連載シナリオ『ハートに火をつけて』
61 花火大会(夜)
夜空に舞い上がる無数の花火
× × ×
煌くカラーボトル達。
× × ×
列を成すカラフルな浴衣姿の女性達。
慶次のオーラソーマコーナーへ女性客の
行列が出来ている。
サリー姿の慶子、慶次の横に立ち、
受付係りの最中。
慶子「次の方どうぞ」
博、女性客をおしのけ、慶次の前に座る。
慶子「お客さん、困ります、順番ですので・・」
博「俺たちの事、覚えているよな」
慶次「ああ」
慶次、テーブルの上で両手で拳を作る。
徹、カラーボトルの前に立つ。
博「ちょっと、つきあえよ」
徹、ディスプレイ台に手を掛ける。
博「嫌だとは、言わせねえぜ」
慶次、立ち上がり、大声で、
慶次「お客さんスミマセン、急用が出来まし
たので30分、休憩します」
慶子、不安な表情で慶次を見る。
慶次「武には言うな、あいつが来ると
よけい、ややこしくなるから」
慶次、博、通る、立去る。
慶子、慶次の後ろ姿を見送る。
61 花火大会(夜)
夜空に舞い上がる無数の花火
× × ×
煌くカラーボトル達。
× × ×
列を成すカラフルな浴衣姿の女性達。
慶次のオーラソーマコーナーへ女性客の
行列が出来ている。
サリー姿の慶子、慶次の横に立ち、
受付係りの最中。
慶子「次の方どうぞ」
博、女性客をおしのけ、慶次の前に座る。
慶子「お客さん、困ります、順番ですので・・」
博「俺たちの事、覚えているよな」
慶次「ああ」
慶次、テーブルの上で両手で拳を作る。
徹、カラーボトルの前に立つ。
博「ちょっと、つきあえよ」
徹、ディスプレイ台に手を掛ける。
博「嫌だとは、言わせねえぜ」
慶次、立ち上がり、大声で、
慶次「お客さんスミマセン、急用が出来まし
たので30分、休憩します」
慶子、不安な表情で慶次を見る。
慶次「武には言うな、あいつが来ると
よけい、ややこしくなるから」
慶次、博、通る、立去る。
慶子、慶次の後ろ姿を見送る。