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ちょっとしたメモです。

2006Jリーグ ヤマザキナビスコカップ Aグループ 第3日 アビスパ福岡戦

2006年04月30日 | 試合
圧倒的な勝利 ~ナビスコ杯予選・アビスパ福岡戦~


2006Jリーグ ヤマザキナビスコカップ Aグループ 第3日 アビスパ福岡戦

日時:2006年4月26日 19:00キックオフ 場所:東平尾公園博多の森球技場


天候:雨 気温:12℃ 観衆:7614人


審判:上川 徹 副審:唐木田 徹 村上 孝治 第4の審判:今村 亮一


アビスパ福岡 Team 浦和レッズ


1 Score 3

4-4-2 Formation 3-6-1

スターティングメンバー

GK (25)岩丸 史也 (23)都築 龍太 GK

DF (24)平島 崇 (19)内舘 秀樹 DF

DF (19)長野 聡 (4)田中 マルクス闘莉王 DF

DF (5)千代反田 充 (20)堀之内 聖 DF

DF (21)山形 辰徳 (14)平川 忠亮 MF

MF (7)宮崎 光平 (7)酒井 友之 MF

MF (6)布部 陽功 (17)長谷部 誠 MF

MF (15)吉村 光示 (16)相馬 崇人 MF

MF (14)古賀 誠史 (18)小野 伸二 MF

FW (18)有光 亮太 (6)山田 暢久 FW

FW (20)林 祐征 (9)永井 雄一郎 FW


サブメンバー

GK (16)神山 竜一 (1)山岸 範宏 GK

DF (4)金古 聖司 (3)細貝 萌 DF

DF (33)安田 忠臣 (25)赤星 貴文 MF

MF (11)山形 恭平 (15)千島 徹 MF

MF (31)本田 真吾 (12)黒部 光昭 FW

FW (17)川島 眞也 (30)岡野 雅行 FW

FW (29)釘ウ 康臣 (34)エスクデロ FW


試合データ
≪得点≫
浦和:18分/小野伸二、27分/永井雄一郎、38分/平川忠亮
福岡:83分/有光亮太

≪交代≫
浦和:※45分/堀之内→細貝、73分/山田→赤星、77分/長谷部→黒部
福岡:※45分/岩丸→神山、千代反田→金古、70分/林→川島

≪警告≫
浦和:15分/堀之内、75分/相馬
福岡:65分/長野、66分/林

ヤマザキナビスコカップ予選、ここまで2戦全勝中の浦和レッズは、3戦目・アビスパ福岡戦を迎えた。今月3度目の対戦となる今夜の一戦は、舞台をアビスパ福岡のホーム・東平尾公園博多の森球技場に移し、開催された。
浦和レッズは、前試合のリーグ第9節の清水エスパルス戦において、2人の退場者を出した。
今日の試合、坪井慶介とポンテが出場停止だ(うち、ポンテはリーグ第10節・大宮アルディージャ戦も出場停止となる)。
また、ワシントン、鈴木啓太、三都主アレサンドロの主力3選手もケガや体調不良により、万全な状態ではないため、ギド・ブッフバルト監督は欠場を決断した。
リーグ戦、ホーム・さいたま市浦和駒場スタジアムで行われたナビスコカップ予選・第2日とはまた違う顔ぶれで試合のキックオフを迎えた。

それでも選手たちは『自分たちのサッカーをやれば、勝てる』という自信を胸に戦った。
代わって出場した相馬崇人やケガから復帰した小野伸二、永井雄一郎が持てる力を十二分に発揮し、このチームの魅力である攻撃を支えた。
指揮官も、永井を1トップ気味に位置させ、トップ下にはキャプテンの山田暢久と長谷部誠を起用した。
足首のケガから4試合ぶりの復帰となった小野伸二は、ボランチに入り、酒井友之と組んだ。
複数のポジションをこなせる選手が数多くいる、これこそが浦和レッズの強みだ。
試合は立ち上がりから浦和レッズがゲームの主導権を握る。
前線からの守備と出足の早さでスムーズな攻撃を展開。
1人1人のシュートへの意識も高く、ミドルレンジから小野、酒井が積極的にシュートを放っていった。流れの中からサイド、中央、そして、サイドとボールを動かす。

迎えた同18分、左コーナーキック。
このチャンスを小野が決めて先制点を得ると、完全に浦和レッズペース。
相手の攻撃は1度、2度。
アグレッシブな動きで圧倒し、福岡の守備力を上回る多彩な攻撃を仕掛けた。追加点が欲しい時間帯になった同27分、復帰組の1人、永井雄一郎が魅せた。
中央で味方からのパスを受けると、フェイントで相手をかわし、冷静にゴールマウスをとらえた。チームメイトの手荒い祝福を受けると、永井は自分を信じて先発で起用してくれたギド・ブッフバルト監督が待つベンチにむかって、小さくガッツポーズをみせた。嬉しい、嬉しい追加点。
続く同38分には、平川忠亮が右ペナルティエリア付近から放ったシュートがゴールマウスへとすい込まれた。
これで3対0。その後も先制点のキッカケとなったコーナーキックなどからチャンスを作った。決めるべきチャンスをきっちりとモノにし、前半のうちに大量リードした。

後半に入り、開き直ったアビスパ福岡が失点を恐れずに前へと出てきた事で前半ほどの攻撃は影をひそめたが、それでもバランスを崩すことなく、守備をしていた。しかし、最後の最後で集中が切れてしまったのか、浦和の右サイドをやぶられると、ニアに福岡FW有光に飛び込まれて、1失点。
完封勝利とはならなかったが、敗戦から気持ちを切り替えて、実力で勝利をもぎとった。

~ギド・ブッフバルト監督記者会見~

前回の試合で負けたので、今日は勝ちたいという強い気持ちで臨んだ。
選手もピッチで気持ちを出してくれた。
順当な勝ちだ。というのも、今日はコンパクトな陣形でパスをつなぎ、サイドから攻める事ができた。
堀之内の交代は、イエローカードを前半のうちにもらっていたので危ないと思い、代えた。後半は前へ慌てるのではなく、ポゼッションを重視した。相手の攻撃は怖くはなかったが、失点した。
山田と長谷部の交代は、次の大宮戦に備えて。
小野は良かった。良いパフォーマンスを見せた。
永井は大ケガから復帰して持ち味を出してくれた。満足だ。

選手コメント

≪キャプテン・山田暢久≫
勝てて良かった。それだけです。良い時はサイドから良い攻撃ができる。今日は自由に出来た。永井が入り、タメもできてサイドを使えたんだと思う。だいぶみんなゴールを奪えるようになった。後半は疲れもあったが、失点はいらない。先制点のシーンは、僕もゴール前につめていたが触れなかった。小野伸二のゴールになっていますが、あれは絶対に相手が触っている(笑)。間違いなくオウンゴールです(笑)

≪内舘秀樹≫
とにかく前回負けていたし、(予選突破のためにも)今日は勝点3が必要だった。そのためにもしっかりと守りに集中した。最後の失点場面は、僕はオフサイドだと思っている。自分としては納得のいかない失点だ。とにかく今日は(勝点)3が取れて良かった。





≪田中マルクス闘莉王≫
失点場面はオフサイドになるかなと思ったら、取ってくれなかった。前半は素晴らしいサッカーだった。1人1人がボールを持ちすぎず、パスを簡単にまわした。やっていて楽しいサッカー、この結果は当然。自分のゴールのチャンスもあったが、自分のゴールよりもゼロにおさえたかった。前回の試合で負けていたので、今日は最初からガツガツといこうと、そしてリーグ戦につながる形でやろうと思ってプレーしていた。きれいに勝ちにいくサッカーができた。伸二(小野)は展開力がある。まだ100ではないと思うが。アイツはやってくれなくちゃ困る。後ろからガンガン言ってやらせなきゃ。アイツがやれるように、良い雰囲気を作っていきたい。

≪堀之内聖≫
カウンターは警戒していたが、受けたシュートは1回、2回だけ。今日は取るべきところで取れた事が勝因。良い流れだった。ハーフタイムでの交代は、前半にイエローカードをもらっていたので危ないという事で交代となった。自分はまだまだやりたかったが、そういう説明を受けた。今日は雨で滑る事はなかったが、ボールが走っていた。パスはつながりやすいが、ボールコントロールは難しそうだった。今日は相手が悪かったのではなく、自分たちが良かった。





≪平川忠亮≫
今日はボールも走り、よく動かす事ができた。伸二がボランチにいたので落ち着いたんだと思う。アイツが基点になり、チャンスが増えた。前半は良かったが、後半は簡単にボールを失ったり、ミスで失う事が多かった。攻め疲れもあったと思うが、前半のように簡単にできていればもっと良かった。

≪長谷部誠≫
今日は正直、相手が相手。パスがつなげていなかったし、そこを狙って高い位置でボールを奪い、攻撃を仕掛ける事ができた。前半はその分、楽に試合を運べた。今日は僕がいつも前でやりたがっているのを受けてか、監督の指示で前で自由にやらせてもらった。伸二さんが後ろでゲームを作ってくれていたので、僕はゴールに絡むプレーを意識していた。交代で休ませてもらったので、次も僕は大丈夫。ただ、中2日だし、体調をしっかりと整えていきたい。





≪相馬崇人≫
前半3点取る事ができて、後半に入って足が止まってしまった。もっと簡単にボールを回せていればよかった。相手が4-4-2だったという事もあり、サイドを上がると、常にディフェンスが2枚いた。勝負するのか、下げるのか、もっとバランスを考えてやれれば良かった。最初の方は全て勝負してしまい、当たってばかりだった。後半は良くないが、前半は楽しかった。みんな笑いながらプレーしていた。ああなると、浦和はやっぱり強い。後半は運動量の問題かな。

≪小野伸二≫
前半は思ったとおり、得点につなげる事ができた。後半は相手のペースになり、ミスも多く、反省点がある。納得のいく勝利ではない。今日はボランチ。あそこでボールコントロールして、チームもコントロールするようにプレーした。久しぶりの試合、プレッシャーの少ないポジションで慣らしていくという意味もあった。良かったと思う。自分が良い時はボールに数多く触れる。今日は久しぶりの試合だったし、飛ばした。先制点はラッキーなコーナーキックでラッキーなゴールだった。相手には痛い失点だったと思う。ダービーは大事な試合。勝点3が取れるように、今日から良い準備をしたい。足は大丈夫。





≪永井雄一郎≫
何よりも今日はゲームを楽しめた。1トップは経験はすくないが、ゼロではない。ボールが良く動いていたので、動き出しやすかった。1トップというポジションを変に強く意識しすぎずにできた。ゴールの場面は、リハビリ明けの練習とかで小さなゴールにむかって決めていた。自信を持ってできた。







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