地球での体験

おはようございます
雨の朝は静かで、落ち着きます。

昨日は、久しぶりにご来店くださったお客様の近況をお聞きして、介護など現実の問題に私の経験を重ね合わせていました。

通り過ぎて振り返ると、全てが必要な経験として腑に落ちるのですが、その時は本当に大変だと思います。

身体の疲れもありますが、精神的なストレスが溜まり易いので、ひとりで抱えこまないようにしていただきたいです

そして、もう閉店という時間に…
突然話題は宇宙のことになりました

じつは、私とそのお客様の共通の関心は、宇宙の星こと

と言っても、天体観測ではなく、自分の出身の星のことです

大好きな話なので、いきなりテンションが上がって地球意識から宇宙意識にスイッチが切り替わり、さっきまでお話していた今生この地球での体験が一瞬のことのように感じられました。

私もお客様も地球は今回が最後だと決めているので、いまの地球での体験は本当に貴重で大切な時間だと思います。

現実には、次から次へといろいろな問題が起こって、思考も感情も地球次元に振り回されてしまいますが、意識が変わると一瞬の体験だと思えてくるので、不思議なものですね。

最近私がお客様にお勧めしまくっていた「日日是好日」という映画は、地球次元だからこそ体験できるお話です。

四季の移り変わりを何度も感じながら、時間をかけて身につけていく茶道の世界。
そこから見えてくる宇宙の悠久の時間。

儚いくらいに短い人生で、ご縁のあった家族や友人や師との出会いの大切さをしみじみと感じられる映画でした。

その余韻がまだ残っていて、心がザワザワする時は、樹木希林さんが演じた茶道の先生の佇まいを思い出すと心が整います。

最後まで役者としての道を全うして逝かれたのだと感じています。

何処の星へ帰って行かれたのかなぁ