φ(.. ) 

ちょっとしたメモです。

ここはやはり鬼門だった… 2ヶ月ぶりの敗戦

2007年01月19日 | 試合
ここはやはり鬼門だった… 2ヶ月ぶりの敗戦


2006J1リーグ 第29節 ジュビロ磐田

日時:2006年10月28日 14:05キックオフ 場所:ヤマハスタジアム


天候: 晴れ 気温22度   観衆:16162人


審判:主審:高山 啓義 副審:山口 博司 中込 均  第4の審判:村上 伸次 


ジュビロ磐田 Team 浦和レッズ


3 Score 2

4-4-2 Formation 3-5-2

スターティングメンバー

GK (1)川口能活 (1)山岸 範宏 GK

DF (33)犬塚 友輔 (2)坪井 慶介 DF

DF (5)田中 誠 (20)堀之内 聖  DF

DF (2)鈴木秀人 (5)ネネ DF

DF (27)上田 康太 (14)平川 忠亮 MF

MF (17)太田 吉彰 (13)鈴木 啓太 MF

MF (8)菊地 直哉 (17)長谷部 誠 MF

MF (25)ファブリシオ (8)三都主アレサンドロ MF

MF (23)福西 崇史 (6)山田 暢久 MF

FW (18)前田 遼一 (18)小野 伸二 FW

FW (22)カレン ロバート (21)ワシントン FW


サブメンバー

GK (31)松井 謙弥 (23)都築 龍太 GK

DF (4)茶野 隆行 (19)内舘 秀樹 DF

DF (20)金 珍圭 (16)相馬 崇人 MF

MF (6)服部 年宏 (7)酒井 友之 MF

MF (28)船谷 圭祐 (30)岡野 雅行 FW

MF (11)西 紀寛 (9)永井 雄一郎 FW

FW (9)中山 雅史 (11)田中 達也 FW


≪得点≫
浦和:後半3分 25分・ワシントン
磐田:前半2分・犬塚友輔 前半6分・カレン ロバート 後半7分・福西 崇史
≪交代≫
浦和:ハーフタイム/DF坪井→MF相馬 
   後半29分/FW小野→FW永井
   後半29分/MFアレックス→FW田中
磐田:後半21分/FWカレンロバート→DF金 
   後半31分/MF福西→DF服部
   後半43分/DF犬塚→DF茶野

≪警告≫
浦和:前半39分/ワシントン 前半18分/ネネ
磐田:前半8分/福西 前半44分/菊池 後半14分/ファブリシオ
   後半41分/服部 後半44分/金

出鼻くじかれた序盤

出場停止の闘莉王に代わり、堀之内が中央センターバックに。ケガから復帰の坪井とネネが最終ライン。ケガのポンテに代わり、現在、絶好調の山田。そして広島戦以来7戦ぶりの先発となった小野とのダブル司令塔。ワントップにワシントンが入った。田中達也はベンチスタートとなった。
浦和は出鼻をくじかれた。前半2分、磐田のコーナーキックのチャンス。ニアに飛び込んだDF犬塚が決め、浦和失点。その4分後、6分。磐田・太田がペナルティエリア内に侵入し、シュート。GK山岸がはじいたボールをカレン・ロバートが押し込み、浦和、またも失点。チームに動揺が走る。勢いを増す磐田。特に磐田の太田と犬塚を抑えきれず、後手後手に回り、立て直せない。加えてワシントンへのマークが厳しく攻撃も手詰まり。それでも平川のドリブル突破。山田のシュート、山岸のファインセーブで状況打開を図る。



4-3-3の猛攻実らず

時間の経過とともにファールからのフリーキックでチャンスを広げるレッズ。徐々にシュート数も増え、前半37分には山田のヘディングシュートが決まったと思われたが、惜しくもオフサイド。また序盤の失点が尾を引いているのか、守備陣は相手に簡単にシュートを許してしまう場面もあり、ピリッとしない。

後半、監督は打って出る。坪井に代えて相馬を投入しシステムを4バック。中盤は鈴木・長谷部・小野の3枚。ワシントン・山田・アレックスの3トップにとした4-3-3へシフトチェンジ。攻撃態勢を整えた。後半3分、レッズが反撃ののろしを上げた。ゴール前混戦でワシントンが押し込み、1点差としたが、どうも締まらない。そのわずか4分後、福西にゴールを許し、3失点目。





もう後がないレッズ。山田が、アレックスが、ワシントンが猛襲を仕掛けた。更に、田中達也、永井を投入し、総攻撃態勢に入った。交代直後、後半25分。山田のコーナーキックにワシントンが頭で押し込んで1点差。残り15分。「まだまだいける」レッズ・イレブン、サポーターにそんな雰囲気がみなぎった。しかし、打てども打てども入らない。またレフリーの微妙な判定に集中力を乱された。加えて試合巧者の磐田。DFの選手を投入し、守りを固めてから、カウンター1本の戦術に変更。川口の好セーブも光った。

結果、2対3でレッズ敗戦。大分戦以来、2ヶ月ぶりの黒星となった。やはり、ヤマハスタジアムは鬼門だった…。



2つの敗因 ~ブッフバルト監督~

今日の試合は分析しずらい試合だ。まず敗因だが前半30分、我々にミスが多すぎた。取られてはいけない場所で取られ、セットプレーでは捕まえなくてはいけない選手を捕まえられなかった。これは次の試合までに修正すればよい点である。そしてもうひとつ。
これは我々にはどうにもならない部分である。(前半37分)後ろから飛び出した山田が何故、オフサイドになったのか。また暴力行為が行われても何故、警告のみだったのか。ワールドカップの決勝でさえ、暴力行為にはレッドカードが出たのにも関わらずにだ。





ただ2点リードされ、多くのチャンスを逃したが、我々はファイトし2点取ることができた。引き分けでもよかった試合。見ているサポーターも、監督の私としても非常に良い試合だった。いずれにせよ、首位であることには変りはない。残り5試合、首位を維持したい。

Q:坪井について
A:軽い痛みだったが、怖さはあった。しかし、ひどくはないし楽観視している。






磐田戦を振り返って ~選手コメント~

選手コメント

≪山田暢久≫
2点は自分達のミス。しかし、3点目はリスクを背負っての結果なので、仕方がない。課題の置く残る試合だった。試合の開始から集中する試合をしたい。

≪ワシントン≫
2点取られて難しい試合となった。後半、2得点決めることが出来たが、負けて残念だ。

≪坪井慶介≫
結果についても、自分自身、チームに迷惑をかけたことでも悔しい。痛みは相手と接触する前からあった。練習以上に痛みはでると思っていたが、立ち上がりで思う以上にヒザに負担が掛かった。これ以上、チームの足を引っ張るわけにはいかなかった。残念としか言いようがない。

坪井、無念の前半での交代



≪堀之内聖≫
今日の試合は最初の2失点がすべて。相手の変則的な布陣にマークがズレた。そのズレを相手にうまく突かれた。後半4バックになったが、監督の指示。点を取るしかなかった。今日はDFの出来がすべて。負けは負け。川崎が勝っても首位には変わりない。落ち込んでも仕方がない。気持ちを切り替えて、次の試合へ臨みたい。

≪アレックス≫
相手のやり方に対応するのに時間が掛かりすぎた。誰が誰にどのようにマークするなど、ハッキリできなかった。点は取れたのに、あのような形で3点目を取られたくなかった。

≪小野伸二≫
仕方がない。不運な判定もあった。立ち上がり、バランスが悪くなった。右サイドに入ったが、ゴールに結びつかなかった。

「対応までの時間がかかりすぎた」とアレックス



≪長谷部誠≫
1対2になった時、いける!!と思った。勢いもよかった。けど、3失点目は痛かった。

≪相馬崇人≫
ターゲットが闘莉王だったら、クロスが合わせやすかった。(クロスを)上げるまではうまくいっていたが…。点差に関わらず、自分が入ったら、パスは出さずにドリブルを仕掛けて勝負しようと決めていた。最後、点にならなかったのは残念。シュートを打ったけど、もう少し、縦に勝負してもよかったかもしれない。下との差が詰まってきて、変なプレッシャーがかかると、集中力の欠如で今日のような試合になってしまう。

≪鈴木啓太≫
2失点がすべてだった。DFの仕方で誰がスペースを埋めるのか、もっと周りを良く見て埋める作業をしなければならなかった。

厳しいマークにあった長谷部



最後は決定力の差! 難敵・清水に辛勝

2007年01月15日 | 試合
最後は決定力の差! 難敵・清水に辛勝


2006Jリーグディビジョン1 第24節 清水エスパルス戦

日時:2006年9月23日 15:04キックオフ 場所:埼玉スタジアム2002


天候:晴 気温:23℃ 観衆:48378人


審判:主審:松尾 一 副審:江角 直樹 相葉 忠臣 第4の審判:高山 啓義


浦和レッズ Team 清水エスパルス


1 Score 0

3-5-2 Formation 4-4-2

スターティングメンバー

GK (1)山岸 範宏 (21)西部 洋平 GK

DF (2)坪井 慶介 (25)市川 大祐 DF

DF (4)田中 マルクス闘莉王 (26)青山 直晃 DF

DF (20)堀之内 聖 (4)高木 和道 DF

MF (14)平川 忠亮 (3)山西 尊裕 DF

MF (13)鈴木 啓太 (14)高木 純平 MF

MF (17)長谷部 誠 (16)枝村 匠馬 MF

MF (8)三都主 アレサンドロ (7)伊東 輝悦 MF

MF (6)山田 暢久 (6)杉山 浩太 MF

FW (11)田中 達也 (17)マルキーニョス FW

FW (21)ワシントン (18)チョ・ジェジン FW


サブメンバー

GK (23)都築 龍太 (1)掛川 誠 GK

DF (19)内舘 秀樹 (19)和田 拓三 DF

MF (16)相馬 崇人 (5)岩下 敬輔 DF

MF (7)酒井 友之 (28)山本 真希 MF

MF (10)ポンテ (33)アレシャンドレ FW

FW (9)永井 雄一郎 (15)久保山 由清 FW

FW (30)岡野 雅行 (9)矢島 卓郎 FW


≪得点≫ 
浦和:前半16分・ワシントン
清水:なし 

≪交代≫
浦和:後半19分/FW田中→FW永井
    後半30分/FWワシントン→MFポンテ
    後半40分/MF山田→DF内舘
清水:ハーフタイム/MF杉山→FWアレシャンドロ
    後半37分/MF高木→FW矢島
    後半43分/MF枝村→FW久保山

≪警告≫
浦和:なし
清水:前半37分/マルキーニョス 後半44分/ チョジェジン

ワシントンのゴールと粘り強い守備

小野が足首を痛め、欠場したものの、前節決勝ゴールを決めた山田が9試合ぶりに先発出場。ワシントン・田中達也の2トップで始まった。
立ち上がり清水の「堅守速攻」に苦しんだ浦和だったが、闘莉王を中心にした堅い守備と早いチェックで相手にチャンスを作らせなかった。
前半16分。山田の右CKからアレックスが中央へ。これを拾ったワシントンがGK西部の股を抜く強烈なシュートで先制。これで今シーズンリーグ17得点をマークした。21分には左・アレックス→ゴール中央・山田の強烈ミドル。これは惜しくもバーを大きく越えた。押し気味に試合を進める浦和だが、27分、30分とマルキーニョスのシュートをGK山岸がガッチリとキャッチ。33分には左・山田からのセンタリングを平川が拾い、シュート。44分、右・平川→ワシントンをつなぎ、山田のミドルと攻め立て、前半1対0で折り返した。





後半は1点リードされた清水のペースで進められた。試合後の長谷川監督の会見では「点を獲られて顔を殴られた感じ。ようやく尻に付いたようだ」と話したように清水は必死の攻撃を見せた。それでも前半以上に、闘莉王がチョジェジンとの1対1。空中戦をことごとく制した。
また最大のピンチを迎えた27分。マルキーニョス→中央・枝村のシュートもなんとか防いだ。そのなかでも浦和もチャンスを作った。13分平川のクロスにワシントン・田中達也が立て続けにシュート。29分には山田のシュートのこぼれ球にワシントンが詰めたが、大きく枠を外すなど、両チームとも決め手がなかった。攻める清水に対して凌ぎきった浦和に軍配が上がり、浦和が1対0で大事な1点を守りきった。



最後はやはり決定力

毎回、試合後に公式記録が配られるのだが、浦和・清水ともに互角の数字が並んだ。
シュート数・浦和9本:清水8本。コーナーキック・浦和、清水ともに6本。直接FK・浦和21本:清水20本。
このデータからは拮抗した試合だった事が伺える。こういった試合に最も必要なのは、やはり決定力。
あのゴールがなかったなら…。まさに神様・仏様・ワシントン様だ。そして、いかにもワシントンらしいゴールでもあった。






しかし、ワシントンは、試合中にもも裏を痛め、交代。
ブッフバルト監督からは「長い時間がかからないことだけを願いたい」とコメント。次節の京都戦出場に暗雲が漂う。ワシントンがいなくても達也・永井のコンビでも結果を出したが、降格争いをする京都にとっては、まずは勝ち点を『1』でも獲りたいところ。守って守って守りきるサッカーをするだろう。攻めあぐねて相手に勢いを与えることだってじゅうぶんにある。

監督も「決定力の無さが今日の欠点」と話していた。今週の練習でもシュート練習に多くの時間が割かれそうだ。



今日は決勝戦のような試合だ ~ブッフバルト監督~

今日の試合はトップ同士の戦い。そして勝たなければならない、上位の生き残りをかけた決勝戦のような試合だった。今シーズンの清水は本当に調子が良い。堅い守備からのカウンターで勝ち点を重ねてきた。今日も多くの人数を守備に割き、深くDFを敷いていた。
そこで相手のDFを動かそうと選手達に伝えた。
(浦和の)攻撃に関してはサイドをうまく突けたと思うし、結果的にサイド攻撃から今日のゴールが生まれた。リードされた清水は当然、攻撃に出てきた。多くのチャンスを作らせなかったのは、全員高い守備の意識を持てたからだ。





後半は清水が攻撃をしかけカウンターを狙ってきた。チャンスはあったがシュートが入らない。もし入っていたら、もう少しラクな展開になっていたはず。その点が唯一の欠点だった。1対0のままで試合が経過していたが、相手のワンチャンスで追いつかれてしまう危険もあった。それだけに精神力が必要な試合だった。

今日、特に褒めたいのはマルキーニョスに1対1で勝った堀之内。高さで勝った闘莉王。最近、絶好調の坪井。そして山岸。この4人だ。
あと残すところ10ゲーム。はっきりした差もなく均衡した状態。こういう事があるからこそ、サッカーは楽しいと感じる。





≪山田の出来について≫
非常に良いプレーをしていた。ロングボールを競り合いに勝ち、運動量もあった。守備にも惜しみなく顔を出し、達也、ワシントンと共にファーストDFをした。限界までプレーしていたと思う。

≪ワシントンの交代について≫
シュートを打った時、左ももの裏側を痛めた。試合が終わったばかりなので、適切な診断内容はわからないが、今はただ、長くかからないように願うばかりだ。

清水戦を振り返る ~選手コメント~

選手コメント

≪キャプテン・山田暢久≫
今日は前線から良いディフェンスが出来ていた。その点は本当に良かったと思う。先制点を奪ってから、追加点を決めるチャンスは何度もあった。そこを決めていれば、楽に戦えたと思うが、ただ結果として押し込まれた中でもゼロにおさえて勝てたことが良かった。今日は個人的にプレッシャーがあった。2試合勝って、チームとして良い流れできていたので、自分がスタメンで出場して負けちゃいけないと思っていた。本当に勝てて良かった。最後は両脚をつってしまった。

≪山岸範宏≫
清水は、前節は負けていたが、ここ最近は負けなしで調子が上がっているチームだったし、難しい試合になると思っていた。始まってみれば、相手は守りを固めてカウンターという形を狙ってきていて、そこにしっかりと対応できるようにディフェンス陣は連係がとれていた。崩されたシーンもほとんどなかったし、全体的に守備という面ではしっかりとできていたのではないか。(好セーブもあった?)好セーブかどうかは分からないが、自分の仕事をしっかりとしただけ。まだ、優勝ということを口に出来る段階ではないから、1試合1試合を大事に戦っていきたい。





≪田中マルクス闘莉王≫
厳しい試合になると予想していた。先制点さえ決まれば、うちに流れがやって来ると思っていたので、その通りに先にゴールを決めることができて良かった。ただ、早い時間帯に先制したのに追加点を取ることができず、厳しい試合になってしまった。多くのチャンスの中で1点でも決まっていれば、もっと楽になっただろう。3、4点入ってもおかしくない試合だった。取れないと、相手に勢いをつけてしまう。守備については、流れの中では特にやられたという感じはない。どこのチームにも力のあるFWはいるものだし、特別に警戒するということもない。守備はできていたが、中盤で失うボールが多かったので、厳しかった。最終ラインで何とかできる状況ではなかった。普通だったら、後半に点を取られてもおかしくない展開だった。清水も相当やるな、と思った。

体を張って守った闘莉王



≪坪井慶介≫
清水がうちのチャンスをおさえながら、前の人数を増やしてパワープレーを仕掛けてきたので、その人数にうちが合わせるのは当然。ラインを下げて守ることになるのは仕方がないと、みんなが理解していた。ただ、そこでプレーするからには、もっと全員で相手にプレッシャーをかけにいかないといけなかった。もっと後ろからコントロールしていきたい。

≪堀之内聖≫
先制点が取れないと苦しくなると思っていたが、早い段階で取れたことは大きかった。ディフェンスはよく頑張ったと思う。(後半は押し込まれるシーンもあったが)その中には自分のクリアミスからやられたシーンがあった。プレー自体も気をつけないといけないが、あの場面になる前でしっかりとおさえておかないといけない。(マルキーニョスとのマッチアップは)自分としては、もう少しおさえたかった。(ホーム11連勝については)自分としてはあまり意識していないが、結果がついてくるのはサポーターのおかげだと思う。今日勝つことによって、一つ上の段階にいけるというのは僕ら以上にサポーターも分かっていたのだと思う。





≪長谷部誠≫
(先制点を取ってから)少し引き気味になったところがあるが、相手の2トップをうちのディフェンスの3人が本当によくおさえてくれた。それが大きかった。追加点のチャンスはあったが、決めることができなかった。その間、相手に1度大きなチャンスを与えてしまった。早く自分たちがチャンスで追加点を決めていれば、もう少し簡単に勝てたんじゃないかなと思う。相手のサイドが結構開いていたので、その分(中盤で)走る距離も長くなるかなと思っていた。問題なかった。相手のサポーターも多かったが、うちはいつも通り大勢の応援の人が来てくれたので、その中で結果を出せたことが一番良かった。僕らは勝ち点3を積み上げていくだけなので、守りの面は良いが、攻撃に自分を含めてもう少し絡んでいかないといけないなと思うので、そこは課題としてやっていきたい。





≪三都主アレサンドロ≫
(得点シーンについて)ボールが来た時はダイレクトで打とうと思ったが、ヤマ(山田)からのボールが強かったので、冷静に早くトラップして遠くの選手に合わせようとした。闘莉王も競ってくれたが、ワシントンが良い位置にいて、ゴールを決めてくれた。さすがの一言。(田中)達也も僕もチャンスがありながら、決めることができなかった。今日、出来なくても次の試合につなげれば良いと思う。清水はサイド攻撃が多かったが、マルキーニョス、チョジェジンの2人ばかりに気を取られると、中盤から飛び出す選手をおさえられないので、その点を注意した。

≪田中達也≫
チームとしてまとまっていたと思う。個人的には反省点が多い。具体的には、やっぱり点を取ること。僕が点を決めていれば、今日の試合はすぐに決まっていた。ただ、点を決める部分以外はコンパクトに出来ていて、チームとしての攻撃は良かったと思う。前半は特にね。後半は途中交代で外から見ていたが、多少押し込まれながらも集中して守ることができていた。次の京都戦だが、このチームも簡単に勝てる相手ではない。アウェイだが、しっかりと先制点を取って勝ちたい。





≪ワシントン≫
難しい試合だったが、清水は優勝を争う相手だったので、そこに勝つことができたのは大きい。最後につながると思う。このまま、勢いをつけて優勝までいければと思っている。今日は個人的にケガ明けで、ベストコンディションではない状態だったので、1つでもチャンスがあればそれを絶対に決めようと思っていた。練習でしっかりとやっておいて、試合で結果を残すことが理想だが、最近は練習もあまりできていなかった。今日の試合は、後半に痛みが出てしまった。疲れが出たのかもしれないが、試合前は何もなく体も重くなかった。今は、ちょっと痛みがあるので、MRI検査などをして、早く戻れるように努力したい。後半の最初のチャンスはヒラ(平川忠亮)から良いクロスボールがきて、ヘディングで合わせたけれど、次のこぼれ球はシュートを打てなかった。そこで田中に渡したが、田中も決めることができなかった。あれが入っていれば、もっと楽な試合になっていた。





≪内舘秀樹≫
(外から見れば苦しい時間帯の投入だったが)実際はそんな感じはしなかった。追加点として何点か入ってもおかしくない展開だったが、そこで取れなかったことで流れが悪くなった。ただ、押し込まれた時間帯もあるが、最終的にはチームとして守ることができていた。監督の指示で、永井がまだ元気だったから、自分のところにボールが来たら永井を走らせろと言われた。しかし、それもほとんど出来なかった。僕の中では、無難に勝てたのでは、と思っている。ホームだったし、まだ先もあるので、上のことを考えずに1試合1試合こなしていきたい。