あしたへの糧

週末のできごとを中心に書き綴ります

焚火キャンプ&ヒルクライム&蛍

2020年05月30日 | キャンプのこと

2020年5月23日(土)~24日(日)

 

年1回、今年で3回目となる鏡山(宮崎県延岡市)ヒルクライム(プライベート)レース。気付けば年中行事になったし、遊び仲間はみんなサイクリストになってしまった。

ちなみに僕が自転車に乗るのは、年に1回この時だけ。

 

いつものキャンプ地に到着し早々、レーパンに履き替えてスタートの準備。8.4kmの距離で570mほどを登る戦い。

素人かつ小径車の僕は、ミドリマンさんに10分、NさんとKさんに5分のハンデをもらってスタート~

 

ほかの3人との戦いというよりも、自分との、いや、目の前の “坂” との闘い。

ヘアピンカーブを曲がった先に途方もない急坂が目に飛び込んでくる度に、何度自転車を下りて押して上ろうかと思ったか。

4km過ぎにNさん、6km過ぎにKさん、7km過ぎにミドリマンさんとパスされて、ヨレヨレになりながら最下位でゴール。

 

 

 

最近、運動していないツケがモロに出た。体力を付けるのは地道な時間がかかるけど、落ちるのはアッという間だね・・・(悲)

 

 

ヒーィヒーィ言いながら苦しんで登った坂を、シャーッと一息に下って帰還。

 

 

 

これからはBBQと焚き火と蛍の時間♪

 

 

 

サ、サ、サッと手際よく準備が整って、プシュッ、カンパーイ。

 

 

 

それぞれが持ち寄った食料が次々と七輪に乗り、そして胃袋の中へ。

 

 

 

二次会は焚き火の周りに移動して、火を突くじりまわして遊んで。

 

 

 

三次会は、またテーブルに戻って、加減なく持ってきた食料をまた食べて、という具合。

いつものことだけど、20時ごろからは流れる時間が加速度的に速く進む。時計を見る度に10時、12時と進んで気付けばもう2時になってた。

 

 

 

ミドリマンさんのベッド仕様に改造されたハイエースで3人で雑魚寝。

 

 

早朝、外から聞こえるカタカタという音で目が覚めた。

まだ6時前だというのにKさんがもう後片付けをしてくれてると思って車のドアを開けると、1羽のカラスがクーラーをこじ開けて中身を漁ってた。

 

朝食用のうどんはカラスに食われることなく、無地に我々の胃袋に納めてから撤収作業。雨が降り出す前に解散で来た。

 

あっ、蛍はというと、そこそこ飛んでいたけど、ピークにはまだ少し時期が早かったみたい。 

 


沢部忘年会 川中キャンプ場(宮崎県綾町)

2019年11月20日 | キャンプのこと
2019年11月16日(土)~17日(日)

沢登りメンバーと忘年会&反省会をした。

場所は、宮崎県綾町にある川中キャンプ場。宮崎市内から40~50分くらいの所にあって予約不要で無料。水道とトイレはあるけど、それ以外は電気を含めて何もないキャンプ場だ。

キャンプ場に行く途中、道路脇で焚火用の薪を調達





キャンプ場に着くと先客が数組。廃れたキャンプ場だし、この時期だし、我々だけの貸切かと思っていたので少々驚いた。

薪割りして、一晩中焚火しても余るくらいの薪を確保できた。





Kさんが撮り貯めた沢登りの様子の動画を見ながら、「ここは泳ぎばかりだった」とか「ここは落ちたところだ」とか楽しく今年を振り返った。

まあ、シーズン中みんな無事に(あっ、一人肋骨にヒビが入ったメンバーがいた)遊べたから良かった。

反省としては今シーズンはあまり沢に行けなかったから来年はもっとたくさん沢に行きたいな。





で、キャンプの方はというと、前日からの寒気で夜はけっこう冷え込んだけど、たっぷりの薪をガンガン燃やして焚火の横は寒さ知らず。





気付いたときにはもう12時が過ぎていた。





翌朝は6時半に目覚めて、うどん食べて撤収、解散





毎度、直火で鍛えられているヤカンがかなり味が出てきた。






今シーズンあまり沢に行けなかった理由の一つがこれ。そう、ヘルニア
このMRIを撮ってもらった病院は痛み止め出してはい終わりみたいな感じだったので、明日、別の病院に行く予定。

来シーズンの沢開幕までには、なんとかして良くなりたい。



キャンプして星空観察 スカイロッジ銀河村(宮崎県美郷町)

2019年11月11日 | キャンプのこと
夏前から職場の若者とキャンプに行こうという話が持ち上がっていた。まあ端的に言えばキャンプをしたことがないから教えてほしいということのようだ。

夏なら渓谷近くのキャンプ場で、釣りや水遊びをメインにすればいいかと考えていたけど、日程が合わないとか天気が悪いとかで延び延びになってるうちに、夏は終わってもう晩秋。

そこで、選んだキャンプ場が宮崎県美郷町の標高860mの山の上にあるスカイロッジ銀河村。ここのすぐ近くには天文台昴ドームがある。

ということで、11月9日(土)~10日(日)に星空観測をメインイベントにしてキャンプに行ってきた。



9日は正午に「道の駅とうごう」で待合せ。店内を覗くと手頃な大きさのサツマイモがあったんで購入。焚火の焼き芋用

昼食は、美郷町内にあるピザの有名店OttO-OttOオットーオットー
古民家を改築したお店で、店は畑に囲まれた一角にある。





店内は男同士5人が座っていると、浮いてしまうようなお洒落な内装。





本格的な薪窯で焼かれたピザは、外側パリパリの中モチモチで美味い




3種類頼んだけど、どれも見ただけでも美味いのが分かってしまうほどパーフェクト




若者たちはデートの下見ができたようで(?)、大満足で店を出た。





キャンプ場は、ここから車で30分くらい山道を上って行った山の上にあった。周囲に人家などないような場所





着いたら早速準備に取り掛かる。と言っても寝るのはロッジなので、BBQと焚き火の準備だけ。

薪は、家内の実家の庭に何年も前から積みっぱなしになってたやつを貰ってきた。
すると、その薪を見た管理人さんが「これで割ればいいが」と言って、斧と鉈を持ってきてくれた。





しばらくの時間、薪割り遊び





続いては、若者の一人が手作りの弓を持って来ていたのでこれで遊ぶ。

不格好に見えるけど、30~40mくらい先の的も狙えるほど本格的。
色々な素材で弓を作り続けて、この木に辿り着き、もう5年近く使っているらしい。










30mくらい先に的になるダンボール箱をぶら下げて狙って遊ぶ。当てることができたのは、さすが持ち主だけ。





その後は、懸垂下降なんかして。もちろんみんな初体験





夕食前のオプションを計画どおりコンプリートして夜の部へ。





BBQの火熾しはライターを使わずファイヤースターターで着火してもらったら、思惑どおり盛り上がった。










飲み食いしていると、天文台のガイドの人が迎えにやって来た。今日は特別に送迎していただいた。キャンプ場から天文台までは車で5分くらい。

幸い今夜の観客は我々のみで、じっくり教えてもらいながら観察できた。





木星とか土星とか月とか。ほかにも色々な星の名前を聞きながら観測させてもらったけど名前は忘れた。










月夜の明るい空だったのが残念。ここの周囲には光源となるものが全くないから、闇夜ならすごい星空になることだろう。





メインイベントの天体観測も大成功!





20時過ぎにキャンプ場に送り届けてもらったら、BBQの続きと焚火。
天文台では震えるほど寒かったのに、焚火は温かいねー
火をつくじりまわしながら、だらだら飲み食いしてロッジに引き上げたのは0時を過ぎ。





翌朝は7時前に目が覚めた。
4人用のロッジに5人で泊まって、若者4人はベッドで自分は床にエアーマットを敷いて寝た。石油ファンヒーターも用意してあってテント泊や車中泊に比べたらすごく快適なよるだった。





朝食はホットサンドで、最後までキャンプ気分が盛り上がる企画にでみんな喜んでいた。








たまには「星を見るために」なんていう知的でロマンティックなキャンプも悪くない。
スカイロッジ銀河村も山奥にあって静かで、とてもいいキャンプ場だった。

焚き火キャンプ&サイクリング

2019年06月22日 | キャンプのこと
6月15日(土)~16日(日)

沢部のメンバーで焚き火キャンプ&サイクリングに行った。
ここのところ、このメンバーでイベントを企画するとほぼ必ずと言っていいほど天気に恵まれない。。。

この日も土曜日の天気は朝から急速に回復してくるって言ってたのに、昼を過ぎてもぐずつく空。(雨男は誰なんだ?!)
それでも目的のキャンプ場所に着いた16時頃からようやく天気が回復してきた。


到着してすぐにまずは「薪集めの儀」。一晩中、燃え尽きないだけの薪を拾い集めて回る。
ここでいきなり事件が!!!!

足首に痒みを感じてそこに目をやると、黒い物体が付着している!! 反射的に手で払い落としたのは蛭の野郎だ。
これまでの経験上、蛭に噛まれれるとただれて半年くらい痒みが続く体質なので、こいつは大キライ。

一大事だ。薪集めや設営を頑張ってるメンバーには申し訳ないけど、急いでポイズンリムーバーでの念入りな毒(?)の吸出し処置に専念した。
お陰で後日、吸血された箇所がただれはしたが痒みはそれほど出なかった。


ポイズンリムーバーでの処置の処置が終わったときにはもう宴会の準備は整ってた。さっそく「乾杯の儀」へ。
プシュッ、カンパーーイ!




ここからは、気の合うオッサン4人で、肉、魚、それにいつもと変わり映えしない話を肴に時間が過ぎて行った。




日が暮れ始めたところで、メインイベントの焚き火。
「着火の儀」はしきたりに従ってファイヤースターター




種火から小枝へ、小枝から中木へと少しずつ火を大きくしていくはずが、




昼頃まで降っていた雨のせいで薪がおもいっきり濡れていて、中木がなかなか燃え上がらない。それでもメインとなる大木を投入。
この大木が燃えさすれば今夜はいい焚火になるぞ!




焚き火を見ながら酒飲んで、




ときどき火を突くじりまわしたりして、




ゆらめく炎をボーっと火を眺めてるだけで、楽しいねー




翌朝、あの大木はほぼ綺麗に燃え尽きていた。








2日目は、サブイベントのサイクリング。
決してロードバイク乗りじゃないんだけど、沢部部長のミドリマンさんの号令で、みんなでヒルクライムレース+サイクリングをやることに。




まずはヒルクライム。ゴールの鏡山までは距離8km、標高差600m
素人の私とKさんはハンデ6分をもらって先にスタート。それをミドリマンさんとNさんが追っかけるという形式。言わば我々は「かませ犬」ってこと(笑)




かませ犬になってたまるかと必死で漕いで、頂上が近づいて来てもしかしたら逃げ切るかもと思ったとき、音もなく近づいてきたミドリマンさんにガブッと噛まれた。
(さすが美味しく噛めるようなハンデタイムを設定してたのねーw)

それでも、膝をガクガクさせて登りきった頂上は、眼下に海が広がっていて、爽快だった。




ヒルクライムの後は40kmほどのサイクリング。










途中、寄り道もしたりなんかして、風切って走るのは楽しかった♪
ただ、一つ問題があったのは薄くてカチカチのカーボンのサドル。

素人の皮の薄いケツには猛烈に酷過ぎた!!

焚き火忘年会

2018年12月26日 | キャンプのこと
2018年12月22日(土)

沢メンバーの忘年会を某山奥でやった。極寒の夜に焚き火を囲みながら飲もうというもの。
16時に現地集合。当然ながら我々以外に人はいない。





この日は冬至。どのくらい冷え込むだろうかと覚悟していたのに、異常とも言えるほど気温が高かくて、ぜんぜん寒くない夜になった。





ひとしきり飲み食いしたところで焚き火に着火。もちろん火入れはファイヤースターターでだ。
薪は電信柱クラスが2本くらいあるので夜通し燃やしても燃やしきれないほどだ。





Kさんがプロジェクターを持ち込んで、忘年会らしく活動を振り返ったりなんかして。
川音だけが響く山間に雄弁な呑兵衛どもの笑い声が高々と響き渡った。

沢メンバーの集まりだが全員ランもする。ミドリマンさんが来年に向けて新たなめんどくさい企画を持ち出してきた。Kさんもノリノリだ。

ランのレースはやるからにはコツコツとトレーニングを重ねてから挑まないと、つまらないし、ただきつい思いするだけで終わってしまうから企画に乗っかるにも覚悟がいるんだな~  でも、ミドリマンさんに煽られてもう企画の歯車は回り始めたような・・・




場所を焚き火の横に移して、“二次会”を始める頃には自分はもう半分昏睡状態になってた。うろ覚えでミドリマンさんがおがくずにまみれた車エビを持ち出したのは覚えてる。正気なら喜んで食らいついたのに、あの時はもう胃も脳みそもパンパンで食えなかった。惜しいことしたと朝になって後悔



22時くらいにはテントに転がり込んだと思うけど、ミドリマンさんとKさんの宴はその後もしばらく続いたらしい。




朝方、うっすら明るくなり始めた頃、いつもどおりの時間に目が覚めた。テントの出入口は全開になってたけど、それでも高原の初夏か晩夏じゃないかというほど過ごしやすい夜だった。

熾火に枯葉を焚きつけて炎を熾していると、みんな起きてきた。朝飯食ってゆったりコーヒー飲んで解散。



10時には家に帰り着いた。高校駅伝を見終えたら、決して新企画のためということではないけどランニングしに出た。
新企画はさてどうなるか?! 「走らなきゃ!」とせかされて走るのはもうコリゴリと思っていたけれど・・・