ジミーペイジ

2019-12-16 | ギター
No Quarter complete 1973 Led Zeppelin


ジミーペイジは昔からギタリストとして、またソングライターとして、
とても敬愛してきた。

あれだけたくさんの名曲を世に送り出して世界中の人たちを魅了し、後世に
語り継がれるような偉大なグループはなかなかいない。

自分自身、ギターを弾いたりオリジナルの曲も何曲か作ってきたけど、
ああいう聞く人の心に強い印象を与える曲やフレーズって、そう簡単には
作れるものではない。

世の中には数え切れないほどギターの上手い人はいる。
しかし、作曲とギターテクニックとは全くの別物でありギターをどんなに
練習しても、いい曲が作れるわけではない。

むしろ、テクニックにおぼれて作曲がおろそかになってるギタリストも
たくさんいる。
中にはギターをスポーツのように捉えてるのか、いかに速く弾くか、一小節
の中にどれだけ音を詰め込めるかを競っているように見える人もいるw
まあ、コピーだけに専念するのならそれでいいのだけれど。

自分自身もそうだけど速弾きができるようになってくると、不思議と
速く弾かなくてはならないというような強迫観念が出てくる。
速く弾いてないと、指が動かなくような恐怖感が無意識にあるのかも
しれない。

本来ならその曲の雰囲気に合ったギターソロを構築しなければならない
はずのに、無理やり超絶テクニックをひけらかすような違和感満載の
ギターソロが入った曲も世の中にはたくさんある。

その点、ジミーペイジのギターソロは本当に曲にマッチしているしメリハリや
抑揚も絶妙、まるで物語のような情緒溢れるギターソロを披露してくれて、
ついつい引き込まれてしまう。
もちろん曲自体も素晴らしいけどね。

昔特に衝撃を受けたのはライブでのノークオーターのギターソロ。
かなり長いギターソロだけど最後まで飽きさせることなく、とにかく
聞き入ってしまうし耳から離れないのだ。(6分くらいから)

コピーもして何度聞いたか分からないw

練られたものかアドリブなのは分からないがアドリブだとしたら本当に天才w

昔から「歌は心」とはいうけれど、やっぱり歌心がないといい曲は作れないと思う。
勢いだけでたまたま一曲だけいい曲ができても一発屋みたいに長くは続かない。

口惜しいが歌心は持って生まれた才能だろうね。

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