おはようございます😊
今朝は、日の出前の雲がオレンジに輝いていて、写真も撮らずに、見惚れてました。
しばらくして日が登ったので、いつものように目を瞑って見ていたら、いつものように赤から赤紫になって、青紫に…
じつは先日の定休日、思いがけずというか、成り行きというか、大阪に行って太陽の塔の内部に入ったのですが、その時に見た太陽の塔の手の部分がライトアップされて、赤から赤紫になって、更に青紫に変化していました。
手の先端は、尖っているので、内部から見ると色の変化と共に中心に向かって吸い込まれそうな感覚になります。
これも太陽を見ながら目を瞑っている時と同じ感覚なので、不思議でした。
それよりなにより、朝は琵琶湖にある竹生島神社に向かっていたはずなのに、天候の悪化でフェリーが欠航になったことが分かって、突然大阪へ向かうことにしたので、その場に居ることも不思議といえば不思議。
自然の中にいるはずが、人間の創った建造物の中に居いるのですから。
でも、そんな疑問を吹き飛ばしてしまうほどの太陽の塔の圧倒的な存在感。
遠くから見ていると可愛いのに、近づくと神々しくさえ感じられます。
岡本太郎が、万博のテーマだった「進歩と調和」をぶち壊して、もっと根源的なイノチや祈りを表現したかったのが伝わってきます。
内部は、オモチャ箱のような世界感で生命の木が表現してあって、やっぱりこういうの大好きだなぁ。
公園内にある国立民族学博物館も面白くて、時間があったらゆっくり見たかったのですが、日帰りの予定だったので帰路を急ぎました。
帰り道、「ガイヤシンフォニー第3番」で星野道夫さんの友人であるシリア・ハンターさんがお話されていた言葉がふと浮かんで、確かに!
「人生とは、何かを計画している時起きてしまう別の出来事のこと」
☀️🌙☀️🌙
次の日の朝に当日のご予約をいただいたお客様は、今月の初めに竹生島へ行ってこられたということで、これまた偶然。
いろんなお話をお聞き出来て、行ってきたような気持ちになったのですが、私といえば前日のことが夢だったような感覚があって、往復10時間も車に乗っていたからかもしれませんが、身体がフワフワしていて、今日になってようやく落ち着いて振り返ることが出来ました。
お客様とお話した結論としては、竹生島神社へは行ける時が来たら行ける!
あの時は、太陽の塔だったということでしょう。
太陽の塔の内部には、「芸術は奇術である」という岡本太郎の言葉が書いてありました。