今日で最後

昨日も取引先の営業マン（４０）が癌で入院したという

話を聞かされた。



肺と肝臓に見つかったらしいが１年位前から体調が悪く、

ずっと通院していたにもかかわらずその病院では全く

気づかなかったらしい。


で、本人もとうとうおかしいと感じて先日他の病院で

検査して分かったとういう。



運命とは言え、こんな話を聞かされると病院もあまり

信用できないと痛感させられる。



この営業マンが今後どうなるかはまだ分からないものの

１年以上もおかしな治療を続けて癌が２ヶ所に見つかったと

聞くと、ちょっとマズイ状況かもと思わざるを得ない。



もっと早くに見つかっていたら治る確率も高かっただろうし、

これも医療ミスといえるのではなかろうか・・・。




それにしても病気であれ事故であれ、時々身近で人が

若くして亡くなる話を聞かされると、自分だけは長生き

すると思うのは間違いだと気づかされる。



普段、長生きすることを前提に生活設計を建てたり年金の

ことを考えたりして暮らしているわけだが、もう一方で

明日または１ヶ月後、１年後に死ぬかもしれないという

覚悟も必要になってくる。



神様は容赦なく連れていく時は連れていく。


心の準備も無いままに。





何事も引き際が肝心だから希望としてはあまり長生き

せず、ちょうどキリの良いところで美しく逝きたいものだ

けれど、コレばかりはきっと思った通りにならない

だろうねｗ。





で、どう生きるのが理想だろうか。


いろいろな本を読んだり偉い人の話を総合すると、共通

するのは仕事なり遊びなり「今日で最後」という気持ちで

事にあたることらしい。



常にこれで最後という気持ちで、何事も手を抜かずに

生きればいつ死んでも悔いはないと。


確かにその通りかもしれないが、この境地になるのは

凡人にはなかなか難しいだろうねw。