パンデミックは不可避、タイから始まる

2020-02-04 12:10:54 | COVID-19

「新型コロナウィルス」の画像検索結果

感染者数が2万人、死者数が400人を超え、新型肺炎の感染拡大が止まらない中、11人の感染者が確認されているアメリカ(米国時間2月3日時点)でもヒトヒト感染が確実に進んでいる。

米国では夫婦間でヒトヒト感染

 2月2日(米国時間)、新型コロナウイルスによる2番目のヒトヒト感染が、カリフォルニア州サン・ベニート群で確認された。最近、武漢に旅行した男性とその妻が新型コロナウイルスに感染していることがわかったのだ。妻は武漢には行かなかったので、妻は武漢から戻ってきた夫からうつされたことになる。夫妻はともに57歳。入院してはいないが、自宅隔離している状況だ。

 アメリカでの最初のヒトヒト感染は、先週、イリノイ州シカゴで発生したが、それも夫妻間で起きたものだった。イリノイ州在住の男性が、最近、武漢を訪問した妻から新型コロナウイルスをうつされ、2人とも入院した。

 また、フィリピンでもパートナー間での感染が起きた。2月1日、フィリピンで中国国外で初めて新型肺炎による死者が出たが、亡くなった44歳の男性は、一緒に武漢を旅行した38歳の女性から感染。その女性はフィリピンで最初に感染が確認された人物だったという。ちなみに、この2人は、武漢から香港経由で、1月21日にフィリピンに入っている。

「新型コロナウィルス」の画像検索結果

ほぼ確実にパンデミックになる

 ヒトヒト感染が増え、中国国外での死者も出る中、アメリカの専門家が米紙ニューヨーク・タイムズで何とも悲観的な発言をしている。

 感染症研究の世界的権威として知られる、アメリカ国立アレルギー・感染症研究所所長のアンソニー・フォーシ博士が、パンデミックという言葉に言及したのだ。

「コロナウイルスは、非常に、非常に伝染力がある。パンデミックになるのはほぼ確実だ。しかし、カタストロフィック(壊滅的)になるか? それはわからない」

 ちなみに、パンデミックとは、インフルエンザのように、地球のほとんど全土に拡大する疾病のこと。WHO(世界保健機関)は疾病についてフェーズ1〜6の6つの警戒段階を設けているが、パンデミックは最も警戒しなければならないフェーズ6の段階に当たる。20世紀には、1968年の“香港インフルエンザ”、1957年の“アジアインフルエンザ”、1918年の“スペインインフルエンザ”と3回のパンデミックが起きた。2009年に流行した新型インフルエンザについては、WHOはパンデミック宣言を行ったものの実際の被害は小さかったという。

 CDC(アメリカ疾病予防管理センター)の前ディレクター、トーマス・フリーデン博士も、封じ込めの難しさに言及。

「ウイルスはいよいよ封じ込められなくなりそうだ。だから、インフルエンザや他の微生物のように感染が拡大するだろう。しかし、どこまで拡大し、どれだけの人が亡くなるかはまだわからない」

 両者の見解を合わせると、伝染力があるため、封じ込めが難しいほど感染が拡大し、パンデミックになるのはほぼ間違いないが、どの程度深刻な状況まで行くかはわからないということになる。

中国から到着する訪問者を入国拒否する国続々

 先が読めない新型肺炎に対し、アメリカは「非常事態宣言」を出し、迅速に厳格な予防策をとった。米国民に中国全土への渡航禁止を勧告し、実質的に中国から到着した訪問者を入国禁止にする措置をとったのだ。具体的には、

1. 到着前14日間の間に中国に滞在した外国人の入国を拒否。

2. 中国本土の他の地域を訪ねた米国民は指定された11の空港でスクリーニングを受け、14日間自宅観察をする。

3. 湖北省を訪ねた米国民は、入国後、潜伏期間の14日間強制隔離する。

とした。

 

 アメリカ以外でも、中国から到着する訪問者の入国を禁じる措置が次々取られ始めている。

 フィリピンは中国国外で新型肺炎による初めての死者が出たことをうけ、香港やマカオを含めて、中国から来る訪問者の入国を禁止した。

 ニュージーランドは2月3日から、中国から到着する旅行者の入国を拒否し、国に戻って来たニュージーランド国民を14日間自主隔離させる措置をとる。

 インドネシアは到着前14日間の間に中国に滞在していた訪問者の入国を禁止すると発表した。

 イラクは中国から到着するすべての外国人の入国を禁止すると発表。

 シンガポールは中国人訪問者と到着前14日間の間に中国に滞在した外国人の入国を禁止している。

 ベトナムは5月1日まで、中国、香港、マカオから来るフライトの乗り入れを禁止にした。 

 モンゴルは3月2日まで、中国との国境を閉鎖した。

 韓国では、中国からの訪問者の入国禁止を求める嘆願書への署名が進み、署名者数が54万を超えた。

 アジアの国々が次々と厳格な予防策へと移行する中、日本は「湖北省に日本到着前14日以内に滞在した外国人と、湖北省発行の中国旅券所持者の入国を、2月1日から当面禁止する」に踏み留まっている。

 感染症研究の権威がパンデミックとまで言及した今、日本政府はもっと厳格な措置を講じるべきではないか。

https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20200204-00161616/

 

「感染者数は何万も少なく見積もられている」前アメリカFDA長官 新型肺炎が世界に拡大したワケ

https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20200130-00160958/

 

Modeling the Spread of 2019-nCoV

https://systems.jhu.edu/research/public-health/ncov-model/

https://getnews.jp/archives/2379312

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200129-00000002-cnippou-kr

 

広がる新型コロナウイルスからわが身を守るには

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200206-00010000-medical-sctch

 

今すぐできる新型コロナウイルス対策 通勤電車どうする? 帰宅時に必要なことは?

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200203-00010000-telling-sctch

 

 

 

 

 

 

 

 


パンデミックは不可避、タイから始まる

2020-02-04 12:10:54 | COVID-19

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感染者数が2万人、死者数が400人を超え、新型肺炎の感染拡大が止まらない中、11人の感染者が確認されているアメリカ(米国時間2月3日時点)でもヒトヒト感染が確実に進んでいる。

米国では夫婦間でヒトヒト感染

 2月2日(米国時間)、新型コロナウイルスによる2番目のヒトヒト感染が、カリフォルニア州サン・ベニート群で確認された。最近、武漢に旅行した男性とその妻が新型コロナウイルスに感染していることがわかったのだ。妻は武漢には行かなかったので、妻は武漢から戻ってきた夫からうつされたことになる。夫妻はともに57歳。入院してはいないが、自宅隔離している状況だ。

 アメリカでの最初のヒトヒト感染は、先週、イリノイ州シカゴで発生したが、それも夫妻間で起きたものだった。イリノイ州在住の男性が、最近、武漢を訪問した妻から新型コロナウイルスをうつされ、2人とも入院した。

 また、フィリピンでもパートナー間での感染が起きた。2月1日、フィリピンで中国国外で初めて新型肺炎による死者が出たが、亡くなった44歳の男性は、一緒に武漢を旅行した38歳の女性から感染。その女性はフィリピンで最初に感染が確認された人物だったという。ちなみに、この2人は、武漢から香港経由で、1月21日にフィリピンに入っている。

「新型コロナウィルス」の画像検索結果

ほぼ確実にパンデミックになる

 ヒトヒト感染が増え、中国国外での死者も出る中、アメリカの専門家が米紙ニューヨーク・タイムズで何とも悲観的な発言をしている。

 感染症研究の世界的権威として知られる、アメリカ国立アレルギー・感染症研究所所長のアンソニー・フォーシ博士が、パンデミックという言葉に言及したのだ。

「コロナウイルスは、非常に、非常に伝染力がある。パンデミックになるのはほぼ確実だ。しかし、カタストロフィック(壊滅的)になるか? それはわからない」

 ちなみに、パンデミックとは、インフルエンザのように、地球のほとんど全土に拡大する疾病のこと。WHO(世界保健機関)は疾病についてフェーズ1〜6の6つの警戒段階を設けているが、パンデミックは最も警戒しなければならないフェーズ6の段階に当たる。20世紀には、1968年の“香港インフルエンザ”、1957年の“アジアインフルエンザ”、1918年の“スペインインフルエンザ”と3回のパンデミックが起きた。2009年に流行した新型インフルエンザについては、WHOはパンデミック宣言を行ったものの実際の被害は小さかったという。

 CDC(アメリカ疾病予防管理センター)の前ディレクター、トーマス・フリーデン博士も、封じ込めの難しさに言及。

「ウイルスはいよいよ封じ込められなくなりそうだ。だから、インフルエンザや他の微生物のように感染が拡大するだろう。しかし、どこまで拡大し、どれだけの人が亡くなるかはまだわからない」

 両者の見解を合わせると、伝染力があるため、封じ込めが難しいほど感染が拡大し、パンデミックになるのはほぼ間違いないが、どの程度深刻な状況まで行くかはわからないということになる。

中国から到着する訪問者を入国拒否する国続々

 先が読めない新型肺炎に対し、アメリカは「非常事態宣言」を出し、迅速に厳格な予防策をとった。米国民に中国全土への渡航禁止を勧告し、実質的に中国から到着した訪問者を入国禁止にする措置をとったのだ。具体的には、

1. 到着前14日間の間に中国に滞在した外国人の入国を拒否。

2. 中国本土の他の地域を訪ねた米国民は指定された11の空港でスクリーニングを受け、14日間自宅観察をする。

3. 湖北省を訪ねた米国民は、入国後、潜伏期間の14日間強制隔離する。

とした。

 

 アメリカ以外でも、中国から到着する訪問者の入国を禁じる措置が次々取られ始めている。

 フィリピンは中国国外で新型肺炎による初めての死者が出たことをうけ、香港やマカオを含めて、中国から来る訪問者の入国を禁止した。

 ニュージーランドは2月3日から、中国から到着する旅行者の入国を拒否し、国に戻って来たニュージーランド国民を14日間自主隔離させる措置をとる。

 インドネシアは到着前14日間の間に中国に滞在していた訪問者の入国を禁止すると発表した。

 イラクは中国から到着するすべての外国人の入国を禁止すると発表。

 シンガポールは中国人訪問者と到着前14日間の間に中国に滞在した外国人の入国を禁止している。

 ベトナムは5月1日まで、中国、香港、マカオから来るフライトの乗り入れを禁止にした。 

 モンゴルは3月2日まで、中国との国境を閉鎖した。

 韓国では、中国からの訪問者の入国禁止を求める嘆願書への署名が進み、署名者数が54万を超えた。

 アジアの国々が次々と厳格な予防策へと移行する中、日本は「湖北省に日本到着前14日以内に滞在した外国人と、湖北省発行の中国旅券所持者の入国を、2月1日から当面禁止する」に踏み留まっている。

 感染症研究の権威がパンデミックとまで言及した今、日本政府はもっと厳格な措置を講じるべきではないか。

https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20200204-00161616/

 

「感染者数は何万も少なく見積もられている」前アメリカFDA長官 新型肺炎が世界に拡大したワケ

https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20200130-00160958/

 

Modeling the Spread of 2019-nCoV

https://systems.jhu.edu/research/public-health/ncov-model/

https://getnews.jp/archives/2379312

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200129-00000002-cnippou-kr

 

 

 

 

 

 


男性更年期障害「朝立ち」

2020-02-04 01:12:34 | 健康

 50歳そこそこで、まったく「朝立ち」がないとしたら、それはテストステロン低下による男性更年期障害が進んでいる可能性がある。

「朝立ちは、医学的には『モーニングエレクション(朝のエレクション)』と言いますが、性的な妄想や刺激とはまったく関係がありません。朝に限らず、体は眠っていても脳の一部は活動しており、50代でも健康な状態なら3分の1から4分の1の時間は勃起しているのです。40代、50代で朝のエレクションがない人は、血管の状態が悪化している可能性があります。というのも、人体でもっとも細い動脈はペニスにあるからです。その直径は1~2ミリほど。その血管が弱って、もしかしたら動脈硬化を起こしているとしたら、異常は徐々により太い心臓や脳の血管へと進んでいくのです」

 ED(勃起障害)と心筋梗塞の関連性を示すデータもあるのだという。

「さらに糖尿病などのメタボリック症候群が進行している場合も、朝立ちがなくなります。そもそも、朝のエレクションが減る一番の原因は、テストステロンが減少して『男性更年期障害』を起こしているからなのです」

 朝のエレクトに気づくのが2週間に1~2回だったり、近頃性欲や勃起力が減退している人は、テストステロンが減っていると思った方がいいだろう。

「まさに朝のエレクトは、孝行ムスコからの大切なメッセージ。頻繁にあれば大丈夫だよと励ましになるし、しばらくご無沙汰なら、このままじゃいけないよ、気を付けた方がいいよという警告になります。私の患者さんで、テストステロン補充療法で何十年ぶりに朝立ちが復活した人は、目を輝かせて『先生、僕は生き物としての自信を取り戻しました』と語っていました。メンタルにとっても実は重要な問題になり得るのです」

 ただし、一つ疑問に浮かぶのは、「バイアグラ(ED治療薬)も飲んで、テストステロンも注射したら、男性ホルモンが出すぎなのでは」というもの。

「質問の答えですが、結論から言えば、治療薬とテストステロン補充は、むしろ一緒に使ってください。逆に一緒に使わないと効果が出づらいものです。まず、性的刺激によってNO(一酸化窒素)が分泌されます。NOは、血管を拡張し、血流を増やす物質を出し、これにより勃起に至ります。ただ、PDE5という酵素がNOを攻撃し血流を悪くします。この攻撃を防ぐために、PDE5阻害剤のバイアグラなどの薬を飲むのです。しかし、そもそも動脈硬化などによって血管中に分泌されるはずのNOが少ないと血流も足らず、バイアグラも効きません。ですから、テストステロン補充を先にしてから、バイアグラなどの治療薬を使用することが必要なのです。勃起が不十分な場合は、併用をして、NOを増加させましょう」

 50代で朝立ちは必要ないと放置せずに、目が覚めた時の状態を気に掛けたいものだ。

https://hc.nikkan-gendai.com/articles/265760

日本人が知らない「男の更年期」の恐怖

https://toyokeizai.net/articles/-/125752?page=5

テストステロン

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AD%E3%83%B3

なぜ男性ホルモン「テストステロン」は減少する?年齢よりも他人の存在が影響

https://media.moneyforward.com/articles/3492