重力について
-原意識 現象学 量子論 OCOT情報 ラー文書についてのメモ-
20世紀になって、哲学では現象学、物理学では量子論が非常に大きな知の地殻変動を
もたらした。この二つの潮流は人類史においては実は同質の潮流だろうと推測するが、
同時に語られることはあまりない。この20世紀地球上での知的イベントが、太陽系規
模と自称されるチャネル情報2つ(冥王星経由のOCOT情報と金星スタートの「ラー文
書」)からどのように見えてくるのか、メモしてみたい。アカデミックで華やかな二
つの潮流(現象学と量子力学)と、それとは対照的に難解で超含蓄でレアな知的分野
でありつつ、普遍的な知である科学についてもラディカルに言及する二つの深層海流
(OCOT情報とラー文書) を対比してみたい。
1 現象学的還元と量子場
現象学と量子論についての時代をまず見ておく。
1905年 アインシュタイン 光量子の発見
1911年 フッサール「厳密な学としての哲学」として現象学がスタート
1921年 フッサール「内的時間意識の現象学」
1925年 シュレーディンガー「波動方程式」
1926年 ディラック「量子条件の定式化」
1927年 ハイデガー「存在と時間」
1949年 後期ハイデガー「四方域」
二つの学問が主にヨーロッパにおいて同時に展開していることが確認できる。
現象学的還元とは単純化すれば「もの」を「こと」に還元し、それを意識における現象
にまで還元することである。同時代、物理学の世界では全ての物質が量子場の振動に還
元された。
フッサールは「こと」を「もの」からいったん切り離し、純粋な「こと」=意識という
現象を丹念に吟味することにした。その方法論を学んだハイデガーは「意識」の基本的
構造を代表的著作「存在と時間」においてシンプルに抽出した。それはハイデガーの哲
学用語では「エクスターティッシュホリゾンタール(脱自的地平的)な世界内存在」で
ある。これはOCOT情報に翻訳すれば、シンプルに負荷・対化・等化と読める。ハイデ
ガーは「負荷」を「エクスターティッシュ・脱自」と言葉化した。これは「エク」脱・外
へと「スタンス」立・存・持続・存在 の合成語である。数学物理学ではベクトル的な概
念である。1次元ベクトル(エクスターティッシュ)が2次元ベクトル平面化し(ホリゾン
タール)、世界という3次元ベクトル立体となっている(In der Welt sein)とも理解できる。
この意識の基本動態をハイデガーは師匠であるフッサールの現象学的還元の手法によって
抽出した。そしてこの還元によって見えてきた意識の基本構造を「時間性」と呼び、当時の
人間が考えている根本的な「存在の意味」とした。これがハイデガーの前期思想である。
現象学からスタートしたハイデガーはその哲学思索の後期になると「四方域」という存在
分節を導入する。これは「天・地・神的なるもの・死すべきもの」の4分節である。これは
概念的にはOCOT情報における「定質・性質・反性質・反定質」の4分節に相当するとする
のが知的には生産的であろう。
2 意識と重力
この、現象学により「生ける時空」についての考察を哲学が深めている時代、量子論は量子
場理論として完成の歩を進めている。とはいえ、量子場は電磁力、弱い力、強い力、重力の
4つのうちの3つ(電磁場、弱い力、強い力)を統合した段階である。残りの重力の量子化
は数学的に困難で、いまだスタンダードな理論として決着していない。これは数学的困難さ
であると同時に実験・検証の困難さにも起因している。
OCOT情報では人間の認識論的存在論的(=現象学的)階層構造を次元観察子(ψ)と呼んで
いる。物理学の4つ力はOCOT情報における次元観察子ψに対応させることができ、以下のよ
うになる。
ψ1,2,3,4 電磁力
ψ5,6 弱い力
ψ7,8 強い力
ψ1~ψ8の反映 重力
ψ1~4については、ψ1、ψ2は時空、ψ3,4は電磁力とも語られている。ψ1~8の反映が
重力とされているが、相対論が空間の歪みとして定式化した狭義での「重力」はψ1,2の
時空に基本的な根を持っていると考えることができる。この狭義の「重力」はψ1,2とも
解釈できるだろうと私は想定している。「シリウス革命」P420によれば、重力はψ1からψ8
まの反映とされてはいるので、あくまで私の推測でしかないのだが。
この点、原典を引用しておく。
※※※引用開始
問5 自然界にはなぜ四つの力(電磁力、弱い力、強い力、重力)しか存在しないのか。
回答 次元観察子の構造に働く力がψ1~4(電磁力)、ψ5~6(弱い力)、ψ7~8(強い力)、
それとこれらの反映である重力(プレアデスの外面方向の力)の四種類しか存在しないから。
(「シリウス革命」p420)
※※※引用終了
実際量子論においても、重力と量子場の統合においては、重力と時間と空間をどう定式化す
るかが課題になってくる。
量子場理論と重力の統合は量子論と一般相対性理論との統合でもある。アインシュタインは重
力を空間の歪みとした。
ψ3~ψ8までに相当する3つの基本的な物理的力が量子論において量子場として統合されたこ
とになる。残っているのは量子論でいえば、重力、OCOT情報ではψ1,2である。
OCOT情報では重力はどう定義されているか、引用する。
―重力とは何ですか
「中心を持つ力に働く顕質」
OCOTファイル19891122
OCOT情報での次元観察子ψ1,2の定義は、ミクロからマクロに向うベクトルが次元観察子ψ1で、
マクロからミクロに向うベクトルが次元観察子ψ2である。この次元観察子ψ1、ψ2において時空
が開闢している。
この冥王星経由で提示されている次元観察子という概念は実にシンプルにシャープにハイデガーの
「存在と時間」の概念装置を置き換えてしまっていて見事である。OCOT情報では、ハイデガーが
「エクスターテイッシュ・ホリゾンタール」と語った意識分析を「ミクロからマクロへのベクトル」
=ホリゾンタールとし、「In der Welt sein」と語った意識分析をマクロからミクロへのベクトル」=
エクスターティッシュとし、次元観察子ψ1と次元観察子ψ2としている。このように、冥王星という
太陽系最外縁にある鏡を使うと、シンプルに我々の意識構造が見えてくるらしく、OCOT情報が提示
する次元観察子は実に便利なツールである。シリウス起源のこのツール、我々の太陽系と天の川銀
河の中心意識を結ぶ役割をはたしているらしいシリウスからの強烈な目覚ましコーリングである。太
陽の提供する揺り籠からそろそろ目覚めよ、とのことらしい。
このψ1、ψ2は要は中心を持つベクトルであり、重力とは「このψ1,2を開闢させている力に働く顕
質」と解釈可能である。顕質とは、充てられた漢字から推測すると、OCOT情報における「観察精神」
に近い抽象度を持っている概念と推測される。いわば、観察精神が主観サイドであれば、顕質は客観
サイドである。このことから、重力とはψ1,2において働いている「意識化するもの」、「原意識」
と呼べるもの、であり、意識化される力と推測したい。
この原意識であるところの重力がもつ「顕質」がψ3.4の意識が働く場を用意しているのではないか。
重力という空間内部で働く力が意識という空間の外部から空間を見つめる機能を生み出している。し
かもこれは時空自体を開闢させる根源性を持っているように思える。天文学的に例えるなら銀河系で
ある。
たしかに銀河系とは銀河中心という構造中心を持っている。重力とは銀河中心のもつ機能であり、銀
河中心によって出現させられている恒星においても働いている。こうみてくると、物理が語る重力と
は銀河系というひとつの巨大な根源的な意識系を顕現させているノエシスのノエマ的側面=性質であ
り、まさに、「重力とは中心をもつ力に働く顕質」のことである。
そしてこの重力をOCOT情報は「ψ1~ψ8の反映」としている。このψ1~ψ8はOCOT情報では「元止
揚」と呼ばれている。一般的には止揚とは対立するものを統合させることである。ではもっとも原初
的に対置される二つの合体とな何か。これは存在論的には明確である。端的に1とゼロの合一状態で
ある。したがって原止揚とは被造物の原型のことであり、人、もしくは人間であり、銀河系そのもの
の事である。その意味で、元止揚とは銀河でありひとでもある。銀河とはヒト、あるいは人間のこと
になる。銀河とは巨大な身体のことである。あるいは身体とは銀河が顕現したものである。銀河とは
アンドロポスのこと、あるいはアンドロポスとは銀河のことになる。1とゼロの等化したものとは生
命のことであるから、銀河もひとも生命の究極形ということになる。
こう見てくると、
重力とは「中心をもつものに働く顕質である。」
という定義と
「重力はψ1からψ8まの反映である。」
との関係が理解されてくる。
重力として立ち現れてくる存在の根源、いわば実数世界の重力を産んでいる虚数界の「原重力」と
は銀河中心を成立させているものであり、人間の命を成立させ、人間の認識を成立させているもの
である。それを命と呼んでもいいだろうと思う。生命とは1とゼロを等化して銀河や人を客体化さ
せている原理である。
この推測をする際に参考になるチャネル情報がある。「ラー文書」と題されるチャネル情報である。
これについて少し解説する。
重力と意識の関係について参考になるのは1984年出版の本、ドン・エルキンズ、他著「ラ-文書」
である。これは凄い本である。著者は4つの学位をもち、機械工学、物理、工学の大学教授で、
ボーイング社の機長でもあるという。理系の学術的なバックボーンがある。そのため、質疑応答の
内容が論理的に充実している。関連部分を少し引用する。情報源はラーと名乗る意識体である。金
星をベースとして進化した意識体とのことで、エジプト時代に人類に関与し、その関与が地球人類
に与えた影響について、責任を感じている様子である。チャネラーはカーラ・L・ルカートという女
性で、図書館学で修士号を取得している。
宇宙創造のスタートについてラー文書は以下のとおりとしている。
※※※
ラー文書
NO1段階
「創造されたもののなかで最初に知られたものは無限です。無限は創造されたものです。」
(原文:The first known thing in the creation is infinity. The infinity is creation.)
No2段階
「無限が気づきを得たのです。これが次の段階です。」(Infinity became aware. This was the next step.)
NO3段階
第3段階については、訳せば
気づきは「無限のフォーカス」を「無限エネルギー」に導いた。
「Logos」 あるいは 「Love」と呼ばれる存在。「intelligent infinity」(知的無限)とも呼べる存在。
「気づき・意識」原理としての無限の焦点化。
となるが、参考に原文を引用しておく。
「Awareness led to the focus of infinity into infinite energy.
You have called this by various vibrational sound complexes, the most common to your ears being
“Logos” or “Love.”The Creator is the focusing of infinity as an aware or conscious principle called by
us as closely as we can create understanding/learning in your language, intelligent infinity. 」
(ドン・エルキンズ他著「ラー文書」P254)参照
※※※
ここで出てくるfocus と infinity は量子場理論にでてくる局在と非局在に似ている。
ラー文書における「創造の第3段階」を量子場理論に変換すると、「意識が無限的広がりをもつ場
を量子化し、そこから無限のエネルギーが生まれてきた」「創造主は場を量子化し、それが意識
原理であり、意識の源は知的無限と呼ぶことができる存在である」といった理解ができる。
以下、この「フォーカス」を、OCOT情報でいう「中心をもつ力」の「中心をもつ」ということだ
ろうと推定して、思考をすすめることにする。こちらの情報源は金星経由ということで、太陽系に
おいては地球より太陽に近い惑星からの情報で、太陽に近い分、冥王星という鏡とはまた違った穏
やかな語り口で、我々に語りかけてくれている。金星経由と冥王星経由の違いはわかりやすくいえ
ば、太陽系中心意識をベースとする母性的女性原理の金星と、べつにうちの太陽だけがすべでは
ないとする父性的男性原理の冥王星である。これは地球にとっての両惑星と太陽の位置を見れば、
一目瞭然。太陽系における惑星関係とて、所詮は家庭における人間関係と同形である。
ラー文書における第1段階と第2段階とOCOT情報のψ1、ψ2の比較は実に興味深い。OCOT情報
においてマクロ化とされ空間とされているものがラー文書では無限とされている。そしてOCOT
情報でミクロ化、中心へ向かうベクトルとされているものがラー文書では気づき、意識とされ
ている。そしてこの意識は我々がロゴスや愛と呼んでいるものであり、それはラーは「知的無限」
とよべるものだとしている。
OCOT情報だと、重力は「中心を持つ力に働く顕質」である。相対論における空間に発生する
「歪み」をOCOT情報は「中心を持つ力」としている。この概念的近接性は明確であると私には
思われる。顕質とは観察精神や意識のベースになっているものと読み替えることが可能だろう。
ψ3,4は電磁場であり、意識活動の場であるから、そのψ3,4のベースになっているψ1,2は中心
をもつ空間であり、そこは重力場ということになる。だから、ラー文書でロゴス、愛、知的無限
とよばれているものの別名が物理における重力と考えられることになる。
ラー文書が「気づき」と概念化したものは相対論における「歪み」であり、OCOT情報における
「中心を持つ力の顕質」であろう。
ラー文書の特徴的な概念は「歪み」である。ラー文書においては意識活動とは歪みであり、偏差、
差異と呼べる偏りが意識の本質とされている。この歪みについてはラー文書における宇宙創造の
次の段階である第4番目の説明の中に出てくる。解釈が難しい文章なので、まず英文を引用する。
The next step is an infinite reaction to the creative principle following the Law of One in one of its
primal distortions,freedom of will.
(次の段階は創造原理に対する無限なる反応である。それは一なるものの法に導かれる。そして一
なるものの法の根本的な歪みのうちの一つが自由意志である。という訳になるだろうか。あまり
自信はないが。OCOT情報で翻訳すれば、最初の負荷に対する対化となるだろう。「一なるもの
の法の根本的な歪みのひとつ」が「自由意志という歪み」だとラー文書は語っている。)
この distortionはラー文書に頻出する語彙である。ラー文書ではこの「歪み」は決して否定的な
ものとされていない。文化とはひとつの歪みなのであり、それはそもそもラー文書が個別意識自
体を「歪み」と捉えているからだと推測する。
アインシュタインは重力を空間の歪みとした。ラー文書においては歪みが意識現象における根本
的な要素とされている。「具体的な意識内容」は「一なるものの法に生じる歪み」である。重力
と意識発生の密接な関係をラー文書はかたっていると私には思える。
意識を成立させているものが重力だとすると、どうなるのだろうか。
重力場とは我々にとって最も身近なのは地球重力圏である。地球についてはOCOT情報は観察精
神と呼んでいる。意識活動の根底において意識を支えている「原意識」とは地球の重力であり、
地球という観察精神(=意識)ということになる。また、衛星である月も重力源の一つであるか
ら意識を構成する要素となることになる。
そしてもうひとつ身近な重力の源は太陽である。意識の源が重力であるのなら、我々の意識は
地球意識であると同時に太陽意識である。地なるものと天なるものが我々の意識の基本的な領
野をなしているということである。現象学のハイデガー後期の詩学的哲学の語る四方域の二つ、
天と地である。となるとハイデガーの四方域とはOCOT情報で変換すれば、ψ1,2 が天と地で
あり、ψ3,4が「神的なるもの」であり、それ以降のψ5~9が「死すべきもの」と分節できる。
このψ5からψ9までの次元観察子はOCOT情報では電子にはじまるフェルミオン粒子が構成され
てくる次元であり、まさに「物」の世界である。ハイデガーはこれらを「死すべきもの」とし
たことになる。
天文学的に言えば、太陽重力圏は、より広範な天の川銀河の重力圏に存在するローカルな重力
圏である。その意味では我々の意識は天の川銀河に属する巨大意識系のなかに位置する一つの
ローカルな意識現象ということになる。天の川銀河を創り出している重力場を一挙に局所化し
て、我々は地球に棲んでいる。より正確に言うならば、天の川銀河の重力圏と太陽の重力圏と
月の重力圏と地球の重力が一挙に量子化された局所として私の意識は、日の光あふれる昼は地
上の風景を眺め、夜は月明かりの下で天の川銀河の星々を眺めている。
意識の母胎が重力であるとの認識が我々に与えるインパクトは鮮烈なものとなる。意識の故郷
は地球であり、太陽であり、天の川銀河となるのだから。銀河系という中心をもつ存在が意識
の母体であり、銀河系とは「ひとつの自由意志」のこと。そしてその銀河の原意識からの歪み
(=偏差)が我々の意識であり、私という自由意志主体のことである。銀河系の重力圏から離
れことがで来たとき、我々は新たな銀河となる。スターメイカーという意識の境位に立つこと
ができたということだ。
そうなると、占星術は太陽系内に存在する複数の重力圏(=惑星)が意識に与える影響を分析
する天文学の一種ということになり、将来は量子重力場天文学の一分野になってしまうという
ことである。将来の星占い師の資格試験には一般相対性理論の理解が加わるということになる。
死ぬと人は星に帰るという。意識の源が重力であるとすれば、この言い伝えには深遠な意味が
あるのかもしれない。我々は生きていようが死んでいようが、意識がある限り、地球の重力と
月の重力と太陽の重力と天の川銀河の重力に支えられている。否、個としての意識が消えても
それぞれの重力圏は意識の母として広く、永く存在しつづけている。死後、我々の意識は地と
天に回帰しているのだろうか、あるいは天にも属さず地にも属さぬものとして月の重力圏で次
の受肉を待っているのかもしれない。因みにOCOT情報は死んだ後の意識がどこにいくかについ
て「新しい次元を生み出すための力として月の中に貯えられるということです。」(「シリウ
ス革命」P325)という謎のようなメッセージを伝えてきている。これによれば、「月に帰る」
のはかぐや姫だけではないということになる。
地球意識との歪み(=偏差)がない意識の境位に至ると、次は太陽意識との歪みが意識内容と
なって、思考対象となるのだろう。そして太陽意識との歪みない意識の境位に至る時、今度は
銀河系の数ある恒星意識が他者として意識されてくることになる。その銀河系の星々を理解で
きるようになると、いよいよ天の川銀河の中心意識との歪みが意識内容となる。そして天の川
銀河の意識が対象化されて意識内容となるとき、我々は天の川銀河の重力圏を対象化でき、新
たな銀河主体となる。スターメイカーの境位だろう。それがどれほどの透明性を持つのか、地
球の重力圏において、地上にあって、太陽を仰いでいる限り、推測することは不可能なのだろう。
「銀河鉄道の夜」を創作した宮沢賢治を産んだ岩手はもうひとり文学の天才を産んでいる。石
川啄木である。彼には
不来方のお城の草に寝ころびて空に吸われし十五の心
という歌がある。
透明な空をみつめた十五歳の彼の意識は地球の重力圏を離れ、月の重力にいざなわれたのかも
しれない。因幡の白うさぎが棲む大気と水の衣をはぎ取られた月。それは遥か太古に地球の重
力圏を脱し宇宙へと旅立とうとした意識が留まっている重力域である。
画像はアンドロメダ銀河 写真出典
https://plaza.rakuten.co.jp/gingaharuka/diary/200909070000/