あしたへの糧

週末のできごとを中心に書き綴ります

早春クライミング

2020年02月26日 | 岩登りのこと

久住での登山を終えたあとは、高千穂周りで帰路に着いた。

うぶやま牧場~波野~高森~高千穂と抜ける農免道路は、信号がなくてほとんど車も走っていないからストレスがない。しかも目の前に阿蘇の山脈を見据えながらのドライブは気持ちがいい。

今度からくじゅうに行くときは高千穂周りだな。ただこの道沿いもコンビニはないので、買い物は高千穂を抜けるまでに必須。

 

高千穂町内で風呂、晩飯、買い出しを済ませたら、今夜、車中泊する道の駅青雲橋に移動。

道の駅青雲橋は、近頃リニューアルしたからトイレが綺麗でいい。気温も昨夜の牧ノ戸峠とは段違いに温かい。

ここは快適に眠れるわと思っていたら、左前方に停めていた広島ナンバーのジムニーがずっとエンジン掛けっぱなし。その内出て行くだろうと思っていたら、なんと朝までエンジン掛けたまま泊まりやがった。

 

 

 

翌朝。シジミの味噌汁の後、カップ自販機のモーニングコーヒー

この日は近くの比叡山でクライミングだ。天気もいい!!

 

 

 

この天気なら寒さの心配はしなくていいな。

 



陽当たりの良いⅠ峰南面へ。取付きのところにあるツツジはもう咲いていて、メジロが花から花へ飛び回って蜜を吸っている♪

 


 

我々以外に誰もいない岩壁をのんびりとクライミング。案の定、陽が当たるところまで登ると暑くて汗が滴り落ちる。





この日は風もなくて体感温度は春を通り越して初夏みたい。各ピッチごとに休憩をたっぷり挟みながら貸切の岩と景色を満喫した。

 


 

 

 







3時間くらいかけて頂上に到着。

技術の進歩がないのはさて置いて、やっぱり面白さは◎ そう言えば登ってる間は腰が痛いのも忘れてた。

 

 


 

 昼食を食べていると、少し風が出てきて遠くの山が霞んできた。ナイスタイミングで岩登りを楽しめた。

 



クライミング♪ クライミング♪

2019年11月04日 | 岩登りのこと
四万十川ウルトラマラソンの後遺症だった “股ずれ” がようやく完治して、今年の一大イベントも過去のできごとになりつつある。

それに伴って、日々繰り返し襲われていた「走らないといけない!」というプレッシャーから開放されて、なんて気楽なんだろう。

走らずに一日が終わろうとするときに、後悔のような後ろめたいような気持ちにならなくていいというのは素晴らしい。


そんな訳で、先週(10/26)、今週(11/4)と気兼ねなく2週続けてクライミングに行ってきた。

26日は、会メンバーのINAさん、yamaさんと3人で。





久しぶりに触る岩の感触。
だいぶん勘が鈍ってて、細かい凸に乗り込むのが怖い。以前登れたはずだからと自分に言い聞かせるけど、一度沸いた不安はそうそう消えない。





登っていたのは我々以外に誰もいなかったので、1ピッチ登るごとに終了点で15分くらいの雑談を繰り返しながら、登ってる時間より話している時間の方が長いようなそんなのんびりとしたクライミングを楽しんだ。










11月4日は同じく会メンバーのINAさん、loghouseさんと3人で。

この日は、3連休中ということで県外組を含めて大勢のクライマーで賑わっていた。我々の前を登っていたのは広島から来た方たちで、後ろには鹿児島の方たち。





ビレイをしながら上を見上げていると、吸い込まれそうになるような青空が広がっていた。
背中から照り付ける太陽でうなじ辺りはジリジリするし、とても11月の気候とは思えない陽気。





自分のクライミングの方はというと、先週よりは「滑るかも?」という意識が薄れてスムースに登れたような???あんまり変わらないような???





ランニングにしても、クライミングにしても、そのほかの遊びにしても、そこそこの困難を真剣になって乗り越えるところが面白いのだと、つくづく実感する。 



マルチピッチクライミング 比叡山Ⅲ峰(宮崎県延岡市)  

2019年06月02日 | 岩登りのこと
2019年5月25日(土) 晴れ

久しぶりに会のメンバー揃ってクライミングに行ってきた。
体調を崩していたINAさんの復帰戦ということで、快適に登れるルートかと思っていたら、AMさんの「大丈夫、大丈夫」という誘いの言葉でⅢ峰に行くことになった。





岩をくり貫いたトンネルの上がⅢ峰の取付き。
AMさん、INAさんがペアになってまずは登る。






さすがにAMさんは慣れた感じでヒョイヒョイと登って行った。






続く我々は3人でロープをつないだ。
トップはyamaさん。自分はセカンドだから気楽に・・・なんてことはなく、1ピッチ目からレイバックとかクラックのトラバースとかあったりなんかしてシビれまくる~ もう汗が噴き出すわ、喉が渇くわ






1ピッチ終了地点から見えたⅠ峰のニードル






2ピッチ目もテクニカルな感じで厳しいー












そもそもここは、1ピッチ目の取付きがV字渓谷の100メートル近く上にあるから、ここから見下ろす高度感はハンパねー






この高度感で身体が力んで、さらに固くなってしまうのよね






2ピッチ目の終了点に着いたとき、AMさん、INAさんの姿はもうなく、初見の我々は右に行くのと左に行くのとどちらが正しいルートが分からなくなった。

で、トップのyamaさんがどちらかというと簡単そうに見えた左へ。
でも、ここも難しかったよー 自分じゃ絶対トップはできない。






3ピッチ終了点に到着。
ここで、数メートル右上にAMさん、INAさんのコンビが居て、ルートが間違っていたことが分かった。
たった3ピッチ登るのにここまで相当時間を要してしまった。AMさんが夕方から予定があるということなので、ここで終了することになった。






懸垂下降で地上を目指す。






時間かけて必死で登ってきたところを、わずか数分でスルスルと苦もなく下るというギャップで地上に降り立った。



久しぶりに会のメンバー揃って登れたのは良かった。
でも、自分の未熟さをつくづくと痛感させられた日になった。


尾平スラブ

2019年03月30日 | 岩登りのこと
高千穂町岩戸と大分県豊後大野市をつなぐ尾平トンネルの大分県側に尾平スラブがある。
先日、初めてここに行ってみた。

地元在住Kさんの案内で、現地にはすんなりとたどり着けた。







メンバーは、自分、Kさん、Hくんの3人。Hくんは初めての岩体験だ。
ほかに来ているグループはなくて3人の貸し切り。駐車場から岩場までのアプローチの落ち葉の状況からして最近人が訪れた様子はなかった。

お陰でなんの気兼ねもすることなく3人でクライミングを存分に楽しめた。







岩初体験のHくんだけど、普段は人口壁のボルダリングはしている。
「スラブはまったく別物だからねー」と教えていたとおり、やはり足をどこに置けばいいのか苦労していた。







それでも果敢にチャレンジして、楽しんでくれていたので良かった。







そして自分はというと・・・、まあ相変わらず成長も収穫もなく、しいて言うならマジ落ちしたときケガしなくてよかった!笑





季節の良い中、久しぶりにクライミングしたけど、自然の中で刺激受ける遊びは、やっぱり楽しいな♪

アイスクライミング講習 宇土内谷(宮崎県)

2019年01月31日 | 岩登りのこと
2019年1月27日(日)

前日、大崩山を下りた後、延岡市北方町の鹿川キャンプ場に向かった。
翌日開催される県山岳連盟主催のアイスクライミング講習に参加するために、ここで前泊する。


翌朝、宇土内谷の三段の滝に向かった。昨日登ったところから大崩山山頂を挟んでちょうど反対側辺りになる。
おー、暖冬、暖冬って言うけれど、ちゃんと凍っているんだねー





なんと言っても、こんな氷瀑が宮崎にあるってことがスゴイ! 今年、世界サーフィン選手権も開催されるという南国宮崎にだ!!
自分も山の世界に足をツッコんでいるからこそ、こんな氷瀑があることを知っているけど、一般の宮崎県民はほとんど知らないだろう。




取付き付近ではいくつかのグループが登る準備をしていた。そこに我々の20数名が押し寄せたもんだから大賑わい。さらに後からやって来るグループもいたりして。
結構、みんな遊びに来ているんだねー







まあ、そんな状況だったから、満足できるほど登る時間がなくて1回1ピッチ登っただけ。(講習会だから仕方ない…)







なんだか消化不良気味に終わってしまったけれど、シーズンの風物詩的アクティビティを味わえただけでもよかった。
次来るときは個人で来よっ!