手間を掛ける

車好きという人種は、自分の車にコツコツと手を掛ければ

掛けるほどより一層愛着が湧いてきて、なかなか簡単に

手放せなくなる。



マニアにとって、買ったばかりのフルノーマル状態というのは

料理で言えば素材そのもの。


その素材をどう調理して美味しい料理をつくるかが腕の見せ所

でもあるｗ。



購入する車（素材）を選択する段階から出来上がった料理を

想像して、これならきっと美味しい料理ができると思える車を

購入しようとする。



タイヤ、ホイールに始まり、マフラーやらエアロパーツ

オーディオ、サスペンション等々、時間をかけてひとつひとつ

悩みながら選んで自分好みに仕上げていくのは楽しいもの。


信号で同じ車と並んでも、いろんな意味で負けたくないしｗ。



だから余程、逼迫した理由がない限り車検ごとに乗り換える

とか、ましてや１、２年で乗り換えるという人を理解できな

かったりするｗ。


初めから至れり尽くせり状態の、あまりいじり甲斐のない車も

ちょっとつまらない、ということになるｗ。




とにかく自分がその対象に費やした時間やエネルギーと愛着の

深さは比例するということ。



そしてこの「手間を掛ける」という行為は、趣味や物だけではなく

当然人間関係にも当てはまる。


友人、恋人、家族、職場、顧客といろいろあるけれど「手間を掛ける」

ほど、普通は絆が深まる。


ただ、一方通行ではだめだけど。