対サイバーで18億円ドブ、でも問題はそこぢゃない

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「セキュアゾーン」なる国の集約型情報セキュリティシステムが「やっぱつかえね」ってことで18億円がムダになったとか。

無能な人がロスを出さない一番の方策は

「なにもしないこと」
だ。

はいっ
18億円浮いたぁ。

次にデータマネージメントということでいえば、

盗られる心配　の前に、

まず
失くす心配、
壊す心配
だ。

　消えた年金問題は古くて新しい問題だし、この国はことあるごとに文書を捨ててたり、意地でも議事録をとらなかったり（苦笑）。
　個人情報なんて漏えいに関しては、電話帳に毛の生えたようなもんで、詐欺師仲間がカモの家のポストや表札の近くに残す暗号のほうがよほどこえー。（別に流失していいとってるわけではなく）
でも消失したらそれこそ人生にかかわる。

　議事録や諸々のデータの類いも後に「教訓」につながる問題で、災害対策が毎年タイムループのように同じ轍を踏むのもこの記録軽視体質と無関係ではない。
　武士の家計簿の磯田道史氏は記録を紐解くことで人命を救えると力説していたが、氏によると津波の教訓になる記録もすでにあったとか。

 

　GoogleのチーフエコノミストのHal Varian氏だって
「データサイエンティストは最もセクシーな仕事」
だって言ってるんだぜ。

データを生かさないとか、ましてや残さない、失くしちゃう…なんてちっともセクシーぢゃないよね？ねぇ小泉進次郎さん？