球人コラム６回目 石井琢朗編

石井　琢朗（イシイ　タクロウ）　本名　石井　忠徳（イシイ　タダノリ）　表記　石井琢　背番号　６６→０→５
1970年8月25日生まれ　栃木県出身　
身長　１７４ｃｍ　体重　７５ｋｇ　血液型　Ｂ　右投げ左打ち　遊撃手
球歴　 足利工高を経て１９８９年ドラフト外で横浜大洋（現横浜ベイスターズ）に入団

通算成績　
野手成績 打率 .284　1961安打　89本塁打 563打点 336盗塁
投手成績 28試合 1勝4敗0S 投球回４９ 被安打６３ 被本塁打５ 与四死球３３ 奪三振 ２３自責点３５　防御率5.69

選手概要
通称「ハマの核弾頭」
走攻守全てが揃ったオールラウンドプレーヤー。
打撃では打っては最多安打２度獲得の巧打力を持ち、バントの技術も高い。
走力では盗塁王４度の足を持ち、通算３３６盗塁、４４三塁打は球団記録。
守備もよく、三塁手で３度、遊撃手で１度のゴールデングラブ賞を獲得するほどである。投手出身であり肩も強い。三塁手時代に遊撃手だった進藤選手（前オリックス）との三遊間コンビは鉄壁だった。

１９８９年　投手として入団し背番号は６６。この年自らプロ初ヒットを放ちプロ初勝利を飾った。

１９９２年　投手として実績を残せなかったので内野手転向。登録名を石井忠徳から石井琢朗に変更。

１９９３年　大洋が横浜ベイスターズに変わったのをきっかけに背番号を０に変更。三塁手のレギュラーも獲得。初となる盗塁王とゴールデングラブ賞獲得。

１９９４年　背番号を５に変更。二年連続でゴールデングラブ賞獲得。

１９９５年　オールスターに初出場。３年連続のゴールデングラブ賞獲得。

１９９６年　三塁手から遊撃手にコンバート。

１９９７年　遊撃手で初のベストナイン獲得。

１９９８年　マシンガン打線の一番打者として活躍。初の最多安打と二度目の盗塁王獲得。二年連続のベストナインに遊撃手では初のゴールデングラブ賞獲得。日本シリーズではＭＶＰに輝く。

１９９９年　７月２２日の対ヤクルト戦で１試合最多得点の６得点を記録。ベストナイン獲得。

２０００年　盗塁王とベストナインを獲得。

２００１年　二度目の最多安打にベストナイン獲得。

２００３年　スランプに陥り、１００安打未満で.２３１に終わるが一試合最多犠打の４犠打、２００犠打・３００盗塁を記録。

２００４年　スランプから復活し、.２９５を記録。

２００５年　１４６試合フル出場し、１０００得点を記録。

今期２０００本安打と１勝２０００本安打の珍記録と松原誠氏（元大洋・巨人）の球団記録の２０９５安打の記録更新に期待がかかる。