セントシュタイン三丁目

DQ9の二次創作(主にイザ女主小説)の、全くの個人的趣味なブログです。攻略の役には立ちません。悪しからずご了承ください。

おかえりなさいのその後は

2019年02月13日 23時59分19秒 | クエスト163以降
帰らぬひとへ〈3〉のちょっと続き。前にもあったようないつものパターン(笑)よいこも大丈夫サイトなので短めです(爆)  城での緊急事態に備えた戦闘モードの装備を解いて、イザヤールはミミに促されるままに暖炉の前の敷物の上に座った。ミミは嬉しそうに、彼にまずは体を温めてもらうよう、ホットワインを大振りの器に注いで差し出した。 「ありがとう、これは温まるな」イザヤールはホットワインを受け取り微笑む。 「 . . . 本文を読む
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帰らぬひとへ〈3〉

2019年02月12日 23時59分31秒 | クエスト163以降
イザヤール様帰還記念話別名おかえりなさい話完結編。タイトルが共通なだけで別に連作ではないですが、やっぱりほんのり連作・・・っていう。同じ「帰らぬひと」というタイトルでもそれぞれ状況が違う。そんな話にしたつもりです。内容はいつもとあまり変わりませんが(笑)  ミミは、暖炉の前のお気に入りの敷物の上で、お気に入りのクッションを抱えて座って揺らめく炎を眺めていた。半ば微睡みかけて炎だけ見つめていると、 . . . 本文を読む
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呼び方が変わろうと

2019年01月31日 23時59分33秒 | クエスト163以降
短いですが愛妻の日話。  各地は今冬だが、常夏の地であるアユルダーマ島は、寒いどころか常と変わらず海と共に在るのに相応しい気候だ。冬のウォルロから王者のマント姿のままツォの浜を訪れたイザヤールは、眩しい太陽に少し息を吐いてマントを脱ぎ捨てた。  今日は、ミミの代わりにこの集落の長のところへウォルロの名水を届けに来たのだった。今頃ミミは、妖精たちの揉め事の仲裁にあたふたしているところだろう。また変 . . . 本文を読む
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二つの色

2018年12月26日 01時11分50秒 | クエスト163以降
クリスマス過ぎちゃいましたがクリスマスプレゼント話。今回イザヤール様の用意したものはロトゼタシアのものとは別のアレキサンドライトのようですが、そのうちほんとにロトゼタシアから仕入れてきそうです(笑)  枕元に下げた靴下の中に、何か入っている。くれたひとはサンタクロースではないとわかっているけれど、それが嬉しい。一番愛しい人がくれたから・・・。ミミは、濃い紫の瞳を輝かせて、靴下の中から美しい細工の . . . 本文を読む
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私の、光。

2018年11月22日 23時59分29秒 | クエスト163以降
短めで日付ギリギリですが、いい夫婦の日話。  冬の兆しのひんやりとした空気も、自分をしっかり抱きかかえているあたたかな腕の中までは入って来られない。焚き火にあたるよりも、日だまりに佇むよりも、もっともっと癒しと生命力に満ち溢れたぬくもりをくれるこの場所。ミミは、より濃い陰影と煌めきを湛える瞳で、その腕と体の主の、愛しい者の顔を見つめた。  カーテン越しの淡い明かりが、彼の寝顔をほのかに照らしてい . . . 本文を読む
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