とくしま山だより

日本の三大秘境と言われた徳島県三好市東祖谷(旧東祖谷山村)
そんな東祖谷からの山里だよりを発信出来ればと思っています。

平成26年5月29日・今朝の東祖谷 12℃

2014-05-29 06:13:34 | 天候

肌寒いと感じた昨日の朝でしたが、今朝の気温は12℃昨日の暑さが残っているのか

なま暖かい様相の東祖谷朝です。

東祖谷・今朝の空模様は04:00頃にかけて一時、雨が降る時もありましたが

通り雨のようだったみたいで、今の時間は雨も無く雲の多い空模様となっています。

             ↓ 高ノ瀬方向はこの様な感じ!

      新緑から濃い緑の初夏へと変わりつつある祖谷の里山の様子です


東祖谷・昨日のおこぼれ話から・・・?(水源を生む森!)

2014-05-28 07:47:40 | 東祖谷だより

毎日、色々なところで生活をしていると、色々な話が飛び出て来る物ですが・・・

昨日、聞いた話や見たたわいも無い事を書きたいと思います。

 

まずは、御歳78歳の方の話から・・・昔(高度成長期前の話・・・?)の事になるけど

東祖谷に植林事業が促進される前のことじゃ~!

そこ頃は川の水量も今の3~4倍あった頃、剣山への登山に向ったそうです!

その頃は、バスは久保までしか入らず、そこからはテクテクと歩いて行くしか無かった

時代だったそうです。

 

剣山へ向う山道は豊かな森に覆われ中でも6m以上はあるかと思われるブナ木が

数百本もあった時期でもあり、森は昼間でも薄暗く何度も引き返そうかと思ったそうです。

そこに、同じく剣山へ登山に向うと言う夫婦の人と合い一緒に剣山を目指したとか・・・

古い話にはなるけど、今の様に水不足が、如何の、こうのと言う時代では無かった!

豊富な水資源と森があった古き良き時代・・・今の人は水が何処から生まれ

川が出来!水の恩恵を受けているのか解っていない人が多いのは

なげかわしい事じゃ~と言う内容を語ってくれました。

 

確かに、森林の7~8割が人口林がしめる割合が多い今の時代・・・・

手入れが行き届かない森林は薄暗く下草が生えない環境となっています。

植林事業自体が悪いと言う訳では無いのですが、手入れが出来ている

森林と出来ていない森林では木の勢いも違うなぁ~と感じたのが

 

先日、通った木屋平の森林の環境の変化!

十数年前に間伐が行われ風通しと日が射す森林・・・数年後は如何なって行くのか

楽しみな時でもありました。

 

そして、再びその場所を見て見ると潅木や下草が生える森へと変わりつつある様子に

本来ある森林の姿を見た時でもありました。

今、山においての環境は手入れがされない人工林が大半をしめているのが現状・・・

手入れが行われた森林は生き生きとした姿を見せてくれ、

豊かな水資源を生み出してくれる、森へと変わって行くのかも知れません!