ギリギリで短めですがバレンタイン話。
ロクサーヌの店で売られている「ごうかなチョコ」は、大きなハート型の可愛らしいチョコレートで、バレンタイン時期の人気商品だ。バレンタイン当日になると、手作りに失敗した悩める乙女たちが殺到するのを見越して仕入れているところが流石だった。
ミミも販売を手伝いながら、見た目からして想いが伝わりそうなハート型のチョコレートの山を見て、ふと思った。
(そういえば、小 . . . 本文を読む
帰らぬひとへ〈3〉のちょっと続き。前にもあったようないつものパターン(笑)よいこも大丈夫サイトなので短めです(爆)
城での緊急事態に備えた戦闘モードの装備を解いて、イザヤールはミミに促されるままに暖炉の前の敷物の上に座った。ミミは嬉しそうに、彼にまずは体を温めてもらうよう、ホットワインを大振りの器に注いで差し出した。
「ありがとう、これは温まるな」イザヤールはホットワインを受け取り微笑む。
「 . . . 本文を読む
イザヤール様帰還記念話別名おかえりなさい話完結編。タイトルが共通なだけで別に連作ではないですが、やっぱりほんのり連作・・・っていう。同じ「帰らぬひと」というタイトルでもそれぞれ状況が違う。そんな話にしたつもりです。内容はいつもとあまり変わりませんが(笑)
ミミは、暖炉の前のお気に入りの敷物の上で、お気に入りのクッションを抱えて座って揺らめく炎を眺めていた。半ば微睡みかけて炎だけ見つめていると、 . . . 本文を読む
短いですが愛妻の日話。
各地は今冬だが、常夏の地であるアユルダーマ島は、寒いどころか常と変わらず海と共に在るのに相応しい気候だ。冬のウォルロから王者のマント姿のままツォの浜を訪れたイザヤールは、眩しい太陽に少し息を吐いてマントを脱ぎ捨てた。
今日は、ミミの代わりにこの集落の長のところへウォルロの名水を届けに来たのだった。今頃ミミは、妖精たちの揉め事の仲裁にあたふたしているところだろう。また変 . . . 本文を読む
クリスマス過ぎちゃいましたがクリスマスプレゼント話。今回イザヤール様の用意したものはロトゼタシアのものとは別のアレキサンドライトのようですが、そのうちほんとにロトゼタシアから仕入れてきそうです(笑)
枕元に下げた靴下の中に、何か入っている。くれたひとはサンタクロースではないとわかっているけれど、それが嬉しい。一番愛しい人がくれたから・・・。ミミは、濃い紫の瞳を輝かせて、靴下の中から美しい細工の . . . 本文を読む
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