イキガミ 2011-06-15 | movie ありえない設定ながら感情移入できる作品でした。 みんながどこかで思っている社会の当たり前のルールに対する 本当にこれでいいのか?という疑問。 本来はこうあるべきでないのでは。という疑惑。 どうにもできないスケールの大きさ そこから込み上げる憤り、イライラ感に リアルさを感じ、共感しました。 このイライラを認識するだけではなく どうにかスッキリさせれるように過ごしたいと感じました。 自分もイキガミが届かない年齢になってしまったので。。。
ぐるりのこと。 2009-04-08 | movie 期が変わり、一瞬の休息。 久しぶりのDVDを楽しみました。 リリー・フランキー、木村多江さん主演。 淡々と過ぎ行く夫婦の10年間を その淡々と感じるスピード感を表現しながら ストーリーが展開していくという内容でした。 生活の中での心の動きが 何とも言えず自然に表現されていて とても素敵な映画でした。
明日への遺言 2008-03-12 | movie 事実に基づいた情報で作られた映画。 過剰な演出は一切なく 現実はそうなんだろうけども やや表現に物足りなさを感じました。 そして不覚にも 映画館でウトウトしてしまいました。 それにしても母べぇに続き 入った映画館には サユリスト世代の方々ばかり。 次は違ったジャンルにも 挑戦してみようか。
母べえ 2008-02-05 | movie 戦争反対を唱える夫が逮捕されて 残された“母べえ”とふたりの娘が それでも明るく、懸命に生きていく。 そんなストーリーです。 最後の最後のシーン。 母べえがハッキリしゃべれないため 娘に耳打ちで伝えるシーン。 声にでない台詞で感動して涙してしまいました。 今この時に 大事なもの、必要なもの。 ”タイミング”の違いによって 人生は変わっていきます。 タイミングは勝手にやってくるもので どうにも変えられないことですが。
マリア 2007-12-15 | movie 夕方に映画館近くを通りかかり 何か見て帰るかなと思いたち マリアを見てきました。 今まで語られることがなかったらしい イエス・キリスト誕生までの 母マリアと夫ヨセフの物語となっております。 何でも聖書や有識者の話を参考に 忠実に再現されているそうです。 2時間に納まりきらなかったのか ヨハネのことやら 神のことやら 生まれた後のことやら 疑問点がたくさんな内容でした。 聖書を読む気には慣れないけど 世界のいろんな国の人が信仰している キリスト教ってどんなんなんやろ。 って思ってる方はどうぞ。 平日の19時という何とも中途半端な時間だからか 私を含め映画館は5人。 前に一人もいないし贅沢でした。
ALWAYS 続・三丁目の夕日 2007-11-07 | movie 2年ぶりくらいに 映画館で映画を見ました。 やっぱり ノートパソコンで見るのとは 全然違います。 前回のALWAYSでは 昭和の良さ、アツさみたいなものに 感動しました。 今回は 現実は変化していくこと それを受け入れること 責任感をもつこと 大事なことを確認した そんな気持ちになりました。 真っ直ぐにがんばる。
それでもボクはやってない 2007-09-09 | movie 監督が痴漢冤罪事件を取材して 練り上げた物語だそうで 細部まで綿密にリアルな展開、だそうです。 これがリアルなんだ とショックを受ける作品です。 そういうものなんだろうと 頭でわかってても やっぱりショックでした。
Les Choristes 2007-08-31 | movie 親をなくした子どもや 素行が悪い子どもが 集団生活する寄宿舎でつくられた 合唱団のお話。 上の説明でも想像ついてしまいそうな シンプルな構成ですが もう一度見たくなるような いい映画でした。 無駄のなさ さりげない結末は フランス映画の特徴なのでしょうか。
ある子供 2007-08-30 | movie 20歳の少年と18歳の少女 2人の子どもが子どもを産んで親になる。 少女は母性に目覚め大人へと成長していくが 主人公の少年は何も変わらず。 そんな主人公の人生の転機を描いた作品。 ドキュメンタリーのような撮り方が特徴で 音楽、過剰な演出、説明的なセリフがなく 淡々とストーリーが展開されます。 それが余計リアルに 息づかいまで伝わるように 映し出されていました。
幸福な食卓 2007-08-07 | movie 第26回吉川英治文学新人賞を受賞した 瀬尾まいこさんの小説を映画化。 ご覧の通り家族モノです。 家庭崩壊からその再生まで。 人ひとりの儚さと 家族という存在の不思議な力が 美しく表現されています。 小さな映画ですが 奥ゆかしいです。