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ラーニング・ザ・囲碁将棋

囲碁と将棋の勉強についてつづったブログ

大晦日だが

2006年12月31日 | 将棋
こんな暇人なブログを書いているのもなんだか・・ではあるが(笑)

将棋について2007年の目標は初段レベル達成である。ちなみに囲碁では二段レベル達成、チェスでも初段レベル(ってよくわからないが、日本チェス協会には段位があるのだ)。

来年の棋書ポリシーは、これまでと同様、詰め・寄せなど終盤中心路線で、実戦型の必至や詰めなど。
それから手筋本をそろえておきたい。羽生の法則、小林健二の徹底活用術、最近の高橋道雄のと三つの選択肢があるのだが、お得さではコバケンか。棋書ミシュランでも羽生の法則より上と判定されていたが。私としては羽生の法則はちょっと高いので。それとこの前NHKでコバケンの解説を見たがかなりわかりやすくてよかった・・てところかな。もちろんマケプレ購入なので・・

定跡は今持ってる四間飛車の本でいいか。いちおうほかの戦法も駒組みくらいは調べられるようにと、「将棋戦法小辞典」も買っておいた。

終盤・手筋・定跡は、6:3:1くらいでもいいかなあ。上に行くにつれて、定跡を知らないとなかなか勝てなくなってくるんでしょうけどね。

なつかしの・・寄せの本

2006年12月28日 | 将棋
またもや終盤本で、勝浦修「寄せの妙手」を入手してしまった。といってもマケプレなので、送料入れて600円というところ。

こちらも内容はよろしい。というか、実はこれは私が前に将棋をかじっていたかなり前(笑)にも出ていた本で、表紙やレイアウトなど見るとなつかしさを覚えるのでつい注文してしまった。活字のサイズが小さかったりするのが昔風。この本とか「駒落ちテクニック」とかは「初段に挑戦する将棋シリーズ」という創元社のものだ。昔は今ほどに定跡書がたくさん出ていなかったようだ。当時の一流棋士といえば、中原、大山、加藤一、桐山、大内、二上、米長、内藤、有吉・・なつかしくないですか?(笑) ちなみに囲碁では、趙治勲、大竹、石田、加藤、林、小林光一、坂田、藤沢秀行、橋本宇太郎、梶原・・ そんなわけで今年に復活したとき、棋士の名前が聞いたことないのばかりだった。張栩なんて読めなかったものね。

そんなに買って読めるのかといえばもちろん読んでない。そんなに時間があるわけないのだ。しかし定跡はほどほどにして寄せと詰みを勉強しようという意志だけはあるので、つい買ってしまうのである。「初段に挑戦する・・」のシリーズではもう一冊田丸昇「詰め方カタログ」もねらっている。それからいよいよ谷川の「寄せの法則基礎編」へ行こうと思う。

将棋手筋本

2006年12月23日 | 将棋
将棋については、寄せ(詰み・必死)、手筋、定跡がやることだと思っているが・・

手筋についてはどうか。

とりあえず「ひと目の手筋」は最初の手筋本としてよかった。
その後何へいくか。
勝浦修「将棋手筋集1・2」を古本屋で買った。
これはなかなか悪くない。ただ、問題にばらつきがあり、また配列がかなりアバウトでテキトーである・・というのが欠点かも。

ともあれ「歩の玉手箱」は買った。これはよく整理されていた。

あと手筋本としては、「羽生の法則シリーズ」や小林健二の「徹底活用術」シリーズが推奨されている。これを一通り読んだほうがいいのかな?

「ラクラク次の一手」もある。これは決して初心者向きではない。羽生の法則あたりはこなしてからやるのが吉のようだ。

あと、評判がいいのは「手筋の達人」である。

いちおう、羽生の法則は図書館にみんなあるのだ。
借りて読めばよいかな・・

碁に比べて将棋手筋本のコレクションはほとんどなし。

3・5・7手実戦型詰将棋

2006年12月22日 | 将棋
詰将棋のやさしい本を本屋でみて、飯野健二「3・5・7手実戦型詰将棋」(池田書店)を買ってきた。
まだ3手詰めしかやってないが相当やさしい。

「5手詰ハンドブック」もあったが、「3・5・7手実戦型詰将棋」のほうがやさしそう。というか、私は白砂青松さんのレビューを見ていて、まずこの飯野本をやってから5手詰ハンドブック2へいけ、と書いてあるのを参考にしたのである。

それと前に図書館で何か将棋の本を見ていて、プロ棋士がこの5手詰ハンドをやっていて、盲点をつかれてなかなか解けないのがあった、という話も読んでいたので、この本は5手詰めとしてはむずかしいのではないか? という印象があったのだった。

なのでとりあえず「3・5・7手実戦型詰将棋」から助走という感じである。

米長の3・5手の本もあったが、問題数が100題以下でコストパフォーマンス悪しということで見送った。図書館にあるなら借りたいところだが。

また新刊の駒を取る詰将棋も出ていたが、こちらはかなり実戦詰め手筋という感じになっていた。詰将棋としてはむずかしそうだが、実戦詰め手筋として解答を暗記してしまえば役に立ちそうだった。

急戦・四間飛車破り

2006年12月18日 | 将棋
図書館で、木村一基「急戦・四間飛車破り」を借りてきた。
さすがにこれには、斜め棒銀8六歩(2四歩)突き捨ての順がのっている。
居飛車側の本なので、みんな居飛車がよくなるというのは、そんなにうまいこといくか? と疑問もあるのだが、私のような中級者からみるとひじょうにわかりやすく、四間飛車対5七銀型急戦の定跡解説書としてはスタンダードという感じがする。藤井・先崎・鈴木本の次はこれがいい、という話は本当だった。どういうものか借りてみたが、あとで買うつもりである。
あともう一冊とすれば、鈴木大介の「四間飛車で居飛車穴熊退治」かな。

ついでに「こども詰め将棋入門」も借りてきた。これは・・さすがに簡単すぎるかも(汗)。「一手三手の詰将棋」と同レベルだろうか。


将棋の本あれこれ

2006年12月16日 | 将棋
将棋の方は定跡書は後回しにして・・と思ったんだけど、藤井・先崎・鈴木と三冊も持ってるのに、斜め棒銀の8六歩突き捨て型がどれにも出てないんでね・・東大将棋定跡道場にはあるけど。あとみんな6七銀型で鷺宮定跡はのってない。まあ今のところそこまではいいか・・ 棋力的にそこまで必要ないかもね。

やはり終盤本・・今持ってるのもいい本が多いのだけど、こんなとこに目をつけている。情報源は棋書ミシュランである。あと、アマゾンレビューと2chの棋書スレ。

田丸昇「詰め方カタログ」
勝浦修「寄せの妙手」
勝浦修「必死のかけ方」
勝浦修「終盤の手筋」
内藤国雄「詰め・必至ハンドブック」

こうしてみると勝浦さん多いですね。彼の詰将棋本もリストに入れてるし。

いまんとこ、借りてきた「詰めろ入門」を2回目終えて、あと「3手詰ハンドブック」は3回目の半分ほど。そろそろ次の詰将棋本を物色中。「5手詰ハンドブック」といきたいところなんだけど、あれはわりとむずかしいというので、その間に何か入れるかな、と思っている。森信雄の詰将棋ドリルか勝浦の詰将棋本あたりかな。勝浦のは、図書館で一回借りたのだが、あまりの本の汚さに少し解いただけで返してしまった(笑)


勝つ将棋・詰めろ入門(2)

2006年12月14日 | 将棋
「勝つ将棋詰めろ入門」を熟読中。これほんとにいいわ~ 二色刷りで見やすいし。あと3回くらいは読み直したいですね。
パズルめいたのが一切なく実戦の寄せ手筋ばかり。詰めろと必死だけじゃなく詰み手筋もある(かなり簡単なのだけど)。

借りた本を読んでて、持ってる本の方は読まないままでいたりして・・ 森けーじの「寄せが見える本」基礎編・応用編もあるよ。これも何度か読もうとは思ってるんだけども。あと「終盤の定跡基本編」ね。

一手・三手の詰将棋

2006年12月14日 | 将棋
米長邦雄「一手・三手の詰将棋」。
とんでもなく簡単だった♪
私の将棋の棋力は、初級を抜け出して中級、これから初段をめざす、という程度だが、この詰将棋本はホントにサクサクだ。これが「3手詰ハンドブック」だと、わかるものは一目でできるが、時々「おっ」と止まってしまうことも多い。3手詰めとしてはそんなにやさしくはない部類ではなかろうか。

「3手詰ハンドブック」を、初心者にまず買えと推薦するのが定番みたいになってるが、それはあんまりオススメできないなあ。ほんとの超初心者にはむずかしすぎる。最初の詰将棋本はこの「一手・三手」。3手ハンドはその次か次の次。

これは山海堂のマンツーマンブックスだが、囲碁での橋本宇太郎「囲碁詰碁集」と同じようなものだろう。
こういうレベルのものを数多くこなすという基礎をやってからむずかしいものに進む、というのが上達の早い方法ではないか。

将棋でいえば、手筋なら「ひと目の手筋」、詰将棋ならこの「一手・三手」だが、ほかにもあるかもしれない。
この種の詰将棋をもっとやりたい、という場合はどういう本がいいのか。森信雄の詰将棋ドリルあたりだろうか。本屋でよく見てみよう。

ちなみに2chの棋書購入検討感想スレのテンプレでは

「一手・三手の詰将棋」 米長邦雄 山海堂
「天才詰将棋」 羽生善治 光文社文庫
「1・3・5手 こども詰め将棋入門」 中原誠(監修) 池田書店
「ラクラク詰将棋 基本手筋集」 日本将棋連盟
「詰め将棋1手・3手・5手」 勝浦修
「3手詰めハンドブック」 浦野真彦 日本将棋連盟

と出ているのだが、これは簡単な順番なのか? どうなんでしょう。
ともあれ「3手詰ハンドブック」よりも先にやるものがある、ということは初級者は知っておいたほうがよいかも。

棋書ミシュランでは、内藤の将棋ビギナーズブックや、武市の将棋の力をつける本なんかが推奨されておりますね。

勝つ将棋・詰めろ入門

2006年12月13日 | 将棋
図書館で、中原誠監修「勝つ将棋・詰めろ入門」を借りてきた。
これは詰めろや必至の基本型の解説。かなりの良書である。必至問題集はほかにもあるが、詰めろのパターンを解説しているのはこの本くらいじゃないか?

こういうふうに、みごとな手筋で相手の玉を身動きできなくさせる、ってのが将棋のいちばん快感な部分ではないか。私には、つくりものっぽい詰将棋よりこっちのほうがだんぜん楽しいがな~ 詰碁の快感に近いのは、ふつうの詰将棋よりむしろ詰めろ・必至の手筋の方なのだ。

定跡の本はほんとに頭痛くなる。どうも好きじゃない。一つ戦法を覚えねば、ととりあえず四間飛車にしたのは、いちばん簡単そうで解説書がいろいろ出てるからである。しかし、藤井、先崎、鈴木と持ってるわけで、これはまず一冊にしぼってそこに書いてあることをしっかり理解してからでないと、いろいろ読み比べても混乱するだけだ。やさしい順から、鈴木>藤井>先崎ではないかと思われるが・・ しかし、どうも定跡の勉強はきらい。「終盤本」がいちばんだ。

詰将棋ルールへの疑問

2006年12月13日 | 将棋
池田書店のHPにあった、飯野健二「超実戦・駒を取る詰将棋」の紹介ページの引用である。

<< 詰将棋を解くことは、将棋の実力を養成するための確実な方法です。
 しかし詰将棋はパズル的な性質を持つように作られているため、駒を捨てて詰むように作られている作品がほとんどです。そのため「駒を取りながら迫る」という実戦で頻繁に現れる自然な着手が、これまでの詰将棋ではないがしろにされてきたことも事実でしょう。
 詰将棋を解くことは終盤力をアップさせてくれますが、詰将棋ばかりを解いているとときには実戦の終盤で「駒を捨てる手ばかり考えるようになってしまい、自然な手が見えなかった」という弊害をもたらすこともあるのです。
 本書は皆さんの実戦に役立つよう、「相手の駒を取りながら詰ます」という自然な手が織り込まれている詰将棋集です。 >>

う~む・・これは、私が何となく感じていた詰将棋に対する「違和感」をうまく言い当てているような・・
詰将棋が上達に有用であるのはいうまでもないにしろ、実戦の詰め場面での「感覚の違い」があることに気づいていたが、それはふつうの詰将棋では、玉方の駒を取ってそれを使うということがあんまり出てこないということだった。しかし実戦ではそれを考慮に入れないと意味ない。また相手の持ち駒によって合駒を読むということも当然だ。しかし詰将棋では「ほかの駒すべて」が持ち駒だ。つまり詰将棋のルールというのはそれだけ「人為的」であり、実戦とは微妙に違うのだ。

その点をよく意識していることが必要ではなかろうか。
そういう意味でこの本には注目。・・ただ私の棋力ではちとむずかしいような予感がするけどね(笑)

まえに、「プロの投了場面からの詰め手順を考えるとかいいんじゃないか」ということを書いたが、考えてみればそれは、何もそういう本を探さなくてもよい。
将棋ソフトを使えばいくらでもできることだ。棋譜はインターネットでいくらでも転がっている。ソフトが詰め手順を教えてくれる(しばしば最短ではなかったりもするが・・)。時には詰みがあるといっても「33手詰め」なんて出たりすることもあるんだが(笑)

すでに問題としてできてるものだったら、「将棋タウン」のHPにある、実戦の詰め手順という問題だ。
すでに一冊の本にしてもいいくらいの分量が掲載されているので、一度やっとくといいかもしれない。
詰将棋もいいが、こういうもっと実戦的な詰め問題が普及してもいいように思うんだが。だって実戦譜をそのまま使えばいいんだから、作るのすごい簡単じゃん。
一度できあがってる詰将棋のルールを絶対視しすぎてるんじゃないか。
棋力向上には一度そのルールの絶対性を疑ってみるのもいい。実際には駒があまったり、あらかじめ何手で詰むなんてことはわからない。そういう状況で詰みを読むという訓練がもっと必要なはずだ。
詰碁にはそういう「人為性」は詰将棋よりも少ない。

詰将棋本を絶対視せず、将棋ソフトによる実戦詰みの練習を取り入れるとよいのではなかろうか。