また、こんな事件が…

こんにちわ、super_xです。

先月、ヤマハによって、無人ヘリ技術を中国に不正輸出したのは記憶に新しいが…
11日に明るみになったこの事件。

測定機を無許可輸出

川崎の会社捜索へ
川崎市の精密測定機器メーカーが、核兵器製造に転用可能として輸出が厳しく制限されている三次元測定機を無許可で中国などに輸出していた疑いが強まり、警視庁公安部は十三日にも、外為法違反容疑で同社本社や工場を家宅捜索する方針を固めた。
調べでは、同社は二〇〇一年ごろ、外為法の輸出貿易管理令で輸出が規制されている三次元測定機を、経済産業相の許可を得ないで中国やタイに輸出した疑い。
この測定機は機械の部品類の形状や寸法を高精度で計測でき、現地の日本企業が購入していた。
同社の三次元測定機をめぐっては、国際原子力機関（ＩＡＥＡ）が〇三年から〇四年にかけてリビアに対して行った核査察で同様の測定機が見つかり、外務省や経産省、警察庁の合同チームが輸出実態を調査していた。
公安部が流出経路などを捜査したところ、リビアで見つかった三次元測定機が輸出されたのとほぼ同時期に、同社が中国などにも無許可で輸出していた疑いが浮上。
現地に捜査員を派遣して三次元測定機を調べた結果、輸出が制限されている高性能機器と判明した。
(東京新聞　2006年2月11日)

と、企業名は伏せられて報道されたが…
ったく、お馬鹿な事をしたもんだと思っていた。
さぁ、ボチボチどこなのかなぁと捜そうとしていたらマスコミによって、一斉に報道されてました。

精密機器不正輸出、ミツトヨを家宅捜索

日本の大手精密機械メーカーが、核兵器開発に転用可能な精密機器を不正に輸出していた疑いが強まり、警視庁公安部は、１３日朝からこのメーカーの本社や工場を一斉に家宅捜索しています。
外為法違反の疑いで家宅捜索を受けているのは、神奈川県川崎市高津区にある大手精密機械メーカー「ミツトヨ」の本社や栃木県内の工場です。
警視庁公安部の調べによりますと、このメーカーは２００１年から２年にかけ、核兵器開発に転用可能な「三次元測定機」と呼ばれる精密機器と、「ジオパック」と呼ばれるソフトの入ったＣＤロムを、タイや中国の日本企業に不正に輸出した疑いが持たれています。
この「三次元測定機」は、ウラン濃縮を行う「遠心分離器」のローターの管理に使われる可能性があり、パキスタンのカーン博士を頂点とする「核の闇市場」とのつながりが指摘されるマレーシアの企業経由で、リビアにも輸出されていました。
警視庁は今後、「カーンネットワーク」の実態解明を進める方針です。
（TBS　13日09:44）

TBSをはじめ、朝日、読売、産経…一斉に報道体制に入ったようです。

核兵器開発に転用可能な精密機器を不正輸出の疑い　神奈川県のメーカーを一斉捜索へ

核兵器開発に転用が可能な精密機器を中国やタイに無許可で輸出したとして、警視庁公安部は13日、この機器を製造した神奈川県の大手精密機械メーカーの一斉捜索に乗り出す方針。
捜索を受けるのは、川崎市にある大手精密機械メーカーの本社と栃木県内の工場。
このメーカーは、2001年から「3次元測定機」と呼ばれる精密機器とソフトを、無許可で中国やタイにある日本企業に輸出した外為法違反の疑いが持たれている。
メーカーの社長は、FNNの取材に対し「精度の低いものを輸出しており、規定に違反していない」と主張している。
社長は「『ある数値より精度の高いものは駄目だ』ということで、その指導に基づいて実行しております」、「世界中に(機械は)出ておりますので、どこからどういうふうに流れるかは、まったくわかりません。ブラックマーケットという話がありますけれども、まったくわかりません」と話した。
問題とされている「3次元測定機」は、IAEA(国際原子力機関)が実施した核査察で、マレーシアの企業を経由してリビアに輸出されたことがわかっているが、この企業はパキスタンのカーン博士が中心となった「核の闇市場」とのつながりが指摘されている。
警視庁公安部は、核の闇市場と日本の高い技術との接点の実態解明を進めたいとしている。
(FNN　2006/02/13 06:40)

ミツトヨHPを見ると…
ありゃ～、創業70年の精密機器業界の老舗じゃないの…
社長の手塚社長は、昨夜のインタビュー画像は、モザイクがかけられていたのに…
完全に、顔を出されてますよ。
「高いレベルのものは輸出していない。」といってますけど…
そんなものはナンとでもなるでしょう。
輸出管理情報って、やってますよ。
まぁ、形だけって言う気もしますね。

精密機器無許可輸出　輸出していた3次元測定機、2004年のリビア核査察で発見される

神奈川県の大手精密機械メーカーが核兵器開発に転用可能な精密機器を無許可で中国やタイに輸出した疑いが強まり、警視庁公安部は13日朝から一斉捜索に乗り出した。
今回、ミツトヨが輸出していた3次元測定機は、2004年にリビアで実施された核査察の際に発見されていたものだった。
ミツトヨが測定機を輸出していた会社は現在は休業中だが、この会社をめぐっては、これまでにも核の闇市場とつながるいくつかの疑惑が指摘されている。
リビアで行われたIAEA(国際原子力機関)による核査察で発見された3次元測定機は、シリアルナンバーからミツトヨがマレーシアにあるスコミ・プレシジョン・エンジニアリング、通称SCOPE社という会社に輸出した製品であることがわかっている。
マレーシア警察などの調べで、この測定機は、ミツトヨのマレーシア法人からスコープ社、さらにUAE(アラブ首長国連邦)を経由してリビアに渡っていた。
この会社は、マレーシアのアブドラ首相の息子が実質的に経営する企業の子会社としても知られていて、さらに核開発の父といわれ、核兵器に関する技術や部品を売買していたパキスタンのカーン博士の側近と取引があったこともわかっている。
マレーシア戦略研究センターのバギンダ所長は「マレーシアはイスラム国家で、世界各国との取引が盛んです。輸出規制も緩い部分がある」と話した。
博士は、北朝鮮などに対する核兵器の技術移転をすでに認めている。
日本の警察による捜査が始まったことで、核の闇市場の全容解明につながるのではと期待されている。
(FNN　2006/02/13 12:08)

自ら売り込んだのか…
騙されたのか…
社長…
「よくその会社を調査してやるというやり方を取っている」というが…

全くぬるいやり方のようである。

第一、この測定器を使いこなすために…
ミツトヨ計測学院なるものを主催していますよね。
さて、この講座の受講者の中に工作員がいたことも考えられますから…
やはり、脇が甘すぎる企業としかいえませんね。
まぁ、おっきな車屋さんの親父さんが、率先して大陸で商売しようとしてますからね。
買ってくれるなら、後は知らんというのであれば、どんなに素晴らしい技術があろうとも企業としては最低でしょうね。
さて、この三次元測定機は、2年前のリビアでの査察で見つかったわけだが…


マレーシア首相の息子が加担していると報道もあるようで…
販売ルートも解明されているようだ。
なんで、こんな時期に…？と思うのだが…

おいおい…
ちょっと気になるところが…
う～ん、ミツトヨの企業理念に２．仏教伝道活動の支援を通して人々の幸福に寄与するとありますね。
沼田智秀会長は、財団法人 仏教伝道協会のスポンサーのようですね。
これは、浄土真宗系の団体のようで…
東横インのHPにある社内報ひまわりをみると聖徳グループとありましたが…
いわゆる、大谷派系の奴だと見ている。
あらら…
企業倫理に欠ける企業が、同じ系列の宗教に絡んでいるとは…
何か隠したいのか、裏がありそうな臭いもしますね。

続報が待たれます。

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あくまで飾りです。300円出すなら、セブンスターを買います。