いきなりドラマー！休校中にマスターできる。

♪チャーチャーチャーつチャーチャーチャー

　というシンコペーションが元気づける音楽の要素なのだと「清塚信也 Ｘタイム ラジオ」でいうとったわ。

　元気づけるかどうかはしらんが、つんのめるようなリズムというのはエキサイティングだ。
　これでひとつ思うのは四拍子の中に3音系のフレーズをはめ込むのはつんのめりの1つのお手軽な方法だ。
たとえばディープパープルの「burn」のギターソロだとか。

★クリック★

　でも3連系のリズムの中に4音連系のフレーズをはめ込むとさらにつんのめってエキサイティングだ。思いだすのはTOTOの「ホールドザライン」という曲。この曲は「世界一受けたい授業」でトイレやお通じの話題のときによくBGMに使われてたりしたから聞いたことがあるかもしれない。

　むかしミッキー吉野氏が難しいことをやってるんだけど簡単に聞こえるのがいい音楽みたいなことを言ってたけど、アマチュア的には大したことやってないのになんかすげー感じに聞こえる方がありがたいだろう。
　TOTOの初期の曲というのはそういう技やフレーズの宝庫だ。そら、ちゃんとやろうとしたら簡単ぢやないが、なんとなくカタチになってんぢゃんってレベルだったら割とお手軽な教材。

　中でも「Hold the line」は最適な練習曲だ。休校が終わったらキミもドラマーデビューだ！
え？ドラム？とびっくりしたキミ。

　だってキミ、ギターもベースも持ってないだろ？持ってたらこんな記事読んでるわけないんだから。多分、ドラマーだってアパート住まいならドラムセットなんて自宅には持ってないんだから条件はセミプロ並みに同等だ。

ささ
キホンパターンはこれだけ

右手　◆◆◆◆◆◆　←ハイハット
左手　◇◇◇◆◇◇　←スネア
右足　◆◇◆◇◆◆　←バスドラ

◇はお休み。つまりなにもしないところ。
このほうが縦割りで理解しやすいだろうという素敵なチャート・アイディア。
　つまり手足を独立させるなどというインディペンデントな発想は捨て去る。

右手と右足、右手だけ、右手と右足、右手と左手
みたいな。

　パソコンなら手書きとちがって、たとえばピアノでもキレイな縦割り譜面を印刷することができるだろうから、この縦割りという考えを応用すればピアノの１曲まる暗記も夢ぢゃないぜ。

　シンプルなドラムはその第一歩だ。

　さて、最初に触れた「つんのめりフレーズ」
ギターソロの終盤でのフィルイン、つまりオカズに
トコテントコテントコテンってのがある。

ここはホンモノではなく、わかりやすくカバーしてるおねえさんのやつでアタマ出し
しといた。

★クリック★

あ、忘れてた。
この曲は12/8拍子といって　（ハチブンノジュウニビョウシ）
タタタ タタタ タタタ タタタで一小節になるパターンのやつ
（フツーに4/4拍子として三連符で表記するやり方もある）

トコテン　　トコテン　　トコテンと4音系フレーズなので
聞いてるほうはつんのめった感じでエキサイティングだけど
演奏する側の考え方としては
トコテントコ　　テントコテン
と、2拍のあいだに行って帰ってくるだけだ

こんなに簡単なのに仕上がりはあんなにエキサイティングなんだぜ。
え？

その前のオカズがむしろ難しい？
だったらそこらへんはテキトーでええがな。
とにかく、キホンパターンとこのハッタリフレーズおぼえれば、きっとみんな驚いてくれるよ
演奏自体がつんのめってしまってもなんとかなるようなフレーズだ。

ギターソロ以外はピアノもベースもとても簡単なので
学校がはじまったら
仲間を集めて音楽室だ体育館だ視聴覚室だ（笑）

次回はギターのつんのめりフレーズ
「月に吠える」

と思ってたんだが「ゼロからはじめるバンドデビュー」というカテゴリーを作ってしまったので「ピアノでコード」に変更します。 

全パート要請をめざします。いやマジで。