連載シナリオ『ハートに火をつけて』
62 同・土手の下のグランド
慶次、博達、男8人に囲まれてる。
博「この前は、よくもやってくれたな、
この不意打ち野郎、今日はキッチリ
タイマンでケリつけようぜ」
慶次「タイマンなら、この人数は何?」
博、ニヤけて、
博「コレはギャラリー」
武彦の声「待て、このヤロー」
武彦、走って来て、慶次の横に立つ。
武彦、息を切らせながら、慶次に囁く、
武彦「なんだよ、8人もいるじゃねえか」
慶次「だから、来るなと言ったんだよ」
武彦、踵を返し、
武彦「俺、急用思い出した」
武彦、再び、振り返り、
武彦「なんちゃって」
博「このバカ、笑わせるぜ、自分から来てやんの」
武彦「バカ!だとこの野郎・・・」
武彦、飛び跳ねて博にパンチ、
博、後に吹っ飛ぶ。
武彦、拳を握り締め、仁王立ちしている。
徹、武彦の背中に蹴りを入れる。
武彦、前のめりにつんのめる。
ソレを合図が如く、全員で武彦を蹴りまくる。
慶次「コノヤロー」
慶次、集団に飛び蹴りで突っ込む。
集団の2,3人将棋倒しに倒れる。
武彦、立ち上がり、反撃するが、
直ぐに、引き倒されてしまい、
慶次と武彦、集団に蹴られまくられる。
慶次、頭を抱え、胎児状態で蹴られている。
武彦、反撃しようと、立ち上がろうとして、
余計に蹴られまくる。
慶次「武、この人数じゃ無理だ亀になれ、亀」
武彦、また立ち上がろうとして、蹴られる。
離れたところで、気絶していた博、起き上がり、
博「チキショー、ぶっ殺してやる」
博、石を掴み立ち上がる。
♪警官の笛の音。
警官二人と仁美、駆け足でやって来る。
博、石を投げ捨て、
博「ヤベー、逃げろ」
博たち8人、一斉に走り去る。
慶次、上体を起こし、
慶次「武、大丈夫か?」
武彦、大の字に野転がり
武彦「なんとかな」
武彦、顔中痣だらけで、鼻血が垂れている。
仁美、駆け寄り、慶次と武彦を交互に見ながら。
仁美「あんた達、大丈夫!?」
慶次、手を上げて大丈夫と手を振って答える。
武彦も、手を上げる。
62 同・土手の下のグランド
慶次、博達、男8人に囲まれてる。
博「この前は、よくもやってくれたな、
この不意打ち野郎、今日はキッチリ
タイマンでケリつけようぜ」
慶次「タイマンなら、この人数は何?」
博、ニヤけて、
博「コレはギャラリー」
武彦の声「待て、このヤロー」
武彦、走って来て、慶次の横に立つ。
武彦、息を切らせながら、慶次に囁く、
武彦「なんだよ、8人もいるじゃねえか」
慶次「だから、来るなと言ったんだよ」
武彦、踵を返し、
武彦「俺、急用思い出した」
武彦、再び、振り返り、
武彦「なんちゃって」
博「このバカ、笑わせるぜ、自分から来てやんの」
武彦「バカ!だとこの野郎・・・」
武彦、飛び跳ねて博にパンチ、
博、後に吹っ飛ぶ。
武彦、拳を握り締め、仁王立ちしている。
徹、武彦の背中に蹴りを入れる。
武彦、前のめりにつんのめる。
ソレを合図が如く、全員で武彦を蹴りまくる。
慶次「コノヤロー」
慶次、集団に飛び蹴りで突っ込む。
集団の2,3人将棋倒しに倒れる。
武彦、立ち上がり、反撃するが、
直ぐに、引き倒されてしまい、
慶次と武彦、集団に蹴られまくられる。
慶次、頭を抱え、胎児状態で蹴られている。
武彦、反撃しようと、立ち上がろうとして、
余計に蹴られまくる。
慶次「武、この人数じゃ無理だ亀になれ、亀」
武彦、また立ち上がろうとして、蹴られる。
離れたところで、気絶していた博、起き上がり、
博「チキショー、ぶっ殺してやる」
博、石を掴み立ち上がる。
♪警官の笛の音。
警官二人と仁美、駆け足でやって来る。
博、石を投げ捨て、
博「ヤベー、逃げろ」
博たち8人、一斉に走り去る。
慶次、上体を起こし、
慶次「武、大丈夫か?」
武彦、大の字に野転がり
武彦「なんとかな」
武彦、顔中痣だらけで、鼻血が垂れている。
仁美、駆け寄り、慶次と武彦を交互に見ながら。
仁美「あんた達、大丈夫!?」
慶次、手を上げて大丈夫と手を振って答える。
武彦も、手を上げる。