台風は「せたがや」が3割の衝撃

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予想外の1
絶対に休ませてくれないでお馴染みの
あのセフセンイレブンが休業

予想外の2
お気楽オタク国家ニッポンのトレンドワードから
アニメ
アイドル
ゲーム
が消えた

予想外の3
その台風関連語で埋め尽くされたトレンドワード10のうち
二子玉川、
多摩川氾濫、
世田谷区
と3語も、せたがや関連が占めた

ついでに言うと武蔵小杉も“多摩川”を隔てた双子的、至近距離ワードといえる。

　世田谷にはフジテレビの分室があるらしいので通常の大雨くらいでもしょっちゅう映る。…のでその類かと思ったが、まさかあんなに…とは。

今になって思いおこすと「世田谷区」はけっこう早い段階でトレンド入りしてた。
江戸川区より早かったくらいだ。
区民としてはけっこうビビった。
よくよく考えると多摩川が氾濫すればそのまわりが被害に遭うのは辻褄があうハナシではある。

　大雨の後、砧南小の体育館で児童たちが魚を捕まえたという浸水エピソードを聞いたのは少なくとも2000年以降だった気がするが、これは下水道工事のタイミングのアヤだか、不備だったかで、たまたまの排水の不運みたいな事象だともあわせ聞いた。実際世間的にはたいしたニュースにもならなかったくらいだからそうなのかもしれないが詳細は不明。

　ツイッターを見ると、
堤防がどうとか、
乱開発がどうとか、
　いろいろツッコミがはいっていたが、そこらへんからなにか醜聞が出てくるかもしれない。おしゃれな街は週刊誌もツッコミ甲斐がありそうだし。
　対岸の武蔵小杉なんかはすでに横浜と並んでマツコデラックスの玩具と化していたが、どうなるだろう。

　無責任な炎上を仕掛けるだけなら、よくないが、押しつぶされた意見とか真実が引っ張り出されたら、極端にいえば人命を救ったり、財産を守ったりできるかもしれない。

或いは…

想定外だから仕方ない。
ちゃんちゃん♪
で済んでしまうかもしれない。

実際、今度の台風で各地からどんなエピソードが語られようと行政は
「適切な対応だった」
と言うのだろう。
なにしろ原発事故の刑事責任を誰もとらなくていい国のことだから。

でも
台風の国
地震の国
での災害対策が
テレビの情報番組が紹介する「豆知識」や「裏技」だけというのはいかがなものか。

行政はといえばとってつけたような避難所設置くらい。
千葉の例を見るまでもなく「あとは自己責任でね」
てな感じ。

台風が東京を直撃しないという思いこみは10月10日は晴れる、と同じくらい科学的根拠はないんぢゃないか？

前にも書いたけど
独裁者でさえハナシは通じるし
時には「脅し」も通じる
でも
地震カミナリ火事オヤジのうち、親父以外はどんな優秀なニゴシエーターをもってしても
話は通じない。

「●●には屈しない」
とかいって
「●●ミサイル配備だ」
とか戦争ごっこしてないで
もっと災害対策にアタマと金を使いましょうや

日本人って
喉元過ぎれば熱さを忘れるし
そもそも直接的でないものを考える想像力が乏しいから
行政の不作為…って意識すら薄い。
アタマいいフリしたい“なんちゃって保守”な人たちは
「なんでも人のせいにするな」とか、政府のかわりにつっこんであげてたりする。
でも
災害難民とはたまたま不運な貧乏くじ引いちゃった人ぢゃあないんぢゃない？と

五輪とイージスアショアやめれば
かなりの災害対策ができそう

そういえば五輪のせいで職人が足りないので
千葉の復旧も遅れる
と発言した防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実さんは
翌日から画面から消えたけど、もう少しそこらへんのハナシ聴きたいよね。

日本人は知る権利ではなく義務がある。

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