黄金時代のチームについて考える

まず投手陣から。
先発投手ですがやはり強力な先発完投型投手が何人かいることですね。
戦前～戦後の巨人だと故スタルヒン氏・故沢村氏・故藤本氏・故別所氏・故中尾氏、西鉄だと稲尾氏、阪急だと足立氏・米田氏・山田氏、V9時代の巨人だと堀内氏・高橋一氏、広島だと北別府氏・山根氏、大野氏、西武だと郭氏、渡辺氏、石井氏と強力な投手が揃っています。

野手陣では絶対的な一番バッターがいることです。
戦前～戦後の巨人だと故呉氏・与那嶺氏、西鉄だと高倉氏、V9時代の巨人では柴田氏、阪急では福本氏、広島では高橋慶氏、西武だと石毛氏とどのチームにもハイアベレージを残せるもしくは盗塁王を取れる選手が揃っています。

二番打者にもつなぐことができる打者がいます。
戦前～戦後の巨人では故千葉氏、西鉄だと豊田氏、V9時代の巨人だと国松氏・高田氏、広島だと山崎氏といます。

そしてなにより本塁打が多く、打点も取れて高打率の3番・4番打者がどのチームにもいます。
戦前～戦後の巨人だと故中島氏・川上氏・青田氏、西鉄だと故大下氏・中西氏、阪急だとスペンサー氏・ブーマー氏・長池氏・加藤氏、V9時代の巨人だと長嶋氏・王監督、広島だと衣笠氏・山本浩氏・三村氏、西武だと秋山氏・デストラーデ氏・清原選手（現オリックス）とそうそうたる打者が揃ってました。

守備もどのチームを見ても守備の名手が存在し、チーム全体でも守備は堅いです。
戦前～戦後の巨人だと故千葉氏、西鉄だと仰木氏、阪急だと広橋氏・福本氏・加藤氏・蓑田氏、V9時代の巨人はほぼ全員、広島では山本浩氏・衣笠氏・山崎氏、西武だと伊東監督、辻氏、秋山氏、平野氏、清原選手と守備の上手い選手が多いです。

黄金時代を築くための条件には強力な先発投手陣、絶対的な1番バッター、つなぐことの上手い2番バッター、強力な3番・4番バッター、堅い守備、これに現代の野球のことを考えると強力な中継ぎ・抑えの投手陣、チーム全体でつなぎの野球をすることが必須でしょうね。