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あしたへの糧

週末のできごとを中心に書き綴ります

マルチピッチクライミング デビュー

2018年11月08日 | 岩登りのこと
今シーズン沢登りデビューをしたKさんがマルチピッチクライミングにも興味を示したのでデビュー企画を立てた。これでハマってくれたら仲間が増えるな♪
記念すべきデビューの日は11月4日(日)、場所は比叡山(延岡市北方町)、ルートは登竜門的な初級ルート「TAカンテ」

自分のデビューもTAカンテだった。どうやって登ったのかは覚えていないけど、支点のアンカーボルトが信用できなくて体重を掛けるのがすごく怖かったことと、登り終えて無事に山頂に立ち安堵した爽快感を鮮明に覚えている。登山道を歩いて山頂に立つ感覚とはまったく違う喜びがあった。


 * * * * *

Ⅰ峰南面の取付きに行くと、先行のパーティー1組が1ピッチ目を登り終えた辺りにいた。ほかには誰もいない。実質、貸し切りだ!

1ピッチ目。ロープの手繰り上げ具合でパートナーの動きは何となくわかる。すたすたと登ってくるときは手繰り上げが忙しくなるし、苦労してるところではロープが止まる。

Kさんが苦労したと言いながら笑顔で上がってきた。
確かにこのルートの中では1ピッチ目が1番シビアだ。スタンスになる小さな岩の凸凹をスタンスと見極めることができれば難しくはないんだけど、初めてのスラブだからその見極めが難しかったのだろう。





自分のデビューのときは、横に一人付き添ってアドバイスをもらいながら登ったような気がするけどKさんは一人。





一人で考えながら、時折、ロープが止まるときもあったけど着実に上がってきた。





と言っても、沢登りのとき、僕よりも上手に登ってるんだから当然の動きだけどね。





ビレイもばっちり!なはず。落ちてないから分からない(笑)





最終ピッチを無事に登り終え、マルチデビューを記念してがっちり握手!僕が初マルチで感じたときと同じ爽快感と喜びをKさんも感じてくれたかな。
まあ、あと1、2回も登ればスラブの感覚がわかって、いずれ僕よりも登れるようになるはず。早くそうなって難ルートで僕を引っ張り上げてほしい。

クライミング初心者講習会

2018年10月22日 | 岩登りのこと
土日で、県山岳連盟が主催する初心者を対象したクライミング講習会があったので行ってきた。
場所は、延岡市北方町の比叡山。

土曜日は、所用があったのでそれは済ませてから、会場の公民館に到着したのは17時過ぎ。
この日は午後から座学の研修があったようだけど、到着したときちょうど終わって片付けしているタイミングだった。

夜は交流会。交流会に参加するためだけにわざわざ夕方から出て来た^^;





宴もたけなわ。話がだんだんとヒートアップしてきて、また研修が始まってしまった!!
自分はもう眠りこけててほとんど覚えていない。今、写真を見てそういえばこんなことやってたなって思い出したくらいw





翌日の日曜日は実際の岩で実践研修。トップロープで各人登ってもらう。そのほかに登攀者のビレイ(模擬)や懸垂下降なども。
自分は、企画・準備した役員の補助をした。










みんな、何んかかんか言いながらも、どうにかこうにかして登っていく。“溺れる者は藁をもつかむ” じゃなくて、“落ちそうなものは岩をもつかむ” だ。





んで、登った後は懸垂下降。みんな2回ずつ登ったけど、2回目は見違えるほどスムーズな動きになってた。





担当役員の方が研修内容をよく練っていて、いい研修でした。参加者の満足度も高かったはず。
あとはこの中から1人でももっとクライミングをやってみたいという人が出てくれば言うことない!


週末放浪

2018年10月09日 | 岩登りのこと
2週続けての週末台風の襲来で、この三連休(10/6-8)はどうやって過ごそうかなと思っていたところ、土曜日の朝カーテンを開けると青空が広がっていた。

急遽、地図を広げて行く宛てを探す。
そういえば阿蘇山(中岳、高岳)って登ったことないよなってことで、2泊分の荷物をまとめて南阿蘇に車を走らせた。

道中は台風一過の健やかな青空が続いた。高千穂町を過ぎ、高森峠を下ると、根子岳のえげつないギザギザ尾根が見えた。何度見てもスゲエな。

今日は、阿蘇の麓で、最近モチベーション高めのランニングでカロリー消費して温泉でまったりして、明日、山に登る予定。


ところが、しばらくすると雲行きが怪しくなってきた。阿蘇の山脈は雲に覆い尽くされて見えなくなり、雨がポツリポツリと。
次第に雨脚は強くなり、横殴りの暴風雨になってきた。台風の吹き返しだ。とても外を走り回れるような状況じゃない。
出発前、阿蘇の地図は見たけど天気予報までは見なかったもんな~

まあいいや。本番は明日だ。温泉行こ!





翌朝、道の駅で目覚めると、まだ弱い雨が降っていた。
9時過ぎまで粘ったものの雨は止まず。天気予報では15時頃までスッキリしない空模様みたいだ。
なのに・・・ひと山越えた高千穂から向こうの宮崎方面は今日も昨日も晴れてるようだ。一体何しに来たんだか。。。





また天気のいい日に出直そう。あきらめて高森峠を登り返した。





高千穂町に入ると見事に晴れていた。
とりあえず高千穂町内を縦横無尽にランニング17km。坂ばっかりの道でふくらはぎに相当の乳酸を溜め込んだ。その後は、観光客に紛れて高千穂神社の参拝なんぞして、また温泉へ。時間はたっぷりあるのでサウナでしっかりと搾り込んだ。





車中泊2晩目。※決して家に帰りたくないわけじゃありません(笑)





翌日。今日は比叡山で久々のクライミングだ。





泊まり込みで来ているクライマーもいたりなんかして、早い時間から多くのクライマーが岩肌にへばりついていた。





待ち合わせをしていたYさんと落ち合って、我々も登攀開始♪
久しぶり味わう岩の感触でいきなりのリードはやっぱり痺れましたなあ。暑さのせいとも緊張のせいともつかないほどに喉が渇いた。





南面の岩壁も渋滞するほどに賑わってた。上を行くのはナックルフェイスか?!ようあんなとこ登るわ!





ある意味、生死がかかっているから、だからこそ真剣に遊ぶ→充足感に満たされるという図式が成り立つ遊び。
まあどんな遊びも真剣にやってこそ面白いわけで。
『たかが遊び、されど遊び』そんなブログを書き綴っていきたいと思います!