昨夜力尽きた為、昨日には間に合いませんでしたが、たいへん久々のイザ女主話書き上げましたイザヤール様おかえりなさい帰還記念話。当サイトのお話系お約束オンパレードですが、二人の「いつもの」はまだまだ続いていきます。9リメイクしてくれないかなあ。
窓から降り注ぐ陽光、小鳥のさえずる声、きちんと片付いた室内に漂う淹れたてのコーヒーの香り。二つあるカップの片方の中身はブラック、もう片方はミルクたっぷり . . . 本文を読む
ものすごく久々、日付変わってしまいましたが、イザヤール様おかえりなさい記念の短い話。シャツ云々はスカボローフェアの歌詞からなんとなく思いつきました。あの歌は伝言式で相手に直接言ってるわけではないですが。
やわらかな陽射しが、針を運ぶ指先と、その上に垂れる艶やかな木の実色の髪を照らしている。最後のひと針を終えて、光の筋そのもののような銀糸をぷつりと切ると、ミミは満足そうに吐息をついて、膝の上の真 . . . 本文を読む
ものすご~くお久しぶりのイザヤール様帰還記念イザ女主話。当サイトでおそらく何度も書いてるであろうテーマですが、やはり「元天使であり元師弟である」二人ならではの思うこと、儚いながらもどこか永遠を感じさせる希望を、書いていきたいと思っています。
遠くの方から聞こえていた魔物たちの咆哮も、今はすっかり止んでいた。仕留めたと思った相手に思いがけない強烈な反撃を受け、恐れをなして逃げ出していったらしい。 . . . 本文を読む
このカテゴリものすごく久しぶりすぎる~と書いてみつつ、超短いし基本同じテーマだし書いては消しで更新一日遅れになってしまいましたが、イザヤール様帰還記念話。163絡みになると、どうしても星とか命とか永遠とかを出したくなるんですが未だに未消化。
今宵も二人は身を寄せ合い、満天に瞬く星を見上げていた。月の無い夜の為か、星は、いつもにも増して夜空を埋め尽くすようにぎっしりと、たくさんに見えた。
星は . . . 本文を読む
短いですが、イザヤール様おかえりなさい記念久々に単体短い話です。
キメラのつばさを空に放り投げようとして、イザヤールはその手をふと止めた。掲げた手の先に広がるのは、黄昏の名残の幽かな色を残しつつも星をちりばめ始めた、夕暮れでもまだ夜でもない空だった。ほんの数秒の間に、星の数と、陽光の名残は、反比例して増減していく。
彼がかつて天使だった頃、星が役目を終えた天使たちだという言い伝えは聞いてはい . . . 本文を読む
同盟

