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愛するあなたを
力いっぱい
抱きしめる
いつも通り
わたくしの腕と腕は
空を抱き
点描で
存在するあなたは
痛がりもしない
錯覚と観念の世界で
あなたは
喜び
笑い転げる
薫風が
何事も
有りはしなかったように
透明に吹き抜けて
木々の葉を
揺らしていく
五月の
昼下がり・・
「篝（かがり）の詩集」より
花材・・透かしゆり（黄）
ベラドンナ（ブルー）
八重トルコキキョウ（白）
炉ばたトーク＆歌 弦哲也 水上勉 筑紫哲也 石川さゆり 水上文学に心酔し、彼の本を探し回って読んだ頃を想い出します。
お花の作品と詩は関係有りません「篝の詩集」は美由紀甫の創作です～
生け花はお直し後の姿です。一切の権利はみゆき生け花教室に帰属します