こじやん、くるくる!

写真×短歌の旅日記です。ここしばらくは、スーパーの袋に荷持つを詰めて巡ってた(笑)、ゆるいアジア旅から。

ユングフラウヨッホ後編

2006-11-28 01:32:08 | 欧州写真日記


今日の写真は
スイスのユングフラウヨッホ、
スフィンクス展望台から
ツアーマネージャーからもらった地図の
地図番号21「Monchsjoch HAT」
へ向かう道です。

展望台からゆる~い
坂道になっています。
振り向くとこんな感じ。


手前の山頂に、
このブログだと
分かりにくいですが
スフィンクス展望台が
ちょこんと
載っています。

最初は
このゆるい坂を
上りきったところに
「Monchsjoch HAT」が
あるもんだと
思っていたのですね。

みんなで記念撮影や
雪合戦をした
地図番号1「Plateau」は
冷たい風が突風のように
吹き荒れていて
むちゃくちゃ
寒かったのですが、
ココは風よけの山が
あるせいか
屋外でも
暖かいほど。

この日は
キャミ→長袖T→半袖T→長袖シャツ→ニット→レインコート
の、持参MAXの防寒だったものの
こんなんで、
凍えないだろうかと
かなり、
かなり、
不安でしたが、
陽光に照らされつつ
ざくざく
雪山の上り坂を
15分ほど歩けば
汗ばんでくるっ。

ま、これも
この丘をのぼりきれば
終わりヨ
と思って
息を切らしつつ
やっとの思いで
上りきったら、

はるか向こうに
スイスの国旗が、
風に吹かれて
心地よさげに
はためいている。

白のクロス模様の入った
真紅のスイス国旗は
白銀の世界に映えます。
遠くからもよく見えます。

…がっくり。

しかし、
この旗のところに
きっと
「Monchsjoch HAT」
があるのネ

気分を改め
また、歩き始める。

途中、氷河が見えたり
(青とグレーの筋見えますか!?)


スフィンクス展望台では
見られない
どっぷり雪山を
望んだり


明るく!
楽しく!
らんらんらん。

ゆるいとはいえ
上り坂の
雪原をひとりでざくざく
もう30分は歩いてますヨ~
とか
歩くのしんどいじゃ~
なんて
思ったら
あかん、
あかん。

そういえば、
まわりも
何だか
人が少なくなってきたし
…というより
ほとんどいないし~
も、きっと目の錯覚さ、らんらん。

で、
やっとスイス国旗の
袂までやってきたら、


今までは
左手の山陰で
見えなかったけど、

はるか前方に
木造の小屋が
見えるでは
ありませんかっ。

ううう、
またもや
ダマされた
と思った時には
時すでに遅し。

スイスの国旗は
スフィンクス展望台から小屋の
2/3くらいの地点にあり、
ココまできたら
スフィンクス展望台へ
引き返すのが
もったいない
気分にさせるのです。

なんて、
なんて、
絶妙な地点に
丘の頂きと
スイス国旗が
あんねんっ!

行くよ、
行くよ、
「Monchsjoch HAT」=「(その正体)小屋」!!!

結局、
真っ白な雪原を
約1時間、
ひとりで
もくもく
ざくざく
歩き続け、

汗だくで
小屋、
否、
「Monchsjoch HAT」
へたどり着いたのでした。

…へろへろ。


(↑でも、とりあえず、記念撮影してみる)

ちなみに小屋は
簡易な宿泊施設(確か)と
トイレと軽食屋さんに
なっていました。

軽食屋さんで
お茶かランチを…と
思ったものの
ひとりだったし
物価高いしな~と
トイレだけ行って、
外で持参の水を飲んで
お菓子を食べて
帰ろうとしたら、

白い雪の原を
ひとり歩く巨漢、
「ニ、ニ、ニールだ~!」

彼はツアーメイトのひとり。

お互い、
思わぬ所での再会に
開口一番、
「なんで、
 なんで、
 こんなとこ
 ひとりで
 きたん?」

で、
お互い
そんなに
遠くないと
思っていて
気軽に
歩き始めて、
丘と国旗に
だまされて
来ちゃいました
ということが判明。

おおお、同士よ!

それから
ふたりで
軽食屋で
一服することに。

私はコーヒー(2.50スイスフラン)
ニールはコーラ(5スイスフラン)。

なんで
コーラの方が
高いんだろ~
しかも2倍やんと
思っていたら、

私のコーヒーは、
カウンター越しの
オープンキッチンで
スタッフが、
丼並にでかい
カフェボールに、
スプーンで
こげ茶色の粉を
無造作に入れて、
お湯を注いでました。

インスタント
コーヒー
だったのね。
成程。

で、次にニールの
コーラが瓶ごと出される。

スタッフのお兄さんは
ニールに手渡しながら
ひとこと。
「冷えてないんで、
 外の雪に突っ込んでおいて」

はっはは。
やるな、小屋っ。
惚れた。

そして、
至福のひととき。
ほぉぉぉぉ~。


さて一服後、
小屋から
スフィンクス展望台への
帰路は、
下り坂に加えて
ニールと話をしながら
だったので、
楽しく
しかも
30分くらいで
戻れました。

旅は道連れですね。

道連れといえば、
スフィンクス展望台に直結の
ユングフラウヨッホ駅で、
ツアーメイトの
ジャン&トレットに
再会。

彼らは
スイス国旗のところまで
行ったものの
そこで断念して
戻ってきたという。

…ということは、
私たちがツアーで一番
ユングフラウヨッホを
堪能したんだねと、
ニールとニヤリ。

その後は、
絶妙なところに
丘や国旗があるよね
という話で盛り上がりつつ
帰りの登山鉄道が出発。

来た時と同じように
愛らしい電車に揺られて
牧歌的な美しい景色の中を
欧州旅日記編「ユングフラウヨッホへ」参照)
帰ったけれど、
4人の無謀な冒険者は
みんな
車内で爆睡、
でした。


ユングフラウヨッホ前編

2006-11-27 03:16:28 | 欧州写真日記



今日の写真は
スイスのユングフラウヨッホです。

登山鉄道は
途中で駅が何か所かあり
降りて記念撮影はもちろん、
一本ずらしてお茶や食事、
夕方に来て近くのホテルで宿泊
などできます。

後半はトンネルの中で
景色が見えなくなって
つまんないのですが、

標高がどんどんあがるので
持参したサンドイッチのパックや
お菓子がぱんぱんにふくれて
破裂しないかひやひやしつつも
ぱんぱんの菓子袋を持って
記念に写真を撮ったり、
いつもながらの
ゆるゆるな我々。

途中、うにゅうにゅ駅で
15分くらい休憩があり、
トンネルのガラス窓越しの
ビューポイントで
雲海を眼下に望めました。

 

そしていよいよ
ユングフラウヨッホ駅。

ココはヨーロッパで一番
高い場所にある駅です。


(↑着いたっ!)

駅から
スフィンクス展望台へは
地下で直結。

レストランや売店などのほか、
欧州で一番高い所にある郵便局もあるので
ココへ訪れるなら
前夜に絵葉書をいっぱい
書いておくのがおすすめ
…と、郵便局を見て思いました、笑。

さて、
コンチキツアー御一行は、
最終電車までに自力で
キャンプサイトへ帰ってくるように
とのツアーマネージャーの注意後、
自由行動。
(コンチキのこーゆーとこ、かなり好き。)

氷の宮殿へ行こう!
という面々とともに
まずは、氷の宮殿へ。

  


それから、地図1「Plateau」へ。
ココからは外へ出られます。


が、
風がきついし、
むちゃむちゃ寒い。

2006年5月26日
12時10分現在
気温は-16度、
風速は時速63km!

とりあえず
記念撮影して
即、スフィンクス
展望台の中へ。


の、はずが雪合戦などになったり
男子はわざと裸で撮影したり(を見たり)
団体旅行ならではの
楽しみを満喫、ははは。

ちなみに
スフィンクス展望台の中は
下写真みたいな感じです。

   


(郵便局やレストランや展望台の外観がない…のはご愛嬌。
 仕事でなくて良かった…。)

で、
だいたいみんなは
この辺で帰って
いったのですが

私はスフィンクス展望台から
離れたところにある
地図21「Monchsjoch HAT」が気になり、
後で泣きそうな目になるとは露知らず、
ひとりで行ってみることにっ!
(つづく)

ユングフラウヨッホへ

2006-11-26 02:07:50 | 欧州写真日記


今日の写真は
スイスのラウターブルンネンから
ユングフラウヨッホへの
登山鉄道です。

欧州の電車の旅は
車両といい
車掌さんといい
景色といい
歴史に裏打ちされた
趣きが随所で感じられました。
食事やクシェットも
楽しかった!

なかでも
ココの登山鉄道は
思い出深い
ひとつです。

まず、車両がかわいいっ!
山吹色のラインが入った深い赤色と
緑&クリーム色のツートンの
2種類あるのですが、
どちらもおもちゃみたい、く~。
子供が絵に描きそうな色彩です。

しかも
牧歌的な緑の風景の中と
白銀の峻険な山嶺の中を
走るんですよね。

本当に今日は
写真だけあれば
言葉がいらないくらい。

ラウターブルンネンの
キャンプサイトから
歩いて
ラウターブルンネン駅へ
行く途中。


ラウターブルンネンは
滝で有名な
のどかで小さな山峡の町です。


ラウターブルンネン駅へ到着!


 


以下は登山鉄道の車窓です。
(もう、言うことないです。
 言うことがあるとすれば
 写真ではおさえられなかった
 もっとステキな景色が
 いっぱいあったコト!)


(↓ラウターブルンネンの中心地)


(↓ちなみに電車の中はこんな感じ)


(↓山の斜面をどんどん電車が登りマス。
  空中散歩をしている気分!)


(↓緑&クリーム色の車両とすれ違いました)


(↓ユングフラウヨッホ山頂の
  スフィンクス展望台ですっ!)


ということで
ユングフラウヨッホで涙の雪中ひとり歩きと
ラウターブルンネンの日常の日々は
次回以降にっ!!

ルツェルン

2006-11-21 03:36:29 | 欧州写真日記


今日の写真は
スイスのルツェルンです。

ピラトゥス山とリジ山を臨む
ルツェルン湖のほとりにある
スイス中部の街です。

かぺり橋(写真中)や
瀕死のライオン(写真右)などが
有名とのこと。

  


2、3時間程度
立ち寄っただけに加えて
ナショナルホリデーに
またしても
バッティング
してしまい
お土産屋さん
くらいしか
開いてないのです。

わりと
仲の良い
ツアーメイトは
スイスといえば
時計でしょ!
ということで
時計屋さんで
真剣に選んでいたので
思い切って
ひとり行動を
してみることに。

スイスフランは
さほどおろして
いなかったので
無駄遣いは
やめようっと
心に決めていたのに

ついふらりと入った
チョコレート屋さんで
ホームメイドだよって
言われたら
ついつい
チョコを
買ってしまいました。
7.20スイスフラン

 


この
ズラリと並ぶ
トリフみたいなのが
ホームメイド。

裏通りの
小さい店なのに
なぜ
こ、こ、こんなに
種類があるのデスカ!?

でも、
フィレンツェとプラハの
むちゃうまかった
ジェラートの店も
そんな裏通りに
あったんですよね。
奥が工房で
作りたてだったり
するんです。
(じゅるりっ。)

ところで
今でこそ
ショコラティエは
日本でも見られるように
なったけど、

こう
ズラリと
たくさんの
種類が並んで、

一粒一粒から
「買って買って、おいしいヨ」

ガラス越しに
囁かれると
何を選んだらいいか
分からないし
どうやって
買えばいいか
分からないし
とにかく
悩んでしまう
訳なのです。

で、
たまたま日本で買った
フランスの
小さなお店へ入るための
読み物風の
ガイドブックが
とっても
役に立ちました。

1)まずはご挨拶
2)スペシャリテを聞く
3)欲しい数を言う(私はいつも8個)
4)一番ベーシックなのを選ぶ(私はミルクよりダークが好きなので、ダーク)
5)スペシャリテを選ぶ
6)好きなものを選ぶ
※ココの段階で半分(4個)まで選ぶのがポイント
7)お店の人に残り半分(4個)を選んでもらう
8)お礼と挨拶with笑顔

初めて
ショコラティエで
さいさき良いスタートを
きったおかげで
その後
フランス、ベルギー、オーストリアで
毎日のように
ショコラティエへ
行ってたような
気がします。

スイスを含めて
この4カ国は
チョコレート
おいしかったです。

いろいろな
バリエーションがあって
奥が深いのにも
感心した。

一見茶色の小さな塊だけど
口の中に入れると
お酒の味だったり
甘酸っぱいフルーツの味だったり
ナッツの味だったり
スパイスの味だったり
なんだか良くわらない味だったり、笑。

魅惑の小さい宝石みたい。

チョコレートを
さっそくほおばりつつ
街を歩いていると
ツアーマネージャーが
おすすめだと言ってた
フローズンヨーグルトの店を
発見して
無駄使いは禁止だったのに…
と思いつつ
ついつい
一番小さいのを
食べてしまいました。
3.50スイスフラン。

フローズンヨーグルトは
日本で食べるのと
あまり変わらない味でした。

さっぱりめの
ソフトクリームと
いった感じ。
ココに
お好みのフルーツソースや
ナッツやチョコをかけて
味わいマス。

すっかりおなかが
いっぱいになった
ところで
幸いツアーメイトと
会って
一緒に街をぷらぷら。

でも、店、ほとんど閉まってる(涙)。
(下記は本屋さん、閉まってた)


で、街をぷらぷら歩いてた
みんなと別れて
ルツェルン湖の方へ。


今日の冒頭の写真も
ルツェルン湖です。

白鳥がいっぱいいて
かわいい~と
白鳥のいる
岸辺へ行こうとして
大量の糞に
思わず足が
とまった
というか
すくみました、ははは。

たまたま
ベンチに座って
湖を見ていた
ローラやジャンたちと
ベンチで
おしゃべりしつつ
ぽやんと
過ごしました。

なんだか
幸せです。

そして、
その日の夜は
コンチキ恒例(!?)の
仮装PARTY。

今回は
スイスなので
医者か看護師か病人
になることが
ミッション。

女の子たちは
ほとんど
いつのまにか
手に入れている
スイス国旗の十字の
Tシャツを着て
看護師に。

もちろん、
メイクたっぷり
お色気たっぷりの
ビッチな奴。

男の子は
ほとんどが
体に包帯を巻いたり
マジックや
口紅で
血のりをつけた
病人に。

ちなみに
私は
コンチキツアーの
持ち物リストにあって
持参していたものの
まったく
使わず
邪魔で
堪らなかった
トイレットペーパーを
この際だから
全部
包帯がわりとして
顔や体中に巻いて
全身包帯女に。

そして
意外にも
コレが大ウケ。

大笑いされた後で
「一緒に写真を撮って!」
という人続出。
男女問わず
モテモテの
一晩でした、笑。

 


リヒテンシュタイン

2006-11-20 03:10:28 | 欧州写真日記


今日の写真は
リヒテンシュタインです。

オーストリアとスイスの
国境にある
世界で6番目に
小さい国です。
ネットで調べたら
小豆島と同じくらいの
面積だとか。
Wow!

ココの名物といえば
切手の美しさ!
とのことで
お土産屋さんにも
切手がいっぱい
販売されて
いました。

郵便局へ行って
みたものの
残念ながら
閉まっていて

とりあえず
お土産やさんで
切手の写真をとりました。

  


で、お土産やさんから
怒られる、ははは。

ココには
ランチストップで
立ち寄ったものの
時間がなくて
ツアーマネージャーが
予約していた
カフェで
サンドイッチを
オーダー。

味はフツー。

残念ながら
時間がないため
断崖に立つ
リヒテンシュタイン城は
下から仰ぎ見るだけで

観光局でスタンプ(有料、涙)
を押してもらって
銀行でスイスフランをおろして
街をくるりと回って
お土産やさんで
怒られて(前述、さらに涙)
終わりでした。

今日のトップの写真は
街中にあったオブジェ。

本当は切手の写真を
トップに持ってこようと
思っていたけど
向かって右の
ロバの
哀愁と恍惚を漂わす
なんとも言えない
表情にクラリときて
急遽変更しました。

ヨーロッパって
クラシックが
似合いマス。

日本の
路上ライブは
だいたい
ギターやバンドだけど、

ヴァイオリンを持って
ぴしりと正装をした
中学生くらいの少年や

バイオリンやチェロやコントラバスなど
弦楽器を手にした
ジーンズにTシャツの
ラフな格好をした
地元音大生らしき小グループなど、

いろんな場所で
若い人たちが
クラシックを
路上で奏でていてい
つい足をとめました。

またそれが
教会や公園など
中世を彷彿させる
ところで引いていたり
都市でも
ヨーロッパの
古く瀟洒な雰囲気の
建物が並ぶからか、

音が本当に
その街の雰囲気に
マッチしていて
なんだか
とっても
かっこよかった。

ロマンチックで
美しくて、
時に
びっくりするほど
軽快で。

思い出すと
うっとりします。
楽器の音もきれい。


…ということで
実は今日が
掲載100回目!
だったのですが、

うち約30回は
日本の小さな旅
「大歩危編」の
3日間で
稼いだり
してたので
あまり自慢に
ならないけれど、へへへ

個人的には
かなり嬉しくて
旅で出会った人や
旅を影ながら支えてくれた人や
今読んでくれている人はもちろん、
いろいろな人に
改めて感謝です。

自然や文化、
街を流れる空気など
実際に五感で触れることのできた
すべてにも。


クリスタル博物館

2006-11-19 02:52:07 | 欧州写真日記


今日の写真は
オーストリアのクリスタル・ミュージアムです。
上記は大きなクリスタルの下から
ライトを照らしてて
とってもキレイだったので
パチリッ!

博物館は
雪化粧をした山々と
緑に包まれた
明るく開けた
美しい場所に
唐突に
博物館が
あります。

ちなみに館内は
一面クリスタルの壁や
モダンアート系で
おおおっというものも
ありましたが、
フランスやイタリア、
ギリシアなどを巡り
目が肥えてきたせいか
それほどぱっとした
感じではなくて
残念。

しかし
クリスタルの
美しくて
きらきらな
華麗なイメージを
見事に覆す
エントランス(写真下)には
かなり衝撃。
いいのか!?これで、笑。


個人的には
博物館の最後の
ショップに
一番夢中に
なっちゃいました、ははは。

というのも
なんで唐突に
クリスタル博物館なのかな~
と思っていたら
ココがどうやら
スワロフスキーの
拠点。

ショップは
アクセから置物まで
スワロフスキー製品の
品数が充実なのデスヨ~。
あああ、よだれが。

欲しかったよ~。
で、
いつものごとく
欲しかったものは
買わずに
ノートに絵を
書きました、笑。

それから
ココでは
デジカメを
トイレで置き忘れるという
大失態を
しでかしました。

が、
幸い盗まれることなく
ツアーマネージャの手を経て
戻ってきました。

カメラを失くすということって
思い出を失くすことですもんね。
蒼白になりました。
本当に戻ってきて良かった。
治安のいいところで、
ツアーで良かった、涙。

さてさて
ここで
最も
感銘を受けたのは
スワロフスキー社(写真下)が
こんな自然の美しい
ところにあっていいな~

思ったこと。

ビルの立ち並ぶ
オフィス街は
ランチ時など
人が溢れて
賑やかな時もあるけど
全てが人工的で
どこか殺伐している
気がする。
便利なんですけどね。


そしてココを見学後、一路、スイスへ!
(スイスの前に小さい小さい某国でランチです!!)

オーストリア・チロル地方2

2006-11-18 04:59:29 | 欧州写真日記


今日の写真は
オーストリア・チロル地方、
Hopfgartenの町中です。

ぐるりとまわっても
1時間かからないような
小さな
小さな
町です。

ここにきて
初めて
ひとり歩きを
してみました、笑。

といっても
小さな
小さな
町なので

メキシカンパブで
朝から飲んでいたという
マッドやキムたち
酒好きのバーの面々と会い、

インターネットカフェの前で
マークたちと会い、

教会の前で
ナディアとキム(前述とは別人)と会い

ちょっとした
おしゃべりをして
情報交換をして
またね!と
別れる…

ひとりだけど
孤独じゃないな~
なんて
思って
嬉しかった。

嬉しいといえば
地獄の
マウンテン・バイキング(!?)から
帰ってきて
(オーストリア・チロル地方1参照)
へろへろしながら
荷物を整理している時に、
ケルシーが
町へ行こうと
誘ってくれたのも
嬉しかったな。

以前
コンチキツアーは
欧州を旅しながら
オーストラリアの家庭で
ホームステイしているようだ
と書いたけど、

今思うと
ホームステイよりは
学校のドミトリーに
近いのかな。

もしくは、
オースラリアの学生たちと
ずっと修学旅行してる感じ、笑。

ともあれ
英語ネイティブの中に
ひとりポツンと
ほおりこまれると
他のみんなのように
会話がままらない訳で

迷惑かけちゃ
悪いからとか、
本当に言いたいことが
うまく伝えられなかったりとか、

いつも
どこか
孤独な気分。

だから
親切とか
優しさは

時には
目頭が
熱くなって
鼻がツンと
痛くなるくらい
身に染みたし、

じゃあ
自分は今、
ツアーのみんなに
どう返したら
いいんだろうとか、

これからの人生で
私は何かできないんだろうか
とかまで
考えさせらました。

さて、
前述のケルシーの件は
残念ながら
恐ろしいほど
荷物を広げていたので
ケルシーとは
一緒に町へ
まわれずでしたが、

思い切って
ひとり歩きを
してみて、

初心者向きの
静かでかわいい
小さな田舎町で

歩けば
友達の笑顔があって

ひとり旅への
勇気が膨らんだ
一日でもありました。

  


(↑右端の横断ほどは、横断歩道がタイルのモザイクで、かわい~と思ったので撮影)

でも
ひとりで町歩きをすると
危険です。

危険というのは
貧乏旅行のくせに
あれもこれも
欲しくなるから。
く~。

ちなみにココでは
銀行で両替の初体験をして
BIOショップ(オーガニックのお店です)で
メードインオーストリアの
オーガニックの
バラの香りのボディミルクを買って
(お店の人が親切でいろいろ話をしただけでなく、
 しこたま試供品をくれて、なんだかラッキーでした。感謝)
スーパーマーケットで
お菓子やフルーツワインを買いました。
(土産ではなく、旅行中に飲食するためです。
 スーパーで買うとお酒は安上がりっ!
 バーより、だんだん誰かの部屋で
 持ち寄って飲むことが増えたかも、笑)

そうそう
スーパーでは
メードインジャーマンの
足やすりを購入。
スーパーだけに
2.90ユーロと
安かったのです!

ヨーロッパって
乾燥するのです。

顔用の化粧水や乳液、
ハンドクリームなんかは
持っていってたけど
前者は体に使うのがもったいないし
後者はさほど持っていってなかったので
あっという間になくなったしで
ボディミルクみたいなのを
ずっと探していたんですよね。

それから
もともとはだし好きなので
サンダルが多かったせいもあって
乾燥で足の裏が
ガチガチのバリバリに。

でも、
買うなら
ボディミルクは肌に優しいもの
足のヤスリはドイツ製が
欲しい!
ということで
この小さな町で
やっと念願かなうと
あいなりました。
ほっ。

ボディミルクは
香りにこだわりました。
というのも
みんなわりと
香水好き。

ふだんは小汚い!?
格好だけれども
ディナーを食べに行くとか
クラブへ行くとか
になると
男の子はノータイながらも
ジャケット+パンツ
女の子はそれはも~
ゴージャスになり、
男女問わず
香りもまとう。

私も
なんとなく
ディナーの時などは
がらりと変わるだろうなと
予想していただけに
(アメリカに1年住んだ経験から…)
バックパッカーの旅ながら、

カカトの高いサンダル1足
ワンピースを3つ
ボレロ風のニットジャケット1つ
ワンピ用のスパンコールいっぱいの小さいバッグ
ジーンズでもブラックを1本
オレンジのハデめのチューブットップ
ちょっとゴージャスなキャミ

なんぞも
持っていってたけど
ホント、持っていってて
良かったデス。

30日くらいのコンチキツアーで
ツアーオンリーなら
最後のディナー用に
ぜひぜひ
浴衣を着てもらいたいくらい。

しか~し、
ふだん香水をつけないせいか
香水のことは考えなかったのです。

むしろ
ふだんなら
香水って
香りが
きついから
苦手。

でも
今回の旅中では、
香りをまとうことに
憧れました。

だって
女の子が
化粧や服を着飾るように
香りをチョイスして着飾るのを
間近で見たり

バスで隣に座った
男の子から
想定外に
その人らしい
香りが
ふわって
漂って
くる…

セクシー
ですよ。

ボディクリームの
バラの香りは
本当にふんわりで
バラの上品な甘さだけれども
若葉のような草の生き生きした
青い香りもして甘すぎず
そこが
気に入って
ディナーの時などは
首などに
たっぷり塗りました、笑。

もっとも
日本に帰ってきたら
やっぱり香水は苦手で
プリンや焼肉の匂いの方が
いいなと
思っちゃってますが、ははは。

なお、
文頭の写真は
街中の小さな
手芸屋さんです。

不器用で
モノは作れないし
作らないけれど
素材って好き。

なんだか
ワクワクするから。

店内にも
かわいい素材が
いっぱいいっぱいあって
欲しい、欲しい、
でも
買っても使わんやん
とひとり、突っ込み、思いとどまる、ふう。

オーストリア・チロル地方1

2006-11-16 04:32:56 | 欧州写真日記

今日の写真は
オーストリア・チロル地方の
Hopfgartenです。

ココはコンチキの
スペシャル・ストップオーバーで、
(コンチキのロッジ風のスペシャル宿泊施設)
ご飯がおいしくて
感激しました。

コンチキのツアー参加者は
世界中から募るのですが
コンチキで春~秋にかけて
働く人も世界中から募ってる
みたいんなんですよね。

たとえば、
バルセロナで
お世話になった人は
オーストラリアで
コンピューター関係の
エンジニアをしている
20代半ばの人でした。

そんなこんななのか!?
お料理はあまり期待はできません。
西欧にきてなんで
ハンバーガーとフライドポテトやねん!
とか。

でも、ココと
フランスのリヨン郊外と
ギリシアのミコノスと
クロアチアは
高級ホテルの洗練さはないけど
結構うまかったデスヨ。

1日目はチキンのカツレツで
肉はやわらかいし、
香草の風味が利いてて
レモンをきゅーとしぼって
あつあつ、かりかり、じゅんわりを
食べるのです。
うまいの~。

食前酒のリンゴのシュナップも
甘酸っぱくてうまかったし、
ミネストローネのトマトも
トマトの味が濃くてむちゃうまい。

2日目のメインはイマイチだったけど
添えられていたカポナータみたいなのが
オレガノの味が生きてます
という感じでうまいのです。

サーブはツアーマネージャーと
バスの運転手の2人がしていて
メインがくるのに時間がかかったので
前菜として
野菜スティックの大皿が
テーブルで出たりも
ナイスな演出。

食後にお皿を
キッチンに持っていくと
コンチキの現地スタッフがいるんだけど
思わず、「おいしかったデス~」とハグ。

ちなみに
ここの宿泊施設で
最もココアを飲んだ
グループの称号を
頂きました。

さてさて、
ここで特筆すべきは
マウンテン・バイク乗りです。

2日目の朝食の後で
部屋でぼやんとしてたら
バスの運転手の
エイドリアンが
マウンテン・バイクだよ
と呼びにきてくれて
慌てて、宿泊施設の玄関へ。

自分サイズの
マウンテン・バイクと
ヘルメットを渡されて
乗り方をレクチャー。

マウンテン・バイクに
乗ったのは初めてで
座る所が固くて痛いのと
前傾姿勢になるのが怖くて
戸惑ったんだけど
段差やじゃり道を
ラクラク走れて
ひとりで大ハシャギ。
楽しい~。

しかし、
このマウンテン・バイクは
近所を軽くサイクリング
するだけかな~と
思っていたら
大間違い。

アスファルトの道を
数十分一列になって走った後に
渓流沿いの
ゆるい坂道を1時間ほど走るはめに。
しかも半分はじゃり道。

しかもツアー参加者のうち
運動嫌いな半分くらいは
参加していなかったので、
20代の元気な若者たちばかり。

後半になって
上半身を力まずに
下半身で自転車を固定されると
ラクなんだと分かったけど
足、背中、腕がガクガク。

昼食を挟んで
3時間くらいは
チャリに乗らねばならぬ
涙、涙、のイベントでした。

文化遺産のあふれる
西欧に旅行にきて
山の中を
マウンテン・バイクで
走るとは…。


↑うひ~っ

かなりしんどかったですが
同じ田舎道でも
バスだと感じられない
自然への身近さや
自然に包まれている感じが
体験できたので
それはそれで
貴重でした。

ツアーに参加してなかったら
オーストリアの山の中を
マウンテン・バイクで走り回ったり
ボートラフティングを楽しんだり
しなかったから。

空気のおいしい山の中で
鳥の鳴き声を聞きながら
道端に咲く小さな花や
ソテツ系の植物を
間近で見たり、

牛の首につけてるベルの、カラン、カランという音、
渓流のせせらぎの、ザアザアという音、
遠くから響く教会の、カンカンという音

ひんやりしてクセのない湧き水を飲んだこと

いろいろと
思い出されます。

当時の日記にも
帰って仕事するの嫌だ~と
しきりに書いてます、笑。

オーストリアといえば
ウイーンで、
街や音楽や芸術の都と
思っていたけれども
もっと、もっと、
ステキなんだな~って
思いました。

ちなみに、
ボートラフティングは
ツアーマネージャーのいる
めうちゃくちゃ元気な
組に入ったので、
ボートから全員突き落とされて
自力で泳いでボートに戻ってきたり、
みんなで円陣を組んで
ボートのヘリに立ったり、
極めつけは90度くらいに
ボートを傾けたり
(本当はわざとひっくり返す予定だったのだけどできなかった、うれしいやらかなしいやらの体験)

芸術の国で
筋肉痛に悩まされるとは
思わなかったけれど

でも、そういう
アプローチがあるんだなって
ツアーには感謝です。

今生きてる
日常の中にも
そういうアプローチが
いっぱいあるんだろうなって
教えてもらったような
気もします。

楽しいがイチバン!


↑食事をサーブしてくれたエイドリアン(バスの運転手なのに、こんな茶目っ気たっぷりなことしてくれ、みんなクラクラ。本当にラブリ~です。見習いたいっ。)

仕事でくるくるしてました

2006-11-15 04:09:49 | 日々ぼちぼち
ご無沙汰してすみません。

先月の今頃は
100回記念には
何を書こうかな~
ウキウキ…なんて
ちょっと思っていたりも
していたのですが、
(もうすぐなんと100回記念なのデスヨ)
仕事に追われて余裕がありませんでした。

久しぶりに
恐る恐る
(きゃ~)
ブログを開いたのですが
全然更新してなかったのに
細々とアクセスがあって
かなり感激しました。

コンチさんからの
コメントも
とっても
嬉しかったです。

半月遅れで返事を書きました。
本当にすみません。
でも、楽しい旅になってくれると
うれしいです。
私で答えられることでしたら
また、いつでも質問してくださいね!

ということで
また、当時の日記を読み返しつつ
ぼちぼち始めたいなって思ってます。
もっと見て欲しい写真
いっぱいデスヨ。