モンコレの英雄について

前回まででレベルについての考察が終わったため、続いて英雄について考えてみたいと思います。

えい‐ゆう【英雄】
１ 才知・武勇にすぐれ、常人にできないことを成し遂げた人。「―を気取る」「国民的―」
２ 「英雄家(えいゆうけ)」の略。

ゲームとしては当然、１の意味だろう。
おれたちにできない事を平然とやってのけるッ！そこにシビれる！あこがれるゥ！


やはり英雄と言うからには、英雄であるに相応しい水準と言うものがあるはず。
ただ単純に、ゲームバランス的に強いユニットを作るための免罪符としてコスト増やそうみたいなのはよくない。
極端に言えば、
《羽虫の群れ》 英３ レベル１
こんなんはダメでしょう。
名前を《アバドン》あたりに差し替えてレベル増やせと言われる。
あれ、デジャブ？

そこで、どういうユニットがどんな英雄点に設定されているか、考えてみようと思います。


・英雄点１
歴史に名を残した英雄。
最低でもFATEの英霊になれるくらい。
（トリスタン、パーシヴァル等）


種の族長。
（鬼姫、歌姫、舞姫、獅子姫等）



神話に語られたり崇拝対象になるくらいの魔獣。
（真珠竜デウカリオン、神刃鳥ベンヌ等）


神と名乗ってもおかしくないレベル。
（嵐の魔神パズス、眠りの死神サマエル、荒天神ミキストリ、巨霊神アトラス等）





こう見ると英雄点１でもなかなかのものである。
ちなみに、レベル３以下で英雄点２以上のユニットはただ1体、六鍵の守護者リーフだけである。


いくら周囲から英雄ともてはやされようとも、相応の実力(レベル)が無ければふさわしくは無いのでしょう。
リーフは召喚術師なので、その実力はレベルで測れるものではありません。
とはいえ、同じく召喚術師で出自も似ているベルフェンディータが英雄点１なので、やはりリーフがすごいのでしょう。



・英雄点２
亜人種であれば、その種の歴史上でも最強と言われる位の英雄。
FATEで言うなら最優と呼ばれるくらい。
（シン・メーン、エヴァ等）


冥界の六皇子


六大竜王


神クラス
（ポセイドン、トール、スルト、バロール等）




そうそうたるメンバーが揃っています。
他作品で例えるならば、陸奥圓明流千年の歴史でも最強の修羅王と言われた陸奥九十九くらい？


緋村剣心は飛天御剣流の歴史の中では弱い方らしいので英雄点２は無理でしょう。


もし英雄点２がゾロゾロいるような勢力、例えばリザードマンの英雄が全員英雄点２だった。
とかみたいなのが作られたとしたら、ゲーム的にバランスは取れていても世界観設定的にはやや疑問が出そうです。


・英雄点３
創造神
（ペール元ネタのコアトルは創造神）


破壊神
（ジャッジメント）


世界蛇
（ヨルムンガルド）




だいたいが、世界がどうにかなるレベル。
こう見ると、世界樹であるユグドラシルも英雄点３あってもおかしくはなかったでしょうね。
モンコレの世界樹は、黄金郷に割といっぱい生えていたので、普通にでっかい樹程度の扱いかもしれませんが。


ただ永年樹ハーヴェスタより英雄点低いのは解せぬ。


オーバーロードではユグドラシルの葉１枚１枚が１つの世界だったり、その葉で作られたアイテムは世界級アイテムと呼ばれるチートアイテムだったりします。

このくらいのスケールの世界樹だと、英雄点３になるでしょうね。

破壊の化身シヴァやアポカリプス＃１が今作られたとしたら、設定的には英雄点３は確実でしょう。



亜人種程度で英雄点３になるには？
世界でも救えばなれるんじゃないですかね(鼻ホジ


それも、確定した滅びの運命を捻じ曲げてでも世界を救うレベルで。
それってなんていうゼノギアス？


アルティメットまどかなら英雄点３くらいいきそう。