タロット+AURA-SOMAサーファーブログ!

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エステティシャンの皆様へ

2009-03-14 08:13:49 | エステティシャン
連載シナリオ『ハートに火をつけて』

59 漁港近くの缶詰工場
  武彦と慶次、サーファーAに連れられ、
  歩いて来る。
サーファーA「社長」
  日焼けし大柄な男、振り返る。
  お互いに、近付く。
  サーファーA,慶次達を手の平で指し、
サーファーA「こいつら、バイトしたいって
 言うから、連れてきました」
  社長、シャツから刺青が見える。
社長「おう、助かるよ」
サーファーA「そんじゃ、俺行くわ」
  サーファーA、トラックに乗り込み走り
  去る。
  慶次と武彦、お互いを見詰る。
社長「おい、ボケってしてねいで、さっさと
 付いて来い」
    ×  ×  × 
(時間の経過)
  トラックが入れ換わり立ち換わり出入り
  する。
    ×  ×  ×
  慶次、オバちゃんに囲まれて、貝のカラ
  を剥いている。
オバちゃんA「あんちゃん、ウメクなったな」
オバちゃんB「うんだ、あんちゃん、スジい
 いべ」
オバちゃんA「うちに婿にこねーか」
  慶次、手を横に振る。
オバちゃんB「あんたんトコこの前片付い
 たっていってたべ」
オバちゃんA「いんや、上のが戻ってきちま
 っただよ」
オバちゃんB「アンレまーそりゃ大変だ!」
  武彦、5段の木箱を抱え通り過ぎる。
    ×  ×  ×
  武彦、木箱を降ろし、煙草に火をつける
  派遣アルバイト、木箱を降ろす。
  武彦、派遣アルバイトに、煙草を差し出
  す。
派遣アルバイト「僕、吸いませんから」
武彦「これ、キツイよな、これで日当幾らも
 らえんの?」
派遣アルバイト「僕は派遣ですから、自給
 です」
武彦「時給いくら?」
派遣アルバイト「会社で他の人に時給の事は
 言わないように言われてますから」
武彦「いいじゃん、俺派遣じゃないし」
  派遣アルバイト、少し思案してから、
 派遣「日当で5千円位です」
  武彦、驚きと落胆の表情。
   
コメント
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