愕然とするほど役に立たない整形外科

2013-06-23 11:32:55 | 既得権益

整形外科というと骨の専門家というイメージだが、実際、整形外科に行っても、抱えた問題が何一つ解決しなかったという人は星の数ほどいることだろう。ただ痛み止めを出された、ただシップを出された、ただ注射を打った……。ちょっと気が効いてもテーピング、マッサージ程度のもので、何をもって治したいのかまったくはっきりしない。それが整形外科という場所だ。
 
実際のところ、整形外科は外科であって、解剖学的、救急医学的な処置以外、いかに役に立たないかということに愕然とする。それは私が言っているのではない。世の中の多くの患者やセラピストたちが言っているのだ。そのセラピストたちが完全ではないのは今まで述べたとおりだが、少なくとも整形外科よりもよっぽどましなアプローチをすることが多い。
 
整形外科の利点は、たとえば交通事故で複雑骨折したような場合だ。これは古代の歴史を考えても西洋医学の利点を考えても整形外科の独壇場といってよい。ここでも問題は慢性疼痛や老化に伴う種々の変形、骨粗鬆症などの対処がまったく彼らにはできないということだ。
 
腰痛の大半は原因不明だとよく言うが、それはさておき痛み止めやビタミン剤くらいしか出せない医学など、心底価値がないものだと感心する。逆に、痛みの原因をなんでも「歪み」のせいにするセラピストにもうんざりする。どんな痛みにも複数の要因があることくらい子どもでもわかりそうなもので、それを見つけることができるセラピストが、本当の整体師、カイロプラクター、鍼灸師だろうに、整形外科以上に腕のいいそのような人々を探すことは難しい。

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