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TAMAの日記

日牟禮八幡宮へ行ってきました。

3月4日(金)

おはようございます。

今朝の近江八幡は快晴 気温1℃。


隣家の屋根が霜で真っ白になっている。


本当は3月3日の記事を書いていたのだが、いつの間にか寝落ちしてしまい、気がついたら朝になっていた。

という事で、朝の挨拶に書きかえて、ここからは昨日の話。



世間一般に3月3日は「ひな祭り」の日だが、我が家は娘が帰省する3月9日に行う予定なので、
家では特別なことを何一つやらなかった。

とは言え、やはり気分だけでも少しは味わいたい。

今日は朝からお袋に来客があるので朝8時に家を出て、まず向かったのは


近江の守護神で「近江八幡」の市名の由来でもある

「日牟禮八幡宮」

ここへお詣りに行き、その後は旧近江商人屋敷に展示されているお雛様を見学に行った。



古くから近江商人の守護神として崇敬を集め、慶長5年(1600)には徳川家康が武運長久を祈願したとも
伝えられている。

私にとって、日牟禮八幡宮は最強のパワースポット。

お賽銭を奮発して、世界平和と厄除けを強く祈願した。



日牟禮八幡宮に来たら必ず見に行くのが、八幡商人の代表的人物「西村太郎右衛門」が奉納した絵馬

「安南渡海船額」(国の重要文化財)

西村太郎右衛門は20歳の時に御朱印船で安南(ベトナム)に渡り、貿易で財を成した。

しかし25年後に帰国すると、世は鎖国の時代。

上陸を許されなかった西村太郎右衛門は、長崎の絵師にこの絵馬を描かせて郷里の宮に奉納した後、
再び戻った安南で生涯を閉じた。

この絵馬にも「悲劇の商人 西川太郎右衛門」の強い望郷の念を感じる。


もうまもなくすると、日牟禮八幡宮の2大火祭りの一つ

「左義長まつり」

の日がやって来る。


今年は3月12日(土)13日(日)の日程で開催されるが、コロナ禍でもあるので祭り見物の自粛が
日牟禮八幡宮から呼びかけられている。
(屋台もなし)

織田信長の派手な気性が由来とも言われる奇祭。

宮の前に並べられた色とりどりの山車が炎に包まれ、本来ならこの広場に多くの見物客が詰めかけて
盛大に賑わうはずも、信長の想いとは裏腹に今年も寂しい祭りとなりそうだ。

日牟禮八幡宮公式サイト


次の訪問先、旧近江商人屋敷が開く9時まで時間があるので、それまで八幡堀をぶらつく。



現在、春の行楽期を前に八幡堀の浚渫と、ライトアップ工事が進められている。

立て看板には通行止めとあったので、やむなく表通りに歩きかけたが

「どうぞ、お堀を歩いてください」

現場の作業員さんの計らいで、八幡堀を歩くことができた。


ライトアップされた夜の八幡堀も、iPhone Proなら綺麗に撮れるだろう。

またその時には見に行きたいと思う。



堀から上がり


ロート製薬の前に「メンソレータム」を製造販売していた、「近江兄弟社」前を一筋歩くと 


旧近江商人屋敷が立ち並ぶ「新町通り」に出る。

現在


西川庄六邸が修繕工事中のため、現在の新町通りは少々風情に欠ける面もあるが、古民家を維持する為には
必要な作業であり仕方がない。

工事が終われば


(去年撮影)
再び、八幡商人の栄華が偲ばれる新町通りへと戻るだろう。


立派な「うだつ」の上がる旧西川家住宅の中へ、「うだつ」の上がらない男が入る。

蚊帳と畳表で財を成した「西川利右衛門」の旧屋敷が近江八幡市に寄贈されて
現在は歴史資料館として一般に開放されている。

入館料は¥300   

他の資料館にも入れるお得な共通券もあるが、今回は単独券を購入した。

本当は豪商の家に代々受け継がれてきた、素晴らしい雛飾りの数々を紹介したかったが、 
写真撮影自体はOKながら、SNSへの投稿は禁止とのことなので


こちらのパンフレットに載る小さな写真で見ていただくしかない。

他の施設でもお雛様を見ることが出来るが、旧西川家住宅にもお雛様はところ狭しと飾ってあるので、
ここだけ訪れても見応えは十分にある。


近江八幡観光物産協会


再び八幡堀に戻り、今度は


「白雲橋」から東に歩いて突き当たりまで進むと、次の目的地


「かわらミュージアム」は目の前


近江八幡の特産品「八幡瓦」を展示する近江八幡市の施設だ。

ここに来たのは


休暇村 近江八幡でもらった、このリーフレットの写真展を見学する為だ。

今日、日牟禮八幡宮に来た本当の理由でもある(笑)


ここは写真撮影がOKなので、遠慮なく紹介できる。



ドクターイエローとガチャコンの奇跡的出会い。

私も何回か撮りに行ったことのある、近江鉄道万葉あかね線の 平田~市辺 の写真も多く展示されていたが、
やはりプロが撮ると、当たり前だがこうも違うのか・・・

良い写真が多くて大変満足したが、特に気に入ったのは


こちらの作品。

この写真家さんは、アメブロの方でほぼ毎日情報発信もされているようなので、


興味のある方は、こちらのQRコードからどうぞ。





近江八幡市かわらミュージアムご案内



皆さんの参考になれば幸いです。


=追伸=

前回アップした平和堂の記事で、引用したYouTube動画が削除されて
改めて平和堂公式チャンネルから、より詳しい動画がアップされましたので
一部修正しました。 
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