![]() | 手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~喜多川 泰ディスカヴァー・トゥエンティワンこのアイテムの詳細を見る |
私のお薦め:





先日喜多川さんのトークショー(10月25日)を紹介したお礼にとうさぎさんが貸して下さり
思いがけなく早く読むことができました

本も御縁なんだね


前回のユングも紹介してもらっての素晴らしい本だったが
これまた別な角度からいろいろ考えさせられる素晴らしい本だった。
あまりの素晴らしさに読書すること自体の素晴らしさに感動してしまった。
タロットのⅩⅡ番は『見方を変えましょう』という意味がある。
普段私たちの思考回路ってその人特有のものがあるから
物の見方を変えるって実はコツがつかめない人にとっては大変なのではと思う。
そういう時に読書って有効的なのではと思う。
その書いてた内容や言ってること全てに共感できなくても
『違う見方』という角度で自分ならどうするか、自分の場合はどうだろうと問いかけることができる。
この本はまさしくそんな本だった。
あ、私の場合内容にも共感できたから


大学生の諒太は就職活動中にヒョンなことから『手紙屋』というものを知る。
10回限定で文通をしてお礼は将来その人が決めればいいというシステム。
なのでこの本は10回の文通がメインなのだが
どうして人は働くのか。
大企業と中小企業、どちらが自分に合ってるのか。
たいした取り柄もなく自分にどんな才能があるのかもわからない時はどうすればいいのか。
これらは何も大学生の就職活動に限ったものではない。
今現在就職活動中の人も
これからまた働こうかなと思ってる人も
今の仕事に疑問を感じてる人も
是非読んでもらいたい一冊だ

限りなく諒太と同じ目線で本を読んでる自分に手紙屋から返ってくる答えとは
思いがけない視点からの答えばかりだった。
決して就職活動のマニュアル的な内容ではない。
あくまでも考え方のポイントを教えてくれるのでそこから導き出す答えは人それぞれだ。
これね、高校生とか大学生の時に読んでたら私はどう考えてどういう答えを出したのかなと思ってしまう。
子供がその頃になったら是非何気にプレゼントしたい一冊だ

