いろいろなアイデアが詰まった意欲的な三部作でした。
バルカンの夜明け三部作と同じく、
とても面白く見ることができました。
「ENTとしては…」という限定付きですが…
ロミュランの無人船を動かすシステムは、
テレパシーを使っていたのですね。
思考を読み取るBMIだけでは、
ちょっとSF的ではなかったか…
イーナーという亜種は、
突然の登場でビックリしました。
もの分かりがいいのか、悪いのか、
とんでもない「石頭」だと思ったら、
最後はとても理解的でした。
複雑な民族感情を
短い時間で表現し切れないのは仕方ないですね。
一話か二話くらいに、
伏線があったら良かったのに、と思いました。
ちょっと気になったのは、
イーナーの「平和主義」に対する見方です。
このエピソードのシチュエーションだと、
イーナーがかなりの「石頭」に見えましたので、
そんなに目立たなかったかもしれませんが、
「平和主義」「不戦主義」を即「石頭」と
決め付けてしまう筋書きには、
ちょっと危険なものを感じます。
これはENTに限ったことではなく、
どのドラマでもそうです。
「石頭」の「平和主義」ばかりじゃ、
ダイナミックな話にはなりません。
ドラマ制作上は難しい問題だと思います。
でも、少なくともTNGの頃には、
「戦うこと」と「戦わずに平和を求める」ことが
同等の価値として描かれていたと思います。
戦うことにのみ意義を見出すクリンゴンのウオーフと
ピカードやライカーの立場、考え方の対比が
そうした価値を浮き立たせていたように感じました。
エピソードの内容によって、ケース・バイ・ケースですが、
アメリカのドラマには往々にして
こういう筋書きが多いです。
「なぜお前は戦わないんだ」「戦わない奴は腰抜けだ」
みたいな感情を煽る設定です。
これを前面に出しちゃうと「宇宙空母ギャラクティカ」になっちゃいます。
スタートレックは違うんだぞ~というドラマを期待します。
ちょっと斜め読みし過ぎですかね…
全体的に面白かった中で、
その部分だけがちょっと気になってしまいました。
あとは、この三話で完全な主役をとったシュラン。
なんかかっこ良かったですよね。
昔の西部劇で、
主役を助けてかっこよく去っていくガンマンのようでもありました。
デグラのように死なせられなくて良かった。
残り少ないですが、このあとも出番あるかな…
それにしてもトリップとトゥポル。
いい加減はっきりせんかい!
バルカンの夜明け三部作と同じく、
とても面白く見ることができました。
「ENTとしては…」という限定付きですが…
ロミュランの無人船を動かすシステムは、
テレパシーを使っていたのですね。
思考を読み取るBMIだけでは、
ちょっとSF的ではなかったか…
イーナーという亜種は、
突然の登場でビックリしました。
もの分かりがいいのか、悪いのか、
とんでもない「石頭」だと思ったら、
最後はとても理解的でした。
複雑な民族感情を
短い時間で表現し切れないのは仕方ないですね。
一話か二話くらいに、
伏線があったら良かったのに、と思いました。
ちょっと気になったのは、
イーナーの「平和主義」に対する見方です。
このエピソードのシチュエーションだと、
イーナーがかなりの「石頭」に見えましたので、
そんなに目立たなかったかもしれませんが、
「平和主義」「不戦主義」を即「石頭」と
決め付けてしまう筋書きには、
ちょっと危険なものを感じます。
これはENTに限ったことではなく、
どのドラマでもそうです。
「石頭」の「平和主義」ばかりじゃ、
ダイナミックな話にはなりません。
ドラマ制作上は難しい問題だと思います。
でも、少なくともTNGの頃には、
「戦うこと」と「戦わずに平和を求める」ことが
同等の価値として描かれていたと思います。
戦うことにのみ意義を見出すクリンゴンのウオーフと
ピカードやライカーの立場、考え方の対比が
そうした価値を浮き立たせていたように感じました。
エピソードの内容によって、ケース・バイ・ケースですが、
アメリカのドラマには往々にして
こういう筋書きが多いです。
「なぜお前は戦わないんだ」「戦わない奴は腰抜けだ」
みたいな感情を煽る設定です。
これを前面に出しちゃうと「宇宙空母ギャラクティカ」になっちゃいます。
スタートレックは違うんだぞ~というドラマを期待します。
ちょっと斜め読みし過ぎですかね…
全体的に面白かった中で、
その部分だけがちょっと気になってしまいました。
あとは、この三話で完全な主役をとったシュラン。
なんかかっこ良かったですよね。
昔の西部劇で、
主役を助けてかっこよく去っていくガンマンのようでもありました。
デグラのように死なせられなくて良かった。
残り少ないですが、このあとも出番あるかな…
それにしてもトリップとトゥポル。
いい加減はっきりせんかい!