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TAMAの日記

青春18きっぷで和歌山へ③紀州鉄道に乗る(娘の🚗の話も)

4月12日(水)

こんばんは。

9日の日曜日、娘の🚗がディーラーから納車された。

その日、私は仕事で引き渡しに立ち合えなかったが、
早速その車に妻を乗せ、娘が近江八幡の実家に
やって来たので、私も実家に帰宅後、娘とすぐに
ドライブ(晩飯の買い出し)へ出かけた。


クラウン・・・では勿論なく、ダイハツの
ミラ・イースという軽中古車が娘の初🚗

親に似てガタイの大きい娘なので、せめて
ムーブ・キャンバスでも買ったらどうかと
アドバイスしたが、人気車種だけあって
手頃な価格の🚗が無かったらしい。

走行距離こそ6万キロ走っているが、
「パッと見」まるで新車のように綺麗な
このミラ・イースを一目見て気に入り、
50万円そこそこで買ったとのこと。

滋賀ダイハツの中古車だから、品質も
今後のメンテナンスもおそらく
大丈夫だろう。

それにしても・・・

私と違って、堅実な娘だ(笑)


長らくペーパードライバーだった娘の運転は
正直、危なっかしい

しかし・・・恐怖よりも

隣りで娘が車を運転している

そして・・・

娘が運転する車に今、自分が乗っている

この現実に、より大きな感慨を覚えていた。


もう娘も26なんだよな・・・


ふと・・・

先日、妻が

「早く孫の顔が見たい」

と言っていたのを思い出した。

「もうじき30なのに、結婚はどうなんだ

親から責められて、苦しんでいたはずの
妻が、自分が親の立場になった途端に
コレを言い出したのでビックリした。

私には、娘が結婚して子供を産む姿が
全く想像出来ないのだが・・・さて

そんな日は本当にやって来るのだろうか?

それだけは、やって来て欲しくないような・・・


青春18きっぷは、あと一回分を残して
失効した。

元は取っているが、今回は特急列車も
多用したので、お得感は正直それ程では
ない。

でも・・・

行ったことも乗ったこともない、土地も
鉄道も今回、訪れることが出来たので、
もちろん買って後悔はしていない。

その目的地の一つが

「紀州鉄道」

和歌山県御坊市内を走る、全長僅か2.7キロ
日本一のミニ鉄道として有名だ。

実質、ある不動産会社が鉄道会社としての
信用度を獲得する目的で、廃止寸前だった
御坊臨海鉄道を買い取り運営している。



(御坊市内の川にいた錦鯉)



3月26日(日)


この日は朝から☔️

「乗り鉄」に徹するなら雨も関係ないが、
「撮り鉄」だと、そうはいかない。

しばらくホテルで雨が止むのを待ったが、
止む気配もないので、仕方なく
チェックアウト。

宿泊したビジホのすぐ脇に、紀州鉄道の
線路と踏切があるので、列車が近づく
時間を見計らって、ギリギリに外へ
出た。

雨が降りしきる中、しばらく待つと
警報機が鳴り出し、やがて御坊駅から


単行の気動車が「のっそり」と、実に
ゆっくりとしたスピードで近づいてきた。



カーブを曲がり切ると、


ようやく少し本気を出して列車は
走り去って行ったが、その間は傘も
ささずに立っていたので、着ていた
ヤッケがどっぷり濡れた。


御坊駅前のローソンで朝昼飯を調達して、
次の列車が来るまでの間、待合室で朝食の
サンドイッチを頬張る。

基本、紀州鉄道の列車は終日一両が
行ったり来たりするだけなので、
おのずと本数は限られているが、
JRとの接続は考慮されている。

JR御坊駅は御坊の中心部から外れた
場所にあり、紀州鉄道にはJRの駅と
市街地を結ぶ役割もあるからだ。

実際、折り返して来た気動車には、
数人だが乗客もいる。


やがて、新大阪行きの「パンダくろしお」が
やって来て、多くの客が御坊駅から乗車した。

そして・・・

私もいよいよ、初の「紀州鉄道」に乗車する。


まず乗って驚いたのは、運賃の安さ‼️

距離が短いから当然と言えば当然なのだが、
御坊~西御坊でも¥180

乗客のほとんどは、次の「学問」駅で
下車して行ったが、そこまでだと
¥150だ。

路線は短いとは言え、歩くには微妙に遠い
距離なので、この運賃なら紀州鉄道に乗る
選択はアリだろう。

途中の紀伊御坊駅が事務所や車庫のある
拠点駅だが、一旦終点まで乗り通す。



昔は、ここから


日高川まで線路が伸びていたが
廃止となり、現在は


この有様・・・

朝方はすぐに折り返すダイヤのため、
写真を撮って再び列車に乗り


紀伊御坊駅で下車した。

ここは、紀州鉄道の鉄道部事務所と
車庫があり、有人駅だが運賃は
他の駅同様、車内で精算する。


待合室にはソファやサイン色紙なども
置かれ、切符やグッズも購入できるので


御坊までの切符と、道成寺まで行って
何も買わなかったので、安珍が隠れた
釣鐘をモチーフにした記念切符を
購入した。


雨もこやみになったので、駅の外を
見て回る。


昔、紀州鉄道を走っていた元大分交通の
キハ600形が、集会所か何かに活用
される形で保存されていた。


現在、紀州鉄道を走っているのは
元信楽高原鐵道のレールバスだが
私的には、紀州鉄道と言えば未だに


この気動車のイメージなんだよね。

これが走ってる時に来たかったなと
つくづく思う。

次の予定もあるので、再び列車で
御坊に戻り、JRで藤並へ向かった。

=つづく=




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