毎期、タイトルをどうするか?
どの様な内容で語れば良いのかと、無い頭を振り回すだけ振りまわして
いる私の書く記事ですが・・・皆さんはどのように感じられているのでしょうか?
知らぬが仏・・・(おフランス?では有りません!)
と言った所で、本題に移りたいと思います。
昭和40年代・・・高度成長期と言われた時代の一旦でしたが、真空管ラジオ、TVが
残る??(トランジスター時代に突入!)レトロな時期でもありました。
どちらにしても、今の若い人には??ですね~
そんな、古き良き時代の東祖谷の人口は9000人近くいた時代でもありました。
今、現在は2000人を切り1000人弱と文字どうりの過疎と高齢化が進む地域の一つと
なっています。
そんな、産業に一旦を担っていたのが、林業などの産業・・・
しかし、林業衰退と共に人口流出が始まり仕事を求め都市部へと人が出て行き始めた
時でもありました。
残された土地には沢山の杉、檜などの植林がなされ人々は住み慣れた土地を去ってゆきました。
そして、大きくなった木の切り出しが、ここ数年、盛んになってきています。
そんな伐採地跡から現れた、かつての住屋が・・・東祖谷の久保陰地区にその姿を出していました。
これまで、植林の中にあり、存在が解らなかった住宅の跡・・・かつての人の営みがあった家も、
今では廃屋となり、昔の面影を映し出しています。
限界集落と言う言葉が出て来る世の中ですが、先日のNHKの番組・クローズ・アップ現在
5月8日・朝日放送系列の夕方のニース番組・・・Jチャンネルの中で出てきた気になる言葉・・・・
限界集落では無く消滅集落なる言葉・・・・
住む人が居なくなり、やがて消滅する集落が日本の地方で起こりつつあるとされる現状・・・・
人は仕事を求め、都会へと一極集中する事により、自治体自体が機能しなくなる所が出来
日本の社会構造全体が縮小してゆく現状になって行くという事
確かに今の中山間部において、人の高齢率は高くなる一方で減少傾向にあり消滅集落と
なるのも、時間の問題であるのかも知れない。
人が住み、賑わいにあった、中山間地域・・・人が居なくなり消え行く集落の中に
ある今の現状・・・・・
ここには、数十年後の集落消滅の姿を、先どっているのかも知れません。