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#86亜量子転送

2006-07-15 16:10:19 | ENT
久々の1話完結でした。
続き物に慣れているせいか、
見る側のペース配分がうまくいきませんでした。
終わりがあっけなく感じてしまいました。
でも、これが普通のスタートレックなんだよなあ…

ストーリー的には、
「見たことある」という感想です。
転送事故で、長い間彷徨っているというのは、
チャーリーが登場した
TNGの「エンタープライズの面影」にもありました。
ジョーディーがチャーリーとの対面に感激するというのも、
トリップがエモリーを崇拝していたのと
何だかダブって見えました。

エモリーの息子はアーチャー船長と親友だったのですが、
その辺りが詳しく描かれていないので、
アーチャー船長がクルーを危険な目に合わせて
無理矢理この作戦を遂行しているように思えました。
(実際そうした)
艦を指揮する人間の取る行動ではなかったですね。
「犠牲をムダにはしない」という論理だけでは
ちょっと弱かった。

前3話が久々のヒットだっただけに、
「アーチャーの病気がまたでた」という気がして、
残念な感じがしました。

今後に期待できそうな流れを強いてあげれば、
それはやはりトリップとトゥポルの関係です。
トゥポルの病気が直って、
表情が少し柔らかくなった感じがしたのは
気のせいでしょうか。(メイクの雰囲気を変えたのかも)

2人の会話を聞いていると、
「あだち充」の漫画をみるような
もどかしさを感じます。
「はっきりせんかい!」と。
でも、白黒付けちゃったら、
そこでドラマ的には終わりですもんね。
最後まで引っ張るんだろうなあ…

最近はアーチャー船長より、
この2人が完全に主役級の働きをしてますよね。

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5 コメント

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Unknown (X^2)
2006-07-15 17:22:09
> 「犠牲をムダにはしない」という論理



この論理は、最も陥り易い罠ですね。ベトナムでもイラクでも、このパターンでアメリカは泥沼に嵌りました。StarTrek各シリーズの主役たちは、その時点でのアメリカの指導者像を体現しているという理論は、Archerに関してはぴったり当てはまっているようです。



> 2人の会話を聞いていると、

> 「はっきりせんかい!」と。



全くです。観ていて段々イライラしてきました。
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泥沼 (艦長)
2006-07-15 22:33:36
ドラマ自体も

アメリカと同じ泥沼にはまってますよね。

なかなかスタックから抜け出せない。



最近のエピソードみてると、

制作側も楽しんでないな、

と思ってしまいます。

作ってても辛かったのでは…と

想像します。



ワクワク感がまるでない感じです
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Unknown (モリー)
2006-07-16 00:47:16
仰るとおりワクワク感が感じられないですね。

なにか画面も暗いですし。

ヴァルカンのエピソードは明るい色合いでしたよね。



トゥポルとトリップの関係は今まで、かなりイライラして観ていました。今回の2人はいい感じがしました。ここから2人は再スタートなんじゃないですかね。でも、エピソードの中で比重が多い気がします。さりげなくエピソードの一部としてほしいです。
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同感です (艦長)
2006-07-16 17:58:37
おっしゃる通り

トゥポルとトリップの関係は

新しい段階に入った感じですよね。



2人の関係の比重が多いというのは

全く同感です。

ライカーとトロイとか

ウオーフとダックスとか、

キラとオドとか

職場内恋愛はこれまでにもありましたが、

今回の2人ほど比重は高くなかった

感じがしてます
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コメントどうも。 (iPodYourZ3)
2006-08-15 22:39:22
同じ時間だとどうしても英語の方が細かいニュアンスを伝えられるので、CCを見ていると吹き替え版では正確に分からない背景が分かって楽しめることがあります。



日本のドラマだとそこはコンテキストから判断せいって話になっちゃうのですが、原語が英語で撮られているのでどうしてもね。



トゥポルがトゥパウとの精神融合でパナー症候群が直り、キルシャラでバルカン哲学を再認識した今、状況は圧倒的にトリップ不利ですねえ。

このエピソードではトリップもサバサバしてトゥポルのことを諦めたように見えたし、この後もロミュラン船でマルコムに「俺とトゥポルはもう関係ないよ」とか言っときながら、先週のエピソードでは仕事が手に付かなくて転属を申し出る始末。。。



僕はシッパーなんでこのサブストーリーは楽しんで観てます。

今後の展開が楽しみっすね。
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