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屋上の観覧車

気の向くままに綴ります

スーパーグループ、再び

2006年11月20日 | Music
かつてビッグネームに在籍したミュージシャンが集結して結成されたバンドを「スーパーグループ」などと呼んでいますが、最近はこれといったバンドが見当たりませんね。

82年に結成されたASIA(エイジア)は、元キング・クリムゾン~U.K.のジョン・ウェットン(B)、元イエスのスティーヴ・ハウ(G)、元E.L.P.のカール・パーマー、元バグルス~イエスのジェフ・ダウンズ(Kbd)が結成した文字通り「プログレッシヴ・ロックのスーパーグループ」です。本家イエスやクリムゾンにも負けず劣らずのメンバーチェンジを繰り返し、「今週のエイジア、メンバーは誰がいるの?」といった有様でした。

それが今年に入ってから、オリジナルの最強メンバーでコンサートを再開。来年の3月には来日公演も行われるようです。あと5ヶ月間、メンバーチェンジや空中分解が無いことを祈るのみです(笑)。
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ここまでやるか!

2006年09月29日 | Music
お約束の曲展開、ツーバス全開の疾走感、歌い上げるvo.、そしてメロディックな光速ツインギター・・・・。(極一部の)日本人には堪らないだろうなぁ。

一応、イギリスのバンドのようですが、メンバーの出身国が南ア共和国、香港、イギリス、フランス、ウクライナの多国籍軍。香港出身のギタリストがリーダーのようで、ベタなバンド名も納得(笑)。

PVを見て驚きましたよ、これは!ソロのシーンになると、ギターがアップで挿入される構成には思わず笑ってしまいました。ブラッド・ギルス&ジェフ・ワトソン(Night Ranger)以来の衝撃ですかね。
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悟り・兄

2006年09月21日 | Music
ポストネオクラインストの元祖・サトリアーニが'87年に発表した2ndアルバム「Surfin with the alien」。所謂、彼の出世作ですね。これに収録されていた"Satch Boogie"はギターインストにもかかわらず、当時、MTV等で頻繁にPVがオンエアされていました。

ピッキングハーモニクスにアーミングを絡めたり、ピックを使った?ライトハンド など高度な技が多用されていますが、それにも増してブギーのリズムに乗ってギターが気持ち良く歌っています。

Ibanezが『イバニーズ』から『アイバニーズ』としてメジャーになったのも彼(とS.ヴァイ)がシグネイチャーモデルを使用していたからでしょうね。

近年はホントに悟りを開いたのか?スキンヘッドになってしまいました。
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♪Kick it all over♪

2006年09月15日 | Music
'80年代の後半、アメリカの音楽プロデューサーであるマイク・ヴァーニーが主宰したシュラプネルレコードから「粗製乱造」といっては失礼かもしれませんが、数多くのギターソロイストアルバムがリリースされました。

初期はネオクラシカル/パワーメタルフレーズを連発し、四天王と呼ばれたトニー・マカパイン、ポール・ギルバート、ヴィニー・ムーア、ディヴィッド・T・チャステインがそこそこの人気を博しましたが、'80年代末期になるとスティーヴ・ヴァイやジョー・サトリアーニ等の成功の影響を受けて、彼らに似たサウンドを出すギタリストがこれまた数多くデビューしました。

その中の一人がグレッグ・ハウ。1stアルバムにはベースで元TALAS~David Lee Roth~Mr.Bigのビリー・シーンが参加しています。ドラムスはシュラプネル系ギタリストアルバム御用達のアトマ・アナー。

単なるテクニックのひけらかしに終わらない彼の楽曲は、その心地好さがライトハンドやスウィープといった高度な技を効果的に織り込んだ流れるようなフレーズに顕れています。Track-3のBad racketは疾走感溢れるリズムセクションに固められ、泳ぐように弾き捲くっています。

'04年には櫻井哲夫(元カシオペア)のセッションに参加、日本国内でもステージに立っていたようで、その模様がDVDでリリースされています。動くグレッグがオフィシャルの形で見られるのは奇跡か?
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ジャパン"集金"ツアー

2006年08月22日 | Music
大阪城ホール4回、埼玉スーパーアリーナ1回、そしてなんと武道館8回!足を運ぶオーディエンスの多くは、レイラ(勿論、アコースティックバージョン)やティアーズインヘヴンを期待しているのでしょうか?(苦笑)

しかも、昨年発表のアルバムに参加したスティーヴ・ガッド(ds)、ネイザン・イースト(b)、ビリー・プレストン(key)など凄腕プレイヤー達は来日しないというおまけつきです。デイヴ・ローゼンサル(key)&チャック・バーギ(ds)の元レインボー組を従え来日するビリージョエルの方がまだ見所があるのかも(笑)。

リアルタイムではないのですが、この人が興味の対象外になったのはストラト一本槍になった頃かなぁ。レス・ポール、SG、ES-335、エクスプローラーといったギブソン系を弾いていたあたりは、自分の胸にも訴えるものがあったように思えます。歪みの少ないエレクトリックサウンドにはどうも馴染めないようです。
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暑い夏にはラテン

2006年08月18日 | Music
ミュージック・・・・と言っても、レゲエやスカ、ボサノバではちょっと軽すぎる。「じゃぁ、サンタナか?」となるところなんですが、崇高なラテン魂が重過ぎ。ギブソンSGやヤマハSGを弾いていた頃はいいんですけどね。

こんな時はエレクトリックとアコースティックの割合が程よいアル・ディメオラの出番となるワケです。エレもアコも強烈な速弾きで、そのテクニックはHR/HM系ギタリストからも一目置かれていました。勿論、楽曲も絶品です。

最もエレクトリック寄りだった「Elegant Gypsy」のジャケットで、彼が抱えているエボニーのレス・ポール・カスタムにはフロントにディマジオのデュアルサウンド、リアには同スーパーディストーション。トーンコントロールのつまみを取り払ってトグルスィッチまでも取り付けられています。カールトンやリトナー等、ES-335が全盛だった?'77年当時、フュージョンギタリストとしては、異質の存在です。

このアルバムでのレコーディングメンバーも強烈な布陣。ヤン・ハマー(kbd.)、スティーブ・ガッド(ds.)、レニー・ホワイト(ds.)、アンソニー・ジャクソン(b.)他。また、Truck-3ではパコ・デ・ルシア(g.)も参加しています。Truck-1でのヤン・ハマーとのギターVSキーボードバトル、Truck-4では単音ミュート+キーボード+ベースの高速ユニゾンで夏の暑さも吹き飛ぶことでしょう。
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暑い夏には北欧

2006年08月09日 | Music
メタルで涼む・・・あまりの予定調和とイモっぽさで背筋が凍ることもありますが、ついつい熱くなってしまう自分自身に笑ってしまいます(いい意味で)。

"Howl in the sky" Biscaya
「深紫の影響を強く受けた・・・」が常套句。アルバム一枚で姿を消した幻のバンドでした。日本人の琴線に触れる様式美溢れる曲構成、クラシカルなギターとキーボードの掛け合い、ザクザク(と言ってもスラッシュメタルのそれとは異なります)と刻むリフにシンクロするツーバス。ここまでやられては日本のリスナーにウケない筈がありませんね。

"Scream of anger" Europe
"Final count down(3rdアルバム収録)"でメジャーになってしまった彼らですが、kbd.プレイヤーがいなかった2ndまではジョン・ノーラムのギターが前面に出たハードなナンバーも演っていました。Europe最速チューンですね。

"Child of the night" 220 Volt
「これ、虹の"Spotlight kid"ですよね?」ってな声が聞こえてきそうですが、北欧にも極東の地と同じような様式系に入れ込んでいるファンが存在する証明でしょうか?なんだか微笑ましいですね。

"Dark lady forest" Proud
リッチーサウンドそのままのギターソロ前半は飛ばし捲くりですが、後半は力尽きたようで・・・(苦笑)。彼らもアルバム一枚で姿を消しました。北欧らしく、メンバーの中には「金髪+髭+眼鏡」の王道もいます。

"Look in your eyes" Madison
後にジョン・ノーラム(ex.Europe)のソロやイングヴェイのバンドでも活躍するヨラン・エドマンの鼻に掛かったVo.が光ります。アンダース・カールソン&ミカエル・マイリネンのツインリード(のどちらか)は、アルバム発表の'86年当時ではまだ珍しかったであろうスゥィープ奏法を聞かせてくれます。彼らはフェルナンデスのエンドースを受けていました。

"The hands of time" Stratovarius
ギターのティモ・トルキがVo.を兼任していた初期の傑作。様式系kbd.で幕を開け、ファスト&ドラマチックな展開、クラシカルなギターソロ、B級感溢れるVo.等、北欧メタルの魅力を凝縮した一曲です。ラジオでこの曲を耳にした際は、Biscayaの"Howl in the sky"以来の衝撃が突き抜けました。
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私的ベスト盤 Van Halen 編

2006年08月07日 | Music
オフィシャルの「Best of Van Halen, Vol.1」収録曲は以下の通り。まぁ、誰もが知っている当たり障りのない選曲ですねぇ。一曲目にEruptionを持って来たところは評価しますが・・・。

1. Eruption
2. Ain't Talkin' 'Bout Love
3. Runnin' With the Devil
4. Dance the Night Away
5. And the Cradle Will Rock...
6. Unchained
7. Jump
8. Panama
9. Why Can't This Be Love
10. Dreams
11. When It's Love
12. Poundcake
13. Right Now
14. Can't Stop Lovin' You
15. Humans Being
16. Can't Get This Stuff No More
17. Me Wise Magic

で、こちらは私的ベスト盤の選曲です。

1. Runnin' With the Devil
ロックギターに革命を起こした2.への序章といった位置付けですが、シンプルなリフが凄みを増します。管理人がV.H.で唯一コピーできた出来た曲です。

2. Eruption
この曲を聴いていないロックギタリストはいるのでしょうか?聴きどころは言わずもがなライトハンド奏法。最近はタピングなんて呼ぶらしいですが、我々の世代は何は無くともライトハンド・・・。これ以外にも、ハミングバード奏法や印象的なアームダウン&アップ。聴きどころ満載です。

3. Dance the Night Away
ギターの音色が西海岸風で「やっぱりアメリカのバンドだよなぁ」と感じさせてくれます。コーラスも秀逸。

4. Somebody get me a doctor

5. Mean Street
イントロのギター、どうやって弾いているの?ライブビデオで確認しましたが、A.ホールズワースっぽいテクニックを駆使していました。邪悪な雰囲気のデイブも◎

6. Unchained
ワイルドなコーラスと印象的なリフ。アーミングとトリルを絡めてギターソロは比較的短くまとめられています。ライブのPVがあったと記憶しています。

7. Hang 'Em High
疾走感溢れるリフと吐き捨てるようなデイブのVo.が心地好いナンバー。ギターソロ後半からアレックスがツーバスを刻むパートはドライブ感が更に増します!意外と知られていない曲ですね。

8. Jump
「"バン"・へイレン?あっ、ジャンプの人だよね。(これと同じパターンで「イエス?あっ、ロンリーハートの人だよね。」というのもあります)笑」でお馴染みのこの曲。キーボードのリフがあまりにも有名になってしまいましたが、ギターソロにはエディーのテクが満載です。

9. Hot For Teacher
生徒の前で水着の女性教師が踊り捲くるPVが印象的だったこの曲。ツーバスで疾走感も有り、二段構成のギターソロも弾き捲くりです。

10. Why Can't This Be Love
"Van Hager"で最初のPV(しかもライブVer.)になりました。ライブではエディはkbd.に専念。ギターソロはサミーが担当していました。

11. Get Up
サミー&アレックス全開の血管ブチギレナンバー。メンバーチェンジで「このテの曲はやらないのでは?」と不安でしたが、一安心しました。ギターソロは全編ライトハンド。ライブではストライプペイントのスタインバーガーを弾いていました。

12. Source of Infection
イントロからいきなりライトハンド。そしてツーバスで突っ走ります。ギターソロ導入部でサミーとアームを使ったエディーの掛け合いが面白いですね。

13. Best of Both Worlds
ファストナンバーが二曲続いたところで、エンディングはクールダウンにぴったりのミドルテンポなこの曲で〆ます。

結局、バラード系は皆無、ギター全開!系の曲が多くを占めてしまいました。Van Halenですからね(笑)。
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