線路の中に入る鹿が急増し思わぬ列車事故が多発していると、今朝のＮＨＫ・ニュース おはよう日本の中で
放送されていました。
なぜ、鹿が線路内に侵入をするのか？
鹿はレールに含まれている鉄分を摂取するため、侵入を試みレールをなめている様子が設置された監視カメラの
画像に出ていました。
侵入した鹿による事故により大きくダイヤなどが乱れる事もあり、鹿の侵入を防ぐ為のロープを張ったり
侵入を防ぐ対策を試みる様子なども紹介されていましたが、ロープを潜り抜けるなど
鹿の侵入を防ぐことはできなかった様子がカメラ映像から確認され効果が期待できない事が解った事が
出ていました。そんな中、超音波を使っての鹿踏切なるものが登場・・・
鹿が線に多く入る場所に超音波発生装置を設置、列車が近づく前に超音波を出して、列車が通り過ぎると
発生を止め鹿の行ききが、出来るようにと踏切の役割を果たすとい言うもの！
この、効果はシカだけで無く他の動物の侵入も防ぐ効果があると言う事が紹介されていましたが
価格が数千万単位と人が聞こえる範囲の音も発生するため人の居ない、無い山間部などで設置が試みて
いて効果が出ている事からも別の鉄道事業からも問い合わせが出ていると言う内容が放送をされていましたが
背景にある問題として全国的に増えている鹿の問題・・・
以前は里山に住む人が沢山いた事により里山と深山との境界が分かれていたり
猟師さんなどが複数いた事もあり統制が取れていた山の環境も過疎と高齢化に伴い深山と里山の垣根が
無くなりつつあり、数が増えているのでは、と考える人もいます。
この事からも、どのような解決策があるのか？増えすぎた鹿問題を見た時でもありました。
