ。
登り切った先にピナクル、ここに残置のスリングあり。え!これでクライムダウン?10m以上、下がったところはルンゼ状になっていて、目の前にハンドからフィストサイズのクラックが走る。結局、2mくらい左下にクライムダウンし、恐怖のトラバースからフィストクラックに取りつく。ロープの流れが悪いし、ハンドからフィストまで一気に登ると、ビレイヤーから、全く見えないうえ、フォローは支点がないので恐ろしいの一言。残置がな無くなっている可能性があるので捨て縄、捨てビナを用意していきましょう。
下まで懸垂下降すればフィストクラックの左側がルンゼになっていて、ここを回り込んでもビレイ点につく。ビレイ点は、岩で工作した。
8~9P 30m Ⅱ 岩稜帯
岩稜帯を気持ちよく上がり、頂上へ。
(一番おいしいピッチ、恐縮です~汗 by T嬢)
山頂では一般登山者に驚かれ、注目されました。
<装備>
1パーティー:50mダブルロープ2本 カム#0.5~4 2セット #5・6 各1本
アルパインヌンチャク、長スリング、捨てビナ・捨て縄、ヘッデン忘れずに。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます