火薬アート

2011-05-29 | ART
2009_蔡國強10/16《遊走太魯閣》爆破創作 Taroko Gorge



最近はありきたりの絵というかアートではなかなか

注目されなくなったきた。


誰もやっていないアブノーマルな画法であったり、

描くときにもインパクトあるパフォーマンスが

必要だったりする。



ピカソやゴッホに憧れて似たようなタッチの絵を

普通に描いていてもなかなか本家を超えられないし、

基本的にピカソやゴッホは一人でいい。



昨夜のNHK「たけしアート☆ビート 特別編」を見ていたら

火薬アートなるものをやっていて驚いた。


ビートたけしが中国出身でニューヨーク在住の現代美術家、

蔡國強(ツァイ・グオチャン)氏を尋ね紹介。


「火薬画」という聞いたことのないジャンルの作品を創作

している芸術家でその創作風景を映していた。


文字どおり火薬で絵を描くわけだが、様々な火薬を

キャンバスの上に撒いて最後に着火する。


激しい火花と音を立てて火薬が燃えていくパフォーマンスも

面白いし、出来上がった絵も独特。



真面目な性格だった蔡國強氏も初めは自分の枠を破ることが

できず、ありきたりの絵を描く画家だったというが火薬と

出会うことによってブレイクスルーしたのだとか。
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