ハロウィン短め話。特に何も起こりませんが、賑やかだけどしっとりした雰囲気の町の様子を書きたかったのです。
ハロウィンの夜は、その年の夏に完全に別れを告げ冬を迎える節目になるだけでなく、この世とあの世の境目があやふやになる夜でもある。だから、魔のものや死者の魂がいつもよりも多く出やすい。それを元守護天使たちだった故によくよく知っているミミとイザヤールは、ハロウィンのイベントを満喫しながらも、警戒 . . . 本文を読む
久々にお話書いてみたらかなりこっぱずかしくなってしまったようなのではぐれメタルのように逃亡したいです〜な短めイザ女主話。心の中の思いを伝えるって、スキスキとかだけじゃなく感謝とか苦しみとかを相手に自分が思っている量そっくりそのまま的確に伝えるって、とっても難しいことですよね〜。心の中は、数値や形に今現在のところしにくいですから。どちらかと言えば全く伝わらなかったりすれ違ったりするし。伝わらないのは . . . 本文を読む
短いですがDQ9発売日昨日話で〜す。
平原を歩いているうちに夜になり、星空となった。立ち止まって空を見上げると、星たちはミミとイザヤールに瞬いて輝いてくれた。
「大平原で、星空の下に立つと、自分がすごくちっぽけな存在な気がして、なんだかとても寂しくなる、って言っていた人が居たけれど・・・」ミミが呟いた。「私たちにとっては、とても賑やかな場所、ですよね」
何せ星たちは、ミミとイザヤールの同胞た . . . 本文を読む
今年は星が見えなくて残念ですが、ギリギリ七夕中ということで、夢か現かはっきりしない幻想色の濃いめの七夕話です。
天の箱舟のサンディの部屋の扉をミミがノックすると、中に居る筈の彼女からの返事は無かった。中にある旅の扉からまた里帰りしているのかな、と思ったが、かき氷ができたら呼んでよねと言っていたサンディが留守にするとも思えない。
「サンディ?開けるよ?」
心配になったミミがそう言って扉を開ける . . . 本文を読む
今年も実物を見てもいないんですが、また書きたくなりました蛍とイザ女主のお話。わざわざ捕まえないで釣り鐘形の花に入ってくれるなんて絶対無いと思うのでやりませんが、ちょっと憧れます蛍のランタン。
山奥であるウォルロ村にも、夏の気配が迫っていた。水辺を光の子のように舞う蛍も、その気配の一つだった。そんな折ミミは、村の子供の一人から、野の花を一本もらった。可愛い釣り鐘のような花が幾つかついた、ほたるぶ . . . 本文を読む
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