月影堂 書棚

ここに記す事は全て私の身に起きた事実であり、私は、私が感じた全てを言葉に換言し、記録しております。

『流浪の月』を読んだ

2020-09-13 01:13:00 | 日記・雑多なこと



凪良ゆう氏の『流浪の月』を読んだ。

職場の友人から薦められ、この本に巡り会えた。

友人は、いいお話だったー。
と言ってたけど…。

私には、共感できる事が多く、読んでいて呻き声すら出た。
色々傷を抉られる様でつらい。

私にも、どうだったー?
って感想を求めてきたけど…。

良い作品だと思う、としか言えなかった。

友人と私には、そもそもこのような話を受け止める基盤に違いがあり過ぎるから…。

私は、いつも幸せそうに笑う友人が好きだし、殊更深いところまで話して驚かす事も無いと思った。


ただ、読んで一つ思ったのは、

あの小説の、更紗と文のように、心でしっかり結ばれたら…

結婚も身体の繋がりも、
大して重要な事じゃないのかもしれない、という事だ。



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