天真爛漫 ぼやき日記

大相撲、野球、音楽鑑賞、写真大好き。二児のママ。

背景も気になる。

2014-11-30 19:22:38 | 福祉・意見

高齢者虐待に対するニュースが気になった。

もちろん私もはしくれですから。

http://mainichi.jp/select/news/20141124k0000m040061000c.html

某番組でも取り上げられていた。

もちろんこの介護職員がやってしまった利用者の髪を抜くといった行為は許されるものではない。

ただこの容疑者の背景に何があったかなんて思うのだ。

何故髪を引っ張る事態になったのか。

もしかして利用者がひっぱたいて急にスタッフにスイッチが入ってしまったのかなとか。

 

もちろんお金じゃないけどお金。それもあるかもしれません。

この職員が、危険だったとしたら周りは何かフォローしたの?そういうのもわかりません。

 

一歩間違えればどんな介護職員だってやりかねない。だって人間だもの。腹が立つのは当たり前。

私も認知症のとこの方が経験長いし。

ほんと利用者を叩きたいなんて思ったこと何度もあります。怒っちゃいけないわけでもないです。

排便で、身体汚れてしまったからお風呂やトイレで綺麗にしようって思って誘導する。もちろんすべての人じゃないけどわかってスタッフにその汚物の汁をかけたりするような人もいる。殴ってこようとして利用者が転倒しそうになる。それを守らなくちゃいけない。

またそれを握る時も気をつけないと高齢者って手首とかすぐ痣が出来たりしちゃう。強くも握れず対応に困ること多々ある。

もちろん、腫れものを触るように「だめですよ」なんて雄著なこと言ってることが正しいわけでもない。すべてにおいて加減が必要ってこと。

 

日にって気分違うし。。排便リズムが上手くいかないだけでも利用者の気分って変わっちゃう。

たとえ自分が悪くなくても相性ってのもあるし。他の職員が上手く行っても自分が上手くいかない面とかも誰だってある。

家族の態度一つでもスタッフの気分って変わるもの。

 

よく私がブログに勝手に登場させてる唄うま爺さん一人にしてもそう。唄うま爺さんも認知症ではあります。

前いたスタッフは、大声出すことに対してまたそれを上回る大声で返し、余計に唄うま爺さんを助長させていた。施設長もそれを注意しようとしない。

杖を出すから危険だと私に教えて来た。自分は8ヶ月いるからわかってるとぬかしてた。

私は、その時入って間もなかったし、体もまだ完全ではなかったから朝3時間の週3しか勤務してなくて唄うま爺さんと接触する時間も少なかった。

でも大声出す人は前のとこでもいたし、さほどびっくりするようなことはなかった。

私は、新しい人だし試してくることもなんとなく読めた。

早速杖を私に、パンチをいれたが、それはただ単に私を試すために私のお腹を軽くつつくようなものだった。

この人はちゃんと力加減も出来るんだなって思った。

そんな時に、この勘違い職員は怒鳴る。

年上だけど。。はっきり言いましたよ。単に試してるだけであること伝えました。

 

大声出した時に、唄うま爺さんに聞かれたことあります「あんたはおれが怖くないんか?」と。

私は「全然。前いたとこもっと声でかいばあちゃんおったし、それにTさん(唄うま爺さん)本気で人叩いたりしないでしょ?」

ってストレートに言った。

そうすると「お前はおもろいやっちゃな」って返してくれた。

今では問題行動もすごく減りました。いろんなこと任せてるし。良い時はいい。悪い時は悪いとメリハリつけてあげること。

それだけでよかった。

たまたま私とい相性が合ったってのもまた良い結果だったわけですが。

すべてがこの対応できるわけじゃないんですよね。

こういう虐待というニュースを聞いた時、利用者どんな人だったんだろ。勤務体制大丈夫かななんてすぐ思っちゃうのであります。

コメント (4)
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