凪良ゆう氏の『流浪の月』を読んだ。
職場の友人から薦められ、この本に巡り会えた。
友人は、いいお話だったー。
と言ってたけど…。
私には、共感できる事が多く、読んでいて呻き声すら出た。
色々傷を抉られる様でつらい。
私にも、どうだったー?
って感想を求めてきたけど…。
良い作品だと思う、としか言えなかった。
友人と私には、そもそもこのような話を受け止める基盤に違いがあり過ぎるから…。
私は、いつも幸せそうに笑う友人が好きだし、殊更深いところまで話して驚かす事も無いと思った。
ただ、読んで一つ思ったのは、
あの小説の、更紗と文のように、心でしっかり結ばれたら…
結婚も身体の繋がりも、
大して重要な事じゃないのかもしれない、という事だ。
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