フランスの南西部にある「ルルド」というバチカンからも公認された聖地の話です。
ここには年間600万人もの人々が訪れます。
ここにある泉「ルルドの泉」の水で身体を清め、祈りをささげると
不治の病も癒されるというのです。
実際に、その奇跡で病を克服した方が何人もいるというのです。
それらの人々をきちんと医学的・科学的に検証し、カルテを残していく医局もあります。
そうして医学的・科学的に説明がつかない治癒によって健康になった患者を
(その後、再発しない事も条件)奇跡の治癒患者として認定されています。
しかし、実際にその認定をされているのはわずかな数だそうです。
そして、その奇跡を期待し、待っているだけでなく、その地で患者同士協力し合い、
薬物中毒の克服など、患者が主体となり、一生懸命取り組んでいます。
このルルドには聖母マリア様が現れたという洞窟、泉や浴場、
聖堂や教会、様々な救護施設があります。
毎年4月から10月の間、世界中から巡礼団が集まって、
車椅子に乗る障害者の人々、病気の人々がルルドの泉の水を飲み、沐浴します。
そして、毎日聖体行列と聖母マリアのロウソク行列で人々は祈りをささげます。
このロウソク行列は圧巻でした。見ているだけで厳かな気分になりました。
この大勢の人々を見て、いろんな病気に苦しみ、こういう奇跡を求める人の多さに驚きました。
しかし、奇跡だけを求めるのではなく、患者が協力し合い、薬物中毒などを克服していく
というその姿に、安心、そして共感を得ました。
この奇跡の泉の水とは違いますが、ガハハ先生も白湯を飲むことをススメています。
トロロもなるべく白湯を飲むようにしています。