つむじ風

心の風向き

こぼれ話?

2018-07-15 | Weblog

豪雨の後は 凄まじい暑さ!
昨日の暑さがまだ ホームのあちこちに残っている
N市へ出かけるために 電車の駅に…

つむじ風の立っているのは 無人駅のホーム
ホームにいる人は チラホラ
そんな中 若い女性が つむじ風の方に ドンドン近づいて
片言で? 切符を見せて
「ここへ行きたいが このホームで大丈夫か?」
今どきの切符は 昔のように駅名が無い
「500円区域…」みたいな表示 何処へ行きたいのか
具体的な目的地が解らない
次に見せられたのがスマホ 電車の路線情報図 
覗き込んで 目的地らしき駅名を見つけた
此処かと言わんばかりに スマホにタッチしてみたら
大きく頷かれた もうここからは“ゼスチャー”…

清楚な感じの装いで 手には野菜の入った透明な袋
目的地は「K駅」と解った処で 彼女を時間表の処へ
先発は 34分 後発は 43分
先発はI駅止り 後発は特別快速のT駅行
(咄嗟に思った I駅行では またこの女性は
人の手を借りて 乗り換えをせねばならぬ じゃあ後発だ)
独断と偏見の得意なつむじ風
もう 自分の乗る後発に彼女も同乗させることに…

先発がホームに入って来た時には 両手で×の表現
この辺りで もう彼女はつむじ風を信用?信頼?
首尾よく乗り込んでからは なるべく
電光掲示板?って言うの?列車案内の流れるのが見える場所へ
I駅は 列車内で通過 目的の駅まで後2つ
列車はI駅から ドットお客が増えて…
不安なのか彼女は つむじ風の席の方へ視線をくれる
大丈夫よ!って感じの視線を送り返す
目的の駅の案内が流れた時点で 彼女の席に近づいて
電光掲示板の文字と スマホの文字が同一で
在ることと 次が下車駅であることを知らせた
彼女はニコニコして カバンの中から

「私の国のお菓子」と言ったみたいだ…つむじ風に…
(彼女とつむじ風の出会ったあかし?)

そうして 何度も何度も 手を振ってホームへ
いぶかしそうな周囲の人にかまわず
つむじ風も何度も何度も手を振って応えた

なにか ホッとした安堵の…
束の間の交流は終了

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