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ラーニング・ザ・囲碁将棋

囲碁と将棋の勉強についてつづったブログ

将棋・囲碁の棋士比較

2008年01月05日 | 全般
今年もまた「大逆転将棋」とか、新春の将棋囲碁番組を見てしまったが・・

棋士というのを見るのも面白いが、碁と将棋の棋士ではずいぶん感じが違うことはだれしも気づくところだ。

正直言えば、将棋の棋士の方が面白い。明らかに、一般人とは違う人種であるとわかる。個性的ということでもある。

やはり、碁というのはバランス感覚が必要される競技なので、そのプロ棋士というのも(一部例外を除き)どこか常識的なところがあるように感じる。

音楽の、バイオリンとピアノの人の違いみたいなところがあるのかも。
(バイオリン=将棋、ピアノ=碁である。というのはピアノというのはどこか「構造的な」な感覚があるので、旋律を奏でる楽器とはそういう質的な違いがあるのだ)

女性棋士の価値

2007年03月17日 | 全般
最近忙しいので棋書も見ていない。たまに詰碁。

囲碁将棋チャンネルの方だが、竜星戦は見るひまがなく録画がたまる一方である。やっぱり2時間という時間はなかなかとれない。2時間あれば映画を見ることもできるわけだし。1時間の棋戦解説の番組がちょうどいい。あとやっぱり「The Passion」は面白い。きょうもなかなかの美人が登場。

美人といえば囲碁将棋チャンネルではアマチュアの美形の人を登用している。女流プロはあまり出てこない。将棋の方では中倉宏美ちゃんとか出てくるようだが。

やはり美人で碁が強いというのは希少価値なのである。したがってあまり強くない男性プロよりも商品価値は高いといえる。

将棋界では女流独立問題がこじれているが、ここでも基本は、女性で将棋が強いということは希少価値なのだということである。将棋連盟はそこがわかっておらず、絶対的な棋力を基準としようとする。女性プロは相対的に弱いが、女性でアマ五段~県代表くらいの将棋を指せる人というのはきわめて希少価値なのである。男性の、並みの四、五段よりよほど価値は高いのである。

将棋連盟が、将棋が強い、弱いを絶対とする価値観からなかなか離れられないことが問題である。そして、多くのファンが感じていることと思うが、米長会長というのはどうも経営者としての資質に疑問があるのではなかろうか。組織の長に向いている人とは思えない。ワンマン社長に振り回されている中小企業という様相を呈している。棋士の世界は狭いので、一流の経営者のような広い見通しを持った人材が育たないのであろう。ファンの間では米長株が急速に下がっていることを自覚しているのであろうか。

棋書冊数

2007年02月11日 | 全般
いま保有している棋書をカウントしてみると

囲碁  69冊
将棋  25冊
チェス 18冊
連珠  2冊

ひや~
詰碁・手筋問題集はちょっとコレクションの意識があるが、他の分野はそうでもない。この程度ではコレクターとは言えないだろう。
打碁集が少ないので、日本棋院の打碁鑑賞シリーズとか、徐々にそろえていくか。

囲碁本は、いままで初段レベルを目指すものが多かったが、だいたい棋力は初段くらいになったし、次の目標を三段に定めているので、初段から三段以上へアップするための棋書というのが新たに視野に入ってくるわけである。なので、今年中に囲碁は100冊を突破するだろう。

将棋・チェスはしばらく更新停止のつもり(笑)

将棋とチェス

2007年01月10日 | 全般
松田道弘「将棋とチェスの話」って本を借りてみたんだけど、なんか、雑学のようなことばかり書いてあって、それぞれのゲームの本質的なものにはほとんど迫ってなかったな~ 著者はゲーム研究家ということらしいが、たぶん、将棋とチェスの比較ってテーマの依頼が来たけど、それを書くほどの知識がなくって手持ちの雑学でこなした、って感じなんだけど。特にチェスについては著者の知識、棋力とも不十分ではないかな、と思った。

ゲームの本質もそうだが、私としてはもっと素朴な知識、たとえばチェスのプロというのはどういう生活をしているのか、プロにはどのようにしてなるのか、町のチェスクラブとはどんな感じなのか? といったことが知りたかったりする。

なんでもチェスには日本の新聞棋戦のようなものはなくって、新聞にはチェスの詰め問題や次の一手のコーナーはあるが実戦譜はのってないものらしい。国際トーナメントではギャラを払って強い選手を招待するので、プロはそういうので食っているらしい、という話は聞いた(この本ではないけど)。

将棋とチェスのどっちがおもしろいか、なんてことは、それぞれの棋力によって変わってくる話で、どっちも同程度の棋力がないとうかつに比較できないものではなかろうか。

しかし少しかじってみて、どうも、終盤戦に関してはやはり将棋のほうがずっとスリリングであるように思える。チェスにエンドゲームという戦略があるが、これはまったく別物だ。駒がだんだん少なくなるというのは決定的な差である。

それにしても盤上ゲームというのは歴史上無数に発明され、ほとんどが消えていった中で、数千万人以上のプレーヤーがいるというのはごく限られている。それだけのものはあるはずである。

大人の上達法

2007年01月06日 | 全般
大人になってから、ほとんどゼロから始めるというのは大変なのかなあ? 特に囲碁なんかは・・そういう苦労をつづったブログをよく見るけど。

たぶん大人が上達するには、適切な棋書を選んで順序よくそれをこなしていくというアプローチを取るのが効果的だろう。子供のうちは手当たり次第、でもなんとかなっていくかもしれないが。

私の場合、碁は中学生で覚えていて、高校の時は囲碁将棋部に入っていてそこで3級くらいまではいっていた。その後ずっとやっていなくて「ヒカルの碁」をきっかけに復活したのだが、少し棋力が落ちていたものの5級くらいから再スタートすることはできたので、20級くらいで苦労している人の気持ちというのは、正直いってよくわからない。そういう場合にどうしたらいいかというノウハウは知らない。

ただ昔を思い出してみても、20級くらいで苦労したという記憶はあまりない。そのころ私は、わけもわからず棋譜を並べることが好きで、それをやっているうちに自然とひと桁級にはなったと思う。とりあえず石の形だけそれらしくマネできるようになるとひと桁級になるので、意味はわからずとも棋譜並べ(50手か100手くらいまででいいと思う)というのは効果があるみたいだ。あと私はあんまり詰碁はしなかったが、今思うと簡単な詰碁を系統的にやっていけばもっと上達したと思う。

「聖の青春」という本を読んでいて、子供の時の村山八段が、ベッドの上で棋書を読んでいるだけでほとんど対局せずに三段くらいまで上達したという話があり、興味を引かれたことがある。本だけでもそのくらいは行くものであるらしい。

最近は

2006年12月20日 | 全般
「寄せの棋本戦術」を買った。古本だが送料と振込料を足すと新品とほぼ同じ値段である。まだ読んでいないのだがぱらっと見た印象ではかなりよさそう。レポートはまたそのうち。

囲碁ではこのところ成美堂の詰碁・手筋問題集を買いまくってしまい、これはもう一ヶ月まるまる休みがあっても消化しきれない量かもしれない(汗)

詰碁と詰将棋

2006年12月12日 | 全般
きょうは本屋に行って、「初段合格の死活」「9級から初段までの基本詰碁」「サバキの最強手筋」の三冊を買ってきた。
三冊も買い込んで・・ということだがこれで正月休みも万全!ということである。
レベル的にもちょうどいいというか、だいたい私のような初段前後というのが、いちばん棋書の数が多いので、困ることはない。あんまり強くなったら読む本がなくなってつまらないかもね~ そういうときは棋譜研究になるのかな。
どうも実戦よりも詰碁、手筋本のほうが面白いというか・・私はこれを一種の「高級パズル本」として楽しんでいるのかもしれない。実戦ってあんまりかっこいい手が出ないですから・・平凡な手の積み重ねって感じで地味ですね。
だから実戦で強くなるため、というより詰碁そのものが目的なのかもしれない。結果として強くなればそれに越したことはない、って感じ。

そういう私も詰将棋はそんなに好きじゃない。これは将棋のほうが棋力が低いこともあるんだけど・・
詰将棋ってちょっと「つくりもの」っぽすぎるんじゃないか、詰碁とくらべて。
それに何手で詰めるかということ自体がヒントになってるし。
もうちょっと実戦の終盤での詰み手順を読む、という練習問題みたいなのがあっていいような気がするが。プロの投了場面からどう詰ますか、なんて本があるけどああいう感じ。「将棋タウン」にもそういう問題があるけど。
それでいうと必至問題のほうがいかにも手筋一発って感じで気持ちいい。
必至問題集を一冊くらい持っててもいいかもしれない。