ついでに買ったのがこの五目並べ・連珠ソフトで、なんと500円ちょっと。
連珠というのは、五目並べを競技化したもので、黒のみに三々・四々・長連(6目以上)を禁じ、白にはいっさい自由とするというルールを用いる。この結果、白には黒にわざと禁手を打たせるなどの手筋が生じ、かなり面白くなる。
実を言うと私はかなり昔、連珠にはまったことがあって、いちおう段位を持っている。なんともマイナーな競技なのだが・・
こちらのソフトは最強レベルにするとだいたい5級前後のように思う。基本手筋を知っているので、本など読んで勉強したことがない素人ではあんまり勝てないだろう。一般人の中ではすごく強い部類かもしれない。さすがに私がマジになれば負けることはない。
しかし、連珠ソフトには開発にまったく力が入っていない。もし将棋やチェスのソフト開発ほどの情熱が連珠ソフトに注がれたら、間違いなく名人でもなかなか勝てないソフトができるはずだと思う。
というのは連珠は着手点が限られているからで、コンピュータが得意のしらみつぶし作戦が通用する世界なのだ。連珠の盤は15×15が正式のもので、かなり広いのだが、実際の着点は、すでに置かれている味方の石から二間飛び以上離れることはありえないので、かなり限定されている。序盤の定石もあるし、本気でソフトを作れば六段、七段レベルのものなどすぐできるはずだ。ただ、連珠という競技がマイナーであるため、そのような開発がなされてないだけだろう。この500円のソフトにしてからが、10年くらい前に作られた思考エンジンを使い回しているだけに違いない。
マイナーといっても、私がやっていたときにはそれでも連珠の本が7,8冊くらいは出ていたように思う(いま、オセロ・チェスもそのくらいである)。ところが今、アマゾンで検索してみると・・連珠入門書の現役本はいま、ゼロなのだ! オセロとチェスは本屋に1,2冊は必ず置いてあるが、出版されてないものは置きようがない。
また連珠情報をWEBで見てみると、トッププレーヤーの名前は私がやっていた十数年前とほとんど同じで、つまりその長い間まったくといっていいほど新しい人材は出てないことがわかる。
競技としては低落の一途、風前の灯火である。入門書ゼロというのはいかにも痛い。
いまでは囲碁・将棋につづく「第三勢力グループ」から後退して、シャンチー(中国将棋)よりもマイナーな競技になってしまった。
連珠というのは、五目並べを競技化したもので、黒のみに三々・四々・長連(6目以上)を禁じ、白にはいっさい自由とするというルールを用いる。この結果、白には黒にわざと禁手を打たせるなどの手筋が生じ、かなり面白くなる。
実を言うと私はかなり昔、連珠にはまったことがあって、いちおう段位を持っている。なんともマイナーな競技なのだが・・
こちらのソフトは最強レベルにするとだいたい5級前後のように思う。基本手筋を知っているので、本など読んで勉強したことがない素人ではあんまり勝てないだろう。一般人の中ではすごく強い部類かもしれない。さすがに私がマジになれば負けることはない。
しかし、連珠ソフトには開発にまったく力が入っていない。もし将棋やチェスのソフト開発ほどの情熱が連珠ソフトに注がれたら、間違いなく名人でもなかなか勝てないソフトができるはずだと思う。
というのは連珠は着手点が限られているからで、コンピュータが得意のしらみつぶし作戦が通用する世界なのだ。連珠の盤は15×15が正式のもので、かなり広いのだが、実際の着点は、すでに置かれている味方の石から二間飛び以上離れることはありえないので、かなり限定されている。序盤の定石もあるし、本気でソフトを作れば六段、七段レベルのものなどすぐできるはずだ。ただ、連珠という競技がマイナーであるため、そのような開発がなされてないだけだろう。この500円のソフトにしてからが、10年くらい前に作られた思考エンジンを使い回しているだけに違いない。
マイナーといっても、私がやっていたときにはそれでも連珠の本が7,8冊くらいは出ていたように思う(いま、オセロ・チェスもそのくらいである)。ところが今、アマゾンで検索してみると・・連珠入門書の現役本はいま、ゼロなのだ! オセロとチェスは本屋に1,2冊は必ず置いてあるが、出版されてないものは置きようがない。
また連珠情報をWEBで見てみると、トッププレーヤーの名前は私がやっていた十数年前とほとんど同じで、つまりその長い間まったくといっていいほど新しい人材は出てないことがわかる。
競技としては低落の一途、風前の灯火である。入門書ゼロというのはいかにも痛い。
いまでは囲碁・将棋につづく「第三勢力グループ」から後退して、シャンチー(中国将棋)よりもマイナーな競技になってしまった。