今年の夏は長雨による大雨と土砂災害が全国各地で取り上げられる
事が多かった年では無いかと思える程の、異常気象
目立った被害は、無かったものの長雨続きには参った我が東祖谷で
すが、いつ災害が起こるとも限りません!
そんな中、9月8日の徳島新聞の中に県西部における自主防災会の課
題と題しての記事が、書かれてありました。
内容の中で、気になったのが、事あるごとに書いている、孤立化となった場合の通信手段を
どう考えるか・・・!
前回の記事でも書きましたが、固定電話、携帯電話が通信不能となった場合どのような
通信手段があるのか?
衛星携帯電話などがあるでは無いかという人も、いるかもしれませんが、確かにそのような
手段は考えられなくもないですが・・・ただ私もそうなのですが一般の人が持つには
維持管理費が普通の携帯電話などに比べると高いのが実情・・・
では、どう言った通信手段があるのかと、言われると、従来型の無線機なのですが
無線の扱いを、行なう時必要な資格を有していないと、使用できない無線と資格が無くても
国が認めた周波数と無線機であれば使用が可能な無線機があります。
この中で、免許を必要としない無線機ではデジタル簡易無線・特定小電力無線などがありますが
どちらも、使い方により電波の使用条件等が変わって来るので、災害時などの時
自治会の中にいる人との相互の連絡を取り合うには有効な通信の一つとなりうる通信の手段では
ありますが、デジタル簡易・特定小電力無線とも使えるチャンネルが限られているのと
一度に同じ周波数で電波を出そうとすると、どちらかの送信がロックされる機能があり
混み合っている時の交信を行なう時には、コツを要する時があるかもしれません。
免許が必要でない、特定小電力無線・デジタル簡易無線については別の機会に書きたいと思いますが
記事の中にもあるのですが、デジカメ・スマートホンなどで撮影した画像をアマチュア無線を通じて
伝送し被害の実体などが、送れるのではと言った内容が、書かれていました。
最近のデジタル化により、アマチュア無線の環境も変わりつつあります。
従来の音声による通信のデジタル化、画像などの通信が容易に行なえるようになって来ています。
この事からも、携帯電話と同じような機能を有して来たのが、アマチュア無線なのですが
携帯電話との違いは電話などは特定の人との通信に対し無線は不特定の人との通信が成立
すると言う事と、携帯電話は中継所を、かえさないと通信が成立しない!
無線の場合は基本、無線機対無線機なので相手の人が通信可能な場所に無線機を持っていたら
機械(無線機)が壊れていない限り交信(通信)が可能となります。
どちらにしても、非常時・災害時、通信が行なえる環境を2つ以上整えて置くと言う事は
日頃から必要な事かもしれません!
また、被災した人の救出(安全が確認できた上での話しですが・・・)おいて必要になってくるのが
各種道具となるのですが、誰が何処に何を持っているのかなどの把握も必要かもしれません。
この場合、緊急を要した場合の使用をお願いすると言った取り決めや
どの様な道具を持っているのかなどのリストの作成・・・(所有者の方の同意が必要)を行い
出来る限りの対策が行なえる環境づくりを行なう事も必要かも知れません
また、避難経路についても幹線道沿いの危険箇所のチェクや幹線道以外のルートの
確認などの作業も必要では無いかと思われます。
(幹線道路などが交通困難となった場合などを想定して、昔ながらの歩道の確認、整備など)
災害は、何処で、どの様な事が起こるのかわからない事ばかりですが、 山間部の多い
徳島県の実情・・・土砂災害の危険箇所も多々あるので、今後どの様な対策を考えて行けば
良いのか?
避難等を如何考えるのか!課題は沢山ありますが、対策を如何考えるのか問われる時期に
来ているのかもしれません!
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