シフト3865

宇宙のシフトについて考える

意識と電磁場

2013-11-03 22:36:37 | Weblog

意識と水素の関係はこれから理論展開が必要な分野です。ここで重要なのは量子力学、量子場理論の動向です。意識活動と脳波の相関性は現代では自明化しています。この脳波すなわち電磁波と意識の関係がキーになると思います。

(因みに半田広宣氏の著書「2013:人類が神を見る日」には
「 電磁場(光)とは人間の意識が生み出されているところです
      シリウスファイル:19910805    」
があります。)

この関連で押さえておく必要のあるところを一般向け入門書から引用します。
出典は、講談社ブルーバックの「場の量子論とは何か」(和田純夫著)です。

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「我々が通常電磁波とよんでいるものは、一つの光子ではなく、無数の光子の集団です。」
(前掲書 P61)

「共存度の分布(つまり波動関数)でも、‥(中略)・・・共存度は、どの状態が存在するのかという存在確率をあらわすのではなく、実際に複数の状態が共存しているようすをあらわすものです。したがって、共存度には確率という概念よりも実質的な意味があります。」
(前掲書P62)
「このような光子の集団が、従来の電磁波の実体なのです。19世紀には、光も含めて電磁波は、電場と磁場の波だと考えられていました。しかしそれは結局、光子という粒子の集団であることがわかりました。そして電場と磁場というのは、光子という粒子のもつ、ある二つの性質をあらわしたものになっていることもわかりました。くわしくいえば、光子の共存度の時間的変化(共存度を時間で微分したもの)、および空間的変化(共存度を空間座標で微分したもの)がそれぞれ電場と磁場に対応します。」
(前掲書P62)

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4次元時空連続体における光子の集団の動きが電気の流れや磁場の変化として現れている。意識活動の指標として観測できる脳波は、したがって、意識活動という光子集団の動向を計測していることになる。この光子集団は脳で集中的に処理されているが、その信号のスタートは全身にある神経細胞であり、その神経細胞に刺激をもたらす全身の細胞群である。緑茶の味わいや蕎麦の味覚は大脳で処理されてはいるが、その大脳内部に味の正体があるわけではなく、舌や喉に張り巡らされた細胞ネットワークが感知した「緑茶」や「蕎麦」こそが味の正体である。
同様に、腹が据わった人物とか、心が痛む、という表現のもつ豊さ。我々は全身でもって生きて感じているわけであって、脳の情報処理だけが生きているわけではない。相手の心を感じ取るセンサーは自分の心(心臓?)にある可能性を決して否定してはいけない。

4次元時空連続体に源をもつ我々の意識活動が過去の記憶や未来の予知をどこからくみ取るかと言えば、4次元時空連続体として定式化されている波動関数的量子場からである。その数式においては、すでにない過去といまだ到来していない未来は時間軸は変換可能な存在である。すくなくとも、我々の意識活動は過去に開かれていると同様に、未来にも開かれている可能性は否定できないことになる。


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